北海道モデラーズエキシビジョン2016に行ってきた その②MMD編

もうすでに1週間が経ちますが、7月30日~31日に北海道モデラーズエキシビジョン2016にに行ってきました。ようやくカメラから画像をDLしたので、記録としてまとめておきます。
まずは所属クラブ、MMDの力作たちのほんの一部。
Cimg0423


Cimg0424


Cimg0429


Cimg0431


Cimg0432


Cimg0392

皆さん、相変わらずのウデ。今回も、いろんなテクを学んで帰りましたよ。酒を飲みながらですが(笑)。

ところで、2016年、MMDは結成10周年を迎えます。そこで、クラブ単独で展示会を実施することになりました。道外ゲストである私が参加出来るかどうかは分かりませんが、これまでの歴史が反映された、力作の数々が集まります。皆さん、今から完成品の運搬に悩んでます。北海道のモデラーさんは、ぜひともお越しください。


Mmd_2


| | Comments (0) | TrackBack (0)

北海道モデラーズエキシビジョン2016に行ってきた その①個人的お気に入り編

2016年も北海道モデラーズエキシビジョンに参加してきました。アートボックス関係のライターさんも多くいらっしゃる本イベント、今年もあらゆる分野で多くの素晴らしい作品が集まりました。備忘録として、その一部をうpしておきます。
Cimg0414


Cimg0416

Cimg0406

Cimg0408_2
サッポロファクトリーのアトリウムに展示された、monaco氏の1/32の現用機たち。自然光が当たった機体は、スケールエヴィエーション誌のグラビアを思わせる雰囲気を放ちます。何枚写真を撮っても撮り足りませんでした。
その他、今回は個人的にキャラものに注目してみました。どれもスゴイです。

Cimg0385_3


Cimg0386_2


Cimg0390_2


Cimg0434_3


Cimg0439_2


Cimg0445_2


Cimg0447_2


Cimg0448_2

暑さのせいか、またすぐ北海道へ行きたくなる今日この頃。イベントも満載なので、来年が今から楽しみです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<戦う、勝つ、生きる 4年で3度のJ制覇。サンフレッチェ広島、奇跡の真相>

2ステージ制とチャンピオンシップ導入により、シーズン全体の盛り上がりが危惧された2015年のJリーグ。そんななか、サンフレッチェ広島はチャンピオンシップでクラブ史に残る逆転劇をやってのけ、リーグ全体の盛り上げに貢献した。4年で3回のリーグ優勝を成し遂げたサンフレッチェだが、それは多くの危機を乗り越えてこそのことだった。本書は2013年の連覇後からのチームの変遷を追い、いかにサンフレッチェが勝利を掴んできたかを明かす。

サンフレッチェの番記者ともいえる著者の、2014-2015シーズンのサンフレッチェ広島のノンフィクションである。チャンピオンチームなのに「ACLとカップ戦は手抜き」「引きこもりサッカー」と批判されることも多い広島だが、それはJ2に降格し、実質経営破たんした経験のあるチームゆえの、冷徹な方針なのだ。そしてそれは、主力を引き抜かれても、成績が極端に落ちない結果にも結びついている。本書はぶれないことの大切さを強調する。
もう一つ、本書で強調されているのは、ACL参戦のつらさだ。面積的も政治的にも幅が広いアジア地域ゆえ、ハンパない移動距離と、アウェイの悪環境がチームを消耗させる。チームに帯同する著者の体験が、ACLの過酷さを読者に追体験させてくれる。
やや情緒的な文章ではあるが、それゆえに情熱が伝わってくる。そんな「サンフレッチェ戦記」だ。

初版2016/02 ソル・メディア/ソフトカバー

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<ダーウィンの覗き穴――性的器官はいかに進化したか>

生物の進化はどの生物も、どの器官も興味深いが、とりわけ交尾と性器に関わる研究は深淵だ。ヘラやトゲがついた性器。哺乳類の交尾が至極単純明快に思える昆虫たちの交尾。交尾前と交尾後の生物の行動。いずれも、研究者たちのときに異常ともおもえる情熱によって、謎が明かされてきた。本書は、驚きにあふれた生物の交尾と性器の謎を解決する。

「人のセックスを笑うな」という映画があったが、同じ人類の他人のセックスさえ謎なのに、他の生物の交尾に謎が溢れているのは当然といえば当然である。人々の興味はひくが、かといって表だって研究の専攻にするには倫理上、ためらいがある。しかし、その謎も多くの研究者たちの情熱により、明らかになりつつある。本書には、ときに残酷にも思える性器と交尾にまつわる最新研究の成果が満載だが、それも進化の現在地に間違いなく、自然環境の中で必要事項なのだ。本書を読むと、昆虫から哺乳類まで、幅が広いようで共通事項が多くある意外な事実に気づかされる。楽しく読める科学書だ。

初版/2016/01 早川書房/ソフトカバー

| | Comments (0) | TrackBack (0)

佐世保サマーフェスタ2016に行ってきた

2016年前半は熊本地震の影響で、駐屯地祭など、自衛隊関係のイベントの中止が相次ぎました。おかげでちょっとミリタリー成分が不足気味。そこに、佐世保サマーフェスタで、今年度で退役の護衛艦<くらま>が一般公開されるとの報。なので、猛暑真っ盛りですが、佐世保港まで行ってきました。

Dsc_9688


Dsc_9706


Dsc_9726


Dsc_9773


Dsc_9731

Dsc_9754
くらまの現役生活は36年間。背負い式の前甲板の砲塔、長い後方のヘリコプター甲板と特徴ある船型は、長く海自のシンボルであり続けました。昨年の観艦式では、首相の乗艦となった<くらま>。36年間の軌跡のその先、後継艦はどんな新しい任務をこなすことになるのでしょうか。


その近くには、ミサイル艇<はくたか>。
Dsc_9672


Dsc_9798


Dsc_9813


Dsc_9823


Dsc_9825

個人的に大好きな<しらたか>。実際に乗艦すると、狭いです。機関長のレクでは「海保の巡視艇と比べると、こっちはアルミ製船体であっちはスチール製。こっちはガソリンエンジンのウォータージェットで、あっちはディーゼルエンジンのウォータージェット。こっちの方が金かかってます」と自慢してました。
んで、海保の巡視艇<ちくし>にも乗船。

Dsc_9833


Dsc_9831


Dsc_9836


Dsc_9862
やたらと挑発してくる中国のおかげで、大忙しの海上保安庁。この武装を使う日がくるのか、と思うと複雑です。ブリッジには、追加装備だと思われるカメラとアンテナ群。多様な任務への対応、たいへんそうです。

ここらへんで、暑さでまいりそうだったのでフィニッシュ。いいものを見せてもらい、最高の休日だったはずが、自宅近くの駅に戻ると、夕立というには激し過ぎる雨。コンビニで傘買って帰りましたが、ビショビショでした。ついてない今日この頃です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<外人部隊125の真実>

日本人も複数所属していることで有名なフランス外人部隊。フランスに有事があった際、常に最前線に配置され、実戦投入されている。勇猛果敢な部隊の様子はいくつかの著作やネットで漏れ伝わってくるが、組織とそこに所属する部隊兵としての外人部隊の実態とはどんなものか。17年在隊した日本人上級伍長が短い125のコラムで明かしていく。

先に書いたように、本書は戦闘記録ではない。いわば、日本人のためのフランス外人部隊の”案内書”だ。入隊にあたって、必要な書類といった事務的なもの、フランス外人部隊が何を重視し入隊選抜をするかといった精神的なものからはじまり、所属部隊にどのような国の人間がいるか、部隊でどのように振る舞えばいいかなど、事細かに記してある。まるで就職ガイダンスであるが、そのぶん、平時の外人部隊の様子が伝わってくる。
本書を読んで一番印象的なのは、とにかく「フランス語を勉強しろ!」ということである。日本人が何を外国人にバカにされるのかといえば、言葉らしい。著者があまり高く評価していない東欧出身の連中でさえ、2か国語がしゃべれるのは当たり前。こっちまで「第2外国語、今からでも身につけるか」と思わされる。

初版2016/03 並木書房/ソフトカバー

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<未確認動物UMAを科学する モンスターはなぜ目撃され続けるのか>

ビッグフット、イエティ、ネッシー、モケーレ・ムベンベ。世界中でファン?を持つUMA(未確認生物)である。本書はこの代表的なUMAの起源から、どのようにして「噂」が広まり、発見のための捜索が行われるようになったか、詳細に記し、いずれも捏造であることを明らかにする。そして人々はなぜ、UMAに魅了されるのかを解読していく。

私もUMAが大好きである。数多い出版物を読んで、その全てが捏造と結論が出ていたとしても。UMAそのものはおそらく存在しないにしても、それを巡る人物の物語や民俗学、生物学的なアプローチが興味深いからだ。
UMA関連本を読み漁った過去があっても本書が新鮮なのは、海外の著者の解説本だからだろう。著者は代表的なUMAは1933年公開の映画「キングコング」の影響があるとする。キングコングと、画面に登場した先史時代の巨大生物たちが、大衆に大きな印象を植え付けた。そのころちょうど学校教育が普及し、科学的アプローチが貴族と学者のものだけではなくなっていた。エンターテインメントと科学的アプローチが結びつき、科学とオカルト両方の要素をもつ”学問”が生まれたとの著者の分析は鋭い。
UMA研究書の決定版となる一冊である。

初版2016/05 化学同人/ハードカバー

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛>

2016年は「サイクス=ピコ協定」の締結より100年経過した、節目の年である。オスマン帝国の崩壊後の国境線をフランスとイギリスで定めたこの協定は、当時の民族分布を無視した領土分割で、現在の混乱した中東情勢を招いた元凶の1つとされている。それは果たして真実か?本書はそれを解説していく。

結論からいうと、著者はオスマン帝国下の中東は国境線がはっきり引けるほど民族・部族は別れて暮らしておらず、無理矢理な線引きが民族や宗派を引き裂いたわけではない、ということだ。また、単一の「アラブ国」を築けるほどの”意識”を地域の部族長たちが持っていたわけではないようである。いままで、大国のエゴがアラブ世界の混乱の一因だと思っていたが、そうである面と、もっと前からの因縁である面を整理できる、貴重な解説を提供してくれる本である。
「人類全体としての歴史を変えたのは第2次世界大戦ではなく、第1次世界大戦である」と、つくづく感じさせてくれる本でもある。近代の転回点をもっと勉強すべきだな、と個人的に思わせてくれる本でもあった。


初版2016/06 新潮社/新潮選書

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<クロニスタ 戦争人類学者>

人類が個々人の認知や感情を共有する“自己相"が普及した社会。社会的規範や価値観も共有することにより、いわば人類の脳を”1つの個”としてまとめ、紛争をなくすことを目指し、人類は可塑神経網作成ナノマシンを脳内に構築した。
だがそれは、自己相での管理を嫌う民族や個人との軋轢を生みだした。共和制アメリカは彼らを”難民”と称し、強引な自己相構築を進めていた。その際に、自己相を各民族に合わせて調整するのが”戦争人類学者”、クロニスタである。クロニスタである主人公は、その自己相普及の過程で明らかに従来の人類とは違う、金髪の少女に出会う。それをきっかけに、主人公は自己相が持つ危険性に近づいていく。

人類がテクノロジーにより、1つの個に近づいていく。だがその過程で、個々人の個性や感情を「共有していく」ことの危険さに気づく...数多くのSFで繰り返されてきたモチーフだ。本作は「テクノロジーを共有する人とそうでない人の軋轢」から「テクノロジーそのものの危険性」へ近づいていく物語であり、ストーリーが進むにつれて親友やヒロインとの関係までが崩れていく様は、いくたのSFに負けぬスリルがある。同時に、繰り返されるモチーフ故、ちょっと先が読めてしまうのも残念。著者はポスト伊藤計劃の筆頭らしいが、本作は人類に対してドライにいくかウェットにいくか、いまいちハンパな立ち位置だと思う。しかしながら、SF分野の見事なストーリーテラーであることは確かだ。次作に期待する。

初版2016/03 早川書房/ハヤカワ文庫JA

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<人類のやっかいな遺産──遺伝子、人種、進化の歴史>

自然淘汰や性淘汰によって起こる生物の進化は、そのイメージほど長い時間が必要なわけではない。寿命の短い昆虫類だけでなく、我々が属する哺乳類も、ほんの数代で環境に合わせて特質が変化することが分かってきた。ならば、人類もまた環境に合わせて遺伝子を変化させているのではないか?肌の色や運動能力は言うに及ばず、貧富の差や暴力との関係といった、従来なら文化的側面で捉えられてきた人類の”格差”も進化に関係するのではないか?本書はそのことを問い、人類の歴史を探っていく。

人類の進化を解説するポピュラーサイエンスとして本書を手に取ったが、実質的に本書は科学書ではない。本書に書かれている内容は著者が「これは文化的所産ではなく、進化によるものではないか?」と推測を並べているだけである。例えば「ユダヤ人はなぜ富裕層が多いのか」という問いには、ユダヤ人の離散と隔離の歴史を生物学でいう”淘汰圧”と捉えているが、それにはなんの科学的根拠やデータはない。社会的行動から推測しているだけだ。それを「いずれは遺伝子解析で正しいと証明されるに違いない」と最後にまとめているのである。文化的側面と遺伝的側面を臆面もなく繫げるのは、科学として妥当とは思えない。
本書は本国での刊行後、「人種差別を助長する」と批判されたそうだが、それ以前の問題だ。

初版2016/04 晶文社/ソフトカバー

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«書評<軍事大国ロシア>