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書評<筑紫哲也「妄言」の研究>

筑紫哲也「妄言」の研究

さすが別冊宝島、2ちゃんねらーが読者ターゲットではないかというくらいピンポイントを突く企画本。
いうまでもなく筑紫哲也さんはTBSの看板番組のひとつ、NEWS23のメーンキャスターである。彼の番組を見ていると、おかしなことがたくさんあることに気づく。「サヨク的発言」はさておいとこう。それにしても、中国、北朝鮮に徹底的に媚びる報道。視聴者に一定の印象を与えようとするアンケート結果の編集の仕方。系列の毎日新聞の不祥事はスルー。そればかりか、「多事総論」なる筑紫さんの意見は二転三転する。大物政治家などゲストを招いても、その場では相槌を打ち、ゲストがいなくなったあとで独り言のように反論する。
本書はこうしたNEWS23のおかしさを分析し、筑紫さんが視聴者をどこに導こうとしているのか分析する本である。自分も結構NEWS23見てるのだが、こうして改めてみるとヒドいなあ、と思う。それにまた筑紫さんに同意ばかりするキャスターやコメンテーターが腹立たしさに油を注ぐ。本書はそうした人たちも紹介している。
そんなにハラが立つなら見なければいいじゃないかって?人のあげあしを取るのは楽しいもの。そんなひねくれた人にお勧めの本です。
※いちおう補足;2ちゃんねるとはネットの巨大掲示板。ありとあらゆる話題について議論が繰り返されている。筑紫さんは2ちゃんねらーの”主食”の一つ。ちなみに筑紫さんは2ちゃんねるのことを「便所の落書き」とのたまっています。

初版2004/01 宝島社/ムック(別冊宝島Real)

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