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2004.02.25

書評<アナハイム・ジャーナル>

<アナハイム・ジャーナル 機動戦士ガンダム公式設定資料集>
メディアミックス編集部 サンライズ
アナハイム・グループは一年戦争終了以降、元ジオン共和国の企業買収などを経て、U.C.100年を迎える現在、地球圏でも最大の企業集合体である。モビルスーツの開発・製造のイメージが強いが、実際には地球圏の政治権力を裏で操っているともいわれるほどの巨大企業である。アナハイム・ジャーナルはグループ企業のアナハイム・クレジット社が発行する企業PR誌であり、U.C.100年を記念する今号では総帥であるメラニー・ヒューカーバイン氏のインタビュー、アナハイム・エレクトロニクス社のモビルスーツ開発の経緯などが掲載されていて、PR誌としてはもったいないほどに内容が充実している。

近頃ではキムタクまでが”ガンプラ”などと口にする昨今だが、本当の「ガンダム」の世界はもっとディープ。アナハイム・エレクトロニクス社とはガンダム・シリーズの<架空の歴史>に登場する会社で、物語のキーワードの一つである。本書はその”架空の会社”が発行した”架空の企業PR誌”の形をとっている。上記の文章はいわば”架空の解説”。企業広告のはさみ方なんかは旅客機のシートバックにある”機内販売の案内”なんかに範をとっていると思われ、そのこだわりはハンパではなく、最終ページまで注釈は一切ない。いってみれば1から10までジョークで構成された本ともいえるが、それができる”ガンダムの世界”とはやはり深い。本書はまさにガノタ(ガンダムオタク)のための1冊。
うーん、一般人にはぜんぜん「お勧め本」にならないことに文章の最後まで来て気づいた俺はやっぱりオタクなのかな。

初版2004/01 エンターブレイン/大型本(ポスターつき)

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