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2004.03.11

不定期連載 ミリタリーマニアの長き道のり② in1983

ar88_f5g11.jpg
<タカラ 1/100 F-5Gタイガーシャークのパッケージ>

エリア88が与えてくれもの
日本を代表するマンガ家の一人として、新谷かおる氏の名をあげても反対する人は少ないであろう。これまたSFの巨匠でもある松本零士のアシスタントも経験した新谷かおる氏は数々の“メカマンガ”を描いているが、その中でも代表作が1980年代に連載された「エリア88」である。
中東の架空の国、アスランで内乱が勃発。政府軍は戦闘機のパイロットを国外に求め、傭兵として様々な過去を背負ったパイロットたちが「エリア88」に集まり、激しい戦闘を繰り広げていた。やがてアスランを兵器の実験場としようとする武器商人の介入を招き、ただの内乱では済まなくなっていく・・・。これが大雑把なストーリーで、これに主人公、風間真の純愛を絡めて物語が進んでいく。
すでにミリタリーマニアの道に足を突っ込んでいた自分には純愛物語は関係なく、傭兵パイロットが繰り広げる戦闘シーンこそが、「エリア88」だった。離発着手順からミサイル発射シークエンスまで、ほとんど“教科書”といっても過言ではありませんではなかった。また“外人部隊”というところがミソで、それゆえに登場人物たちが使う戦闘機も装備もバラバラ。登場人物たちが個性に合った戦闘機を駆り、装備も「20mmなんざ豆鉄砲、40mm弾持ってこい」なんてセリフが飛び出す始末。特に主要な登場人物が機体に描く“パーソナルマーク”はとてつもなくカッコよく、友人たちと必死に自分のパーソナルマークを考え出したものだった。まあ、たいていはホンダのバイクのエンブレムか、アメリカ空軍のTAC(戦術空軍)のエンブレムに行き着くのであるが。F-8クルーセイダー、IAIクフィルC2、F-105サンダーチーフなどなど、登場する新旧の戦闘機を作りたおしたものだ。
また、主要登場人物も魅力あふれていた。様々な過去を持ち、戦場でしか生きられなくなった男たち。傭兵として、金のために生きるといいながら、仲間のため、そして男の尊厳のために生きる主人公たちにはかなり影響を受けた。
日本の少年たちの未来に大きな影響を及ぼしつづける「マンガ」という文化。自分にとっては「エリア88」がそうだった。
それにしても、なんで主人公が戦闘機を乗り換えるタイミングに都合よくF-5系統の新型機(F-5E,F-20,X-29)がデビューしてたんだろう。不思議だ。

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