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イラク人質事件のうち、2人が記者会見

イラク日本人人質事件で拘束された最初の3人のうち、郡山氏と今井クンが記者会見を行った。
印象としては「今井クン、よくしゃべるなあ」ぐらいで、新しい事実が出てくることもなく、TVの前で待っていた自分がバカみたいだ。ただ、自分たちを拘束した武装勢力を”レジスタンス”といい、不器用な方法でしか主張できない集団などと擁護していて、ライフルやナイフを突きつけられたわりには何の恨みもなさそうなんだよな。なんとも心の広いことで。あれがストックホルム・シンドロームなるものか、それとも元々の思想信条がそうさせるのか。
それと、記者会見が始まるときに拍手をしていたのは彼らの”支援団体”だそうだ。もう本人たちはいいので、彼らの詳細を教えてください、マスコミのみなさん。人質3人やその家族の言動の根本になっていると推測される、彼らのことこそ今知りたい。

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「米大使館爆破」と2ちゃんねるに書き込んだ学生ビビッて自首

先日の「中国大使館爆破予告事件」においしい続編ネタが。
2ちゃんねるにアメリカ大使館の爆破を予告するカキコをした船橋市の大学生が、船橋東署に自首していたことが、28日わかった。
2ちゃんねるにカキコする時点で、あんまり”いい人”ではないと推測されるわけだが、この学生の場合は”愛すべき小心者”なのではなかろうか(笑)。しかしこれでも書類送検されてしまうわけで、ネットはやっぱりコワいところです。

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祝日ビデオ<OVAエリア88 TARGET01/02>

<OVAエリア88 TARGET01/02>
オレにとってのバイブルの一つ、エリア88のアニメ化は2度目である。既に新年早々からテレビ朝日やCSで放送が始まっており、そのダメダメさはネットで喧伝されていたが、あえて確かめるためにレンタルしてきた。
もう、オープニングからダメである。主人公、風間真駆るF-8Eクルーセイダーのパイロンの位置が違う。カットごとにそのパイロンに装備されている、増槽だか爆弾だかが消えたり付いたままだったりする。敵のミサイルを回避するのにもマニューバのみで、フレアー撒いていた前作(20年前の製作です)から退化しているのが分かり、開始2分でレンタルしたことを後悔してしまう。音に関しても、”ユーロビートにのせたダンスのようなドッグ・ファイト”を目指したのだろうが、一本調子のジェット音が臨場感を損ねている。個人的に空中戦のシーンは評価点0である。
ストーリーに関しては、新庄真なるカメラマンが傍観者として全編に登場する以外は、ほぼ原作のエピソードに拠っている。4話が終了した時点で、それぞれが個性的なはずの脇役たちに少しも焦点が当たることはなく、かといって外人部隊のメチャクチャさが強調されるわけでなく、登場人物たちにまったく感情移入できない。テーマが砂漠や戦場の厳しさではあまりにドラマが薄っぺらい。予算や話数に限界があるなら、例えば原作のメインプロットの一つである「地上空母編」あたりに絞ってストーリーを展開させるなど、脚本ももうちょっと工夫のしようがあったのではないか。
原作を愛してやまないだけに、残念でならない駄作である。

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雑誌あれこれ<世界の艦船04/06><モデルグラフィックス04/06>

札幌の春は風が激しく吹き、雨は短く降り、あっという間に雲が切れて晴れてくる。ようするに”山の天気”なんだな。
それでは、月末発売の雑誌を紹介。
<世界の艦船04/06>
世界の艦船04/06の特集は「自衛艦の建造」。自衛艦の建造について、その計画段階から設計、建造そして引渡しと、順を追って解説されている。合わせて新造護衛艦の<まきなみ>建造の”連続写真”がモノクロで掲載されている。調達や設計の段階の解説では、艦船の取得が他の自衛隊の兵器と異なり、旧海軍の伝統に裏打ちされたものであることが理解できる。また潜水艦の設計の特殊さやステルスに関する記述など、メカフェチを満足させる内容である。
<モデルグラフィックス04/06>
モデルグラフィックス04/06の特集は「ガンプラをカッコよく作りたい!!」。ガンプラのディテールやプロポーション変更の工作方法が紹介されている。実戦テクニックの紹介なんだけど、経験的にいえばディテールよりも左右対称や垂直面を取るなどの「基本」が一番難しいと思うので、そこから紹介した方が良かったかも。旧型キットをいかに今風なプロポーションにするかは参考になると思う。スケールモデルは南極観測船<宗谷>の競作がおもしろかった。ウォーターラインの細部工作はホントに超絶だ。

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2ちゃんねるの書き込みで強制捜査

インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に3月27日、「中国大使館を爆破する」と書き込まれたいたずらに対し、警視庁公安部が脅迫容疑で、通信記録を差し押さえるなどの強制捜査に乗り出していることが分かった。
ただHPで日記をつけているだけのオレなんかでもリファをチェックしているわけで、ネットなるものが匿名だと思ったことは一度もないけど、警察が本気になればここまで追えるという良い見本ではある。個人が特定できない場所から書き込めば、そこには監視カメラがあったりするぞ、というメッセージを含んだ示威行動とも取れるし。ネットといえど、いやネットだからこそ何かを発言することは大きなリスクを負っている、ということを常に自覚しないといけないと感じさせる事件である。
 

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米ラジオ局、カストロ議長にイタズラ電話

キューバのカストロ国家評議会議長へイタズラ電話をかけ、録音したやり取りを放送したマイアミのラジオ局が23日、米連邦通信委員会(FCC)から罰金4000ドル(約44万円)の処分を受けた。
いやー、さすがアメリカ、イタズラ電話も中途半端なことはしない(笑)。ベネズエラの大統領とその側近のフリをしたそうだけど、よっぽどモノマネがうまかったのか。そもそも、取り次いでもらえる電話番号を知っている時点でスゴい。かつては敵視していたキューバという国が、からかいの対象にまでなっていて、マイアミは取りあえず平和、ということなんだろうか。この調子で、かの国の将軍様へのイタズラ電話にもトライしてほしいものだ。

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北朝鮮で列車大爆発

女子サッカーのオリンピックアジア地区最終予選、出場をかけた準決勝で北朝鮮と対決した日本代表は3-0で勝利。アテネ出場を確定させた。日本はサイドチェンジを多用した見事な攻撃で北朝鮮を翻弄、と言いたいところだが、北朝鮮も怒涛の攻撃で一時は日本を圧倒。だが日本は無得点に抑えた。”英霊がゴール前に見えた”とは某掲示板のカキコだが、魂のこもったゲームはプレーのレベルに関わらず感動させられることを証明してくれた、いい試合だった。

ところで、4月22日、北朝鮮の竜川駅で列車爆発事故が起きた。22日の速報の時点では衛星写真からも確認できる白煙から、すわ核関連事故か、という推測まで出たが、やっと情報が揃ってきた。原因は硝酸アンモニウムの爆発で、爆発中心部から半径500mにある建物は全壊。犠牲者は現時点で150人以上、負傷者は1300人以上だそうだ。
硝酸アンモニウムは肥料や、ANFO爆薬 (ammonium nitrate fuel oil explosive) と呼ばれる比較的安全な発破用の爆発の原料ともなる。過去にも何度か大きな事故の原因となったこともある物質であり、爆発物としての性能も”証明済み”。地上爆発で巨大なロート孔型のクレーターが出来ており、爆発の凄まじさが分かる。おそらくTNT火薬でキロトン単位での爆発ではなかろうか。しかし、北朝鮮のニュースが伝える80トン分ぐらいではあそこまでの爆発にはならないとか、密閉容器でないとクレーターが出来るくらいの爆発にならないとか、疑問点は多々ある。U-2やRC-135系統のアメリカ空軍の偵察機・観測機がすぐに活動を始めるだろうから、”意図的な情報リーク”を期待したい。

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不定期連載 ミリタリーマニアの長き道のり⑤in1986

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<1/72 F-4S PHANTOMⅡ"BLACK BUNNY">
傑作戦闘機・ファントムⅡ
マクダネル・ダグラスF-4ファントムⅡ-1959年に初飛行し、アメリカ3軍をはじめとして11カ国が主力戦闘機として採用、5000機を超える生産機数を誇り、世紀が変わった現在でも第一線に留まる傑作戦闘機。もちろん、日本でもFCSを換装した能力向上型が現役で配備に就いている。
 名機であることは疑いないファントムⅡだが、その外見はとてもスマートとはいいがたく、どう褒めても「武骨」という言葉あたりがふさわい。しかし、何故かファントムⅡは大勢のエアクラフトモデラーをひきつける。それはどうしてだろうか。
 1つにはその外見がある。さきほどは「武骨」という言葉を使ったが、「兵器としての禍禍しさ」とまではいかなくても、えもいえぬ迫力を持つのは確かである。特に爆弾を満載したその姿は凄みを感じさせる。さらにその採用国の多さと就役年数の長さからくるカラーバリエーションの多さ。初期のアメリカ空海軍のガルグレーから始まり、ベトナム・スキム、ヨーロピアンⅠスキム、そして現在主流のカウンターシェイド・スキム。実家にて保存中の自分の完成品も色とりどり。そしてファントムが特別である最大の理由は、”実戦経験”であろう。大戦機ファンが現用機を避ける理由に「戦記ロマンが感じられず、イマジネーションが湧かない」というものがある。その点、ファントムⅡは多くの実戦に参加、アメリカ軍においては公式記録上、最後のエースを輩出した機体でもあるのだ。そうした歴史の一つ一つが、モデラーたちの感性に響いているに違いない。
 オレがファントムⅡのコレクションを始めたのは1983~4年ごろ、フジミの1/72シリーズの発売がキッカケだった(年が間違っていたらすみません)。F-4S”VX-4 ブラック・バニー”というマニアックなモデルからスタートしたこのシリーズは、自分にとっては”新時代”の到来を告げるモデルだった。全面スジ彫りの繊細なモールド、シャープなエッジ。このころから今にいたる、スタンダードのさきがけとなったモデルの一つでした。何よりも今まで自作していたエジェクション・シートのフェイスカーテン・ハンドルが部品化されていたことが印象に残っている。ちょうど中学校の部活が忙しかった2年半の間にシリーズは順調に発展していた。その間に航空ファンなどを読み漁ることにより、私のミリタリーマニア度は飛躍的に上がり、ファントム・ファミリーのその歴史と、一般人が見れば微妙なディテールの差異にどっぷりとはまり、中学3年の夏に部活引退以後、ファントムⅡを作り倒したのである。その後もハセガワの1/72新シリーズが発売されたときも、また懲りずに同じことを繰り返した。
 ちなみにWING・BACKのファントムⅡの在庫は完成品が9つ、キットのままが12個。”NASA高機動試験機”なんてのにたどり着くのはいつのことやら・・・。

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週末ビデオ<攻殻機動隊SAC2ndGIG vol.2><戦闘妖精雪風 vol.4>

<攻殻機動隊SAC2ndGIG vol.2>
2ndGIGの第3話はオープニングから「今度はキャッツ・アイか・・・」と思わせて、実はルパン3世の峰不二子でした。怪盗気分で内部監査というお話。第4話はパイロットが死亡し、AIに乗っ取られた攻撃ヘリと、タチコマおよび少佐のアクションがメイン。この後の大きな敵との戦いを予感させる会話もあります。特徴的な顔と名前を持つ内閣情報庁のアドバイザーは1回限りの登場人物ではないでしょう。”タチコマな日々”と合わせて、なんだか押井守(ストーリー・コンセプト)のカラーが強く出てきたと思う第4話でした。

<戦闘妖精雪風 vol.4>
OVA製作が発表されたときには期待を集めたが、なんだかコワい登場人物、原作を全然生かさないストーリー、あまりにSF色が強い戦闘機たちが不評の<戦闘妖精雪風>シリーズの第4話。よって戦闘機のアクションの観点のみで鑑賞。今回は舞台をフェアリー星から地球に移し、日本軍とその空母も登場。なぜかX-32に似た日本軍艦載戦闘機(F/A-27Cだそうだ)のダメさはちょっと悲しい。対して主人公駆るメイヴは機動性と高速性を両立させたスーパー戦闘機として描かれている。低速時の機動はSu-35あたりの動きを参考にしてるんだろうけど、航空マニア以外にそれが理解できるか疑問。<マクロス・シリーズ>あたりは吹っ切れていて「あれは架空世界の話だから」と納得できるんだけど、この作品の現実世界との距離の取り方はイマイチ中途半端だ。それと、コクピットの会話は英語の方がリアル、という考え方はやめた方がいいと思う。

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<航空ファン04/06>

ある大手の自動車部品製造会社に勤める知り合いから「三菱が潰れるってホント?」とTELがかかってきたのは1年前ぐらいだったと思う。社内を飛び交う噂を、こういう情報を掴むのだけは早い(要するに暇な2ちゃんねらーってこと)オレに頼んで確かめたかったらしい。1年前はもちろんデマだったわけだが、どうなることか。
ダイムラーは再建中の三菱自工への増資に参加せず、新たな金融支援をしないことに決めた。

<航空ファン04/06>の特集は「ハリアーの系譜」。同日発売のAIR WORLDの表紙を見ると「ハリアー生誕40周年」とある。なるほど、特集がかぶるわけだ。特集の中心は海兵隊のAV-8Bの解説と、世界の軽空母に散らばるハリアーたちの紹介。カラーも珍しいイタリア海軍のハリアーⅡが巻頭だ。しっかし、航空ファンまで16DDHが空母に化ける、なんつー記事を掲載するとは・・・ひょっとして、ミリオタの妄想ではなくなる可能性もあるのだろうか。まさか、ね。

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妊娠にオスは必要なし?

東京農大で、精子を使わずに卵子だけを操作してマウスの子どもを誕生させる実験が成功した。
このニュースを聞いて思い出したのは映画版<超時空要塞マクロス>のこのセリフ。

「バイオテクノロジーの発達により、異性人たちは男は男、女は女だけで子孫を残せるようになった。やがて男と女は互いに争うようになり・・・」(うる覚えなので引用は不正確)

もちろん実験は、生物の発生に雌雄が必要なわけを解き明かすのが目的であり、生物が発生する際の仕組みを解明する取り組みの一環である。決してオスまたはメス単独で子孫を残すための技術開発ではないし、実験の成功例の少なさを見ても確立した技術にするには時間がかかるだろう。クローニングには成功しても、その仕組みがいまいち分からないのと一緒である。
しかし、バイオテクノロジーの分野は現実がどんどんSFに近づいていくなあ。100年後の人類は今と変わらない方法で子孫を増やしているのだろうか、なんて気分にさせられるニュースである。

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イラク日本人人質事件その後

今回のイラク人質事件については、本人の会見が開かれるまでシカトの方向でいこうと思っていたが、香ばしい記事がぞくぞく出ているのでリンク集を(半分、自分用)。

解放ありきの誘拐だった…邦人5人誘拐 (ZAKZAK)
この記事の方向が一番正しいような説の気がする。人質カードが有志連合の結束を崩せれば儲けモン。今後のイラクにおいて発言権を強めることができる。効果がなければ有志連合の政府に恩を売って、”カード”はポイっと捨てる。犯罪を推理するには「誰が一番得をするか、考えろ」っていうし。

日本語話す人物存在 「言って、言って」発言促す(産経WEB)
2ちゃんねるあたりでは早くから「日本赤軍関与説」が出ていた。いわゆる犯行声明の中で、個人的に一番不自然だったのは自衛隊をちゃんと「JapanSelfDefenceForce」といってるところ。「自衛隊といったって、外国に行けば”JapanArmy”ですよ!」ではなかったのですか、プロ市民のみなさん。

こういったことを全部スルーして、人質の人たちを英雄、あるいは単なる被害者として報道するから、大衆から不信がられるのではないですか、朝日系列のマスコミのみなさん。
しかし、自衛隊派遣を今後どうするかでは「続けるべきだ」は50%にとどまり、「撤退すべきだ」も32%あった。
イラク人質事件で緊急世論調査 政府の対応を6割が評価(朝日新聞)より
日本語として、おかしいでしょ、これ。世論調査をうまく誘導できなくて残念ですね。
(情報源;やじうまGUIDEの日記より)

ネットでは記事を発見できなかったが、後から解放された人質の一人、渡辺修孝さんは「自分は共産主義者だから政府は助けてくれないだろう」と武装勢力に話したそうだ(スポーツ報知より)。ここまでハッキリ言うのも、ある意味スゴいです。

関連リンク;現代イラクの基礎用語


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書評<教皇暗殺>

教皇暗殺    RED RABBIT
トム・クランシー    Tom Clancy
トム・クランシーの<ジャック・ライアンシリーズ>の最新作。時系列的にはライアンがイギリス皇太子暗殺を防いだ直後、レッド・オクトーバー亡命の少し前の物語である。1980年代初期に起きたポーランドでの<連帯>による民主化運動と、バチカンでの教皇狙撃事件を下敷きにしており、ときのKGB議長アンドロポフが実名で登場するなど、クランシー作品では珍しいスタイルの作品といえる。
物語はCIA(アメリカ中央情報局)の情報分析員であるライアンがSIS(イギリス情報局)との協力体制のためにイギリスに派遣されるところから始まる。後にシリーズの中でCIA長官・副長官となるフォーり夫妻もまたモスクワ支局に派遣されたばかりである。そのフォーリに、バチカンの教皇暗殺計画を知り、良心の呵責にさいなまれるKGB本部の通信員であるザイツェフが接触してくるあたりから物語は動き出す。教皇暗殺計画が着々と進む中、フォーリもまたザイツェフをソ連から脱出させようと奔走する。果たして無事にザイツェフを国外へ連れ出し、教皇暗殺を阻止できるか・・・というのがメインのストーリー。
原題のRED RABBITとはソ連から脱出させるスパイのことであり、「教皇暗殺」よりもスパイたちの活躍がメインのエスピオナージである。クランシー作品なので手に汗握る脱出劇を描くのではなく、細かいディテールを積み重ねることにより、臨場感を演出している。よってエスピオナージにありがちな裏切り劇やどんでん返しを期待していると肩透かしを食ってしまう。
作品の全体的なイメージとしては「ライアンたちCIAの同窓会の思い出話を聞いている感じ」であった。冷戦という環境の中での熾烈な諜報戦だが、ある一定のルールの中での”グレート・ゲーム”。アンチ・テロリズムというルールなしの現在の状況との対比が強く印象に残った。

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無人爆撃試験機X-45、爆撃試験に成功

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ボーイング社公式HPより、実用機のイメージ
ボーイング社は無人爆撃機の試験機、X-45の爆弾投下試験に成功したことを発表した。
X-45は将来の無人爆撃機の原型となるもので、空軍はSEAD(対空防御網制圧)など、有人機ではリスクの大きい任務への投入を考えているようだ。
トマホークなど自立制御できるクルーズ・ミサイルは無人機の元祖ともいえるが、攻撃が1回きりのミサイルと違い、無人攻撃機は反復攻撃や複数目標への攻撃に投入できることが大きく違う。クルーズ・ミサイルは高度な誘導装置が使い捨てだが、無人機によるJDAM(GPS誘導爆弾)による攻撃は大幅にコストを削減できる。何より大きなメリットは人的損害を減らせることだろう。コンバット・ロスや戦争中のアクシデント・ロスによる人的損害はもちろんのこと、救難ヘリなどの削減も可能となる。
このような無人機が実現したのは電子技術の発達はもちろんのこと、ステルス技術の確立によるところが大きい。記事中にもあるように、時速700km程度では今どき無人標的機にもならない。ステルス技術がAAA(対空火器)の届かない高度から侵入・精密爆撃を可能にしている。
しかし、ミリオタとしてはこの無人機に何か味気ないものを感じるのも事実。2ちゃんねるの関連スレのこの書き込みに激しく同意します。

248 :名無しさん@4周年 :04/04/19 15:47 ID:EEdS8oTq
つーか、全く萌えない。
XB-70とかB-58とかスーパークルーズとかステルスでレーダー映らないとか
ダイナソアとか人類最後の有人戦闘機とかそんなんじゃなきゃヤダ!

追記;無人攻撃機の「戦闘」ではなく「戦争」に与える影響についてはこちらの考察がおすすめです。
ごまめのつぶやき 「戦場の無人化」

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週間新潮4/22号

今回のイラク日本人人質事件の主役たちをほとんど”誹謗中傷”した記事が満載、という週間新潮をようやく購入。札幌は雑誌の発売日が東京より2日遅く、昨日から店頭に並んでいるわけだけど、道内最大級書店でも在庫は僅少。ライバル?の文春との差は歴然としていて、やっぱり人の悪口を書いた方の勝ち。
ところで札幌市営地下鉄は、週刊新潮の電車中吊り広告の見出しの一部(もちろんこの記事に関わる部分)をシールで隠すことに決めた。プライバイシーの侵害に該当するとかなんとか当局は言ってるけど、他の地域ではこんな話は聞かないから地元の市民団体の圧力だな、こりゃ。人質が道内出身であるので、地元ニュースは全国ニュースと微妙に温度差があったりするが、一方で人質家族が北海道東京事務所を使うことに批判が集まっていたりする。自衛隊の存在が北海道の経済を支えている一面もあるが、学校は異常にジェンダーフリーが進んでいたりして、教育委員会とかそういう方面はサヨク的な色が濃い。北海道、けっこう微妙なところがある所です。

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拘束されていた残る2人の日本人、解放される

まだ粉雪が舞う旭川市への出張の帰り道、カーラジオから「イラクで拘束された日本人のうち、残る2人が解放される」というニュースが。今回はマスコミも反省したのか、はじめから日本大使館員が確認したことも同時に報じられた。
しかし何なんだろうね、あのイスラム聖職者協会の人は。人質を助けてもらったのはありがたいことだけど、「日本政府は感謝が足りない」って、あなたの国のチンピラに捕まっていたのに。人質をとって連合国の分断をはかってみたり、今度は解放することで恩を売ってみたり、忙しいことです。単純に反米、ではなく暫定自治政府ができるまでの宗派間・部族間の駆け引きと見た方が正しいのかも知れない。
一方、先に解放された三人のうちの一人は「イラク人は悪くない。悪いのは自衛隊だ」などと述べたそうだ。この人たちの盲目ぶりはどういうことなんだろう、と考える。
この人たちを支援している団体のみなさんの主張は「武力を全面的に否定」「環境を守る行動」「何はなくとも平等」などなど、現実から乖離することはなはだしい。おそらく今回の事件の主役たちの信条の根幹も似たようなものだろう。けど思想信条の違いこそ自由である、と言えるぐらいにはオレも大人になった。じゃあ何にイラつくのかというと、彼らがときに「我々の行動は全ての人が望んでおり、支持してくれている」というようなことを発言すること。そして彼らを少しでも否定しようものならウヨク呼ばわりである。そういう君たちは公安調査庁にサヨクとしてマークされているのだよ。
国家と国境なる概念を憎み、否定するのは自由。だけど緊急の場合だけ「助けてもらって当然」みたいな態度をとる。それを批判しても、彼らにとっては愚民の戯言に過ぎないんだろうな、きっと。

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イラクで拘束された日本人3人が解放される

イラクで武装グループに拘束されていた日本人3人が解放された。まだ詳細な情報が入っていないので、思いは多くの2ちゃんねらーと一緒です。
「祭りはこれから。」
まだ2人の日本人が拘束されているようなので、日本政府および関係者は耐えて、がんばってもらいたい。
追記;今週の検索キーワードトップは「特殊作戦群」でした。それはともかく、現地緊急対策本部を立ち上げるときに警視庁の対策チームが同行していたというのは本当なんでしょうかね。

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オレたちはバクスターに”プロサッカー”を教わった

1993年にJリーグが開幕したとき、サンフレッチェ広島の監督はスチュワート・バクスターというイングランド人だった。オレはサッカー経験があるとはいえ、サッカーが本当はどんなスポーツなのか、サポーターなるものがどういう振る舞いをすればいいのか分からなかった。海外からの映像で見た過激なサポーターたちにあこがれる者、選手に黄色い声援を送る若い女の子。彼はまず「紳士たれ」とオレたちに言った。彼が造るチームもまたファールの少ない”フェアな”チームだった。彼はまだオレたちの知らなかったサッカーを教えてくれた。ディシプリンを守り、システマティックにプレスをかけ、ボール奪取後はゴール前までワンタッチでスムーズにボールを運ぶモダン・サッカー。いつしかサポーターたちは声援を送りゴールを喜ぶだけでなく、「SB片野坂のクロスからFW高木がダイビングヘッドを決めたときのMF森保のポジショニング」まで確認するホンモノのサポーターに成長していた。
あれから10年が経った。サポーターのメンツも随分と変わったようだが、まだまだバクスターの薫陶を受けたメンバーも残っている。そして彼は今、南アフリカ代表監督に選ばれ、チームの建て直しをまかされている。南アフリカでの活躍を祈るとともに、日本への”帰還”も願ってやまない。

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イラク日本人人質事件の人質は・・・

イラクで今だ拘束されたままの日本人の一人、今井くんは去年までウチの会社の得意先のお好み焼き屋(新札幌駅近辺)の常連だったらしい。今井くんは自分で箸を持ってくるエコロジストだったそうだ。分かりやすいなあ。

軍事研究04/05の特集は「陸自兵器の防弾力と対テロ特殊部隊」。今イラクに派遣されている陸自車輌だけでなく、陸自保有のヘリのパッシブな防御手段について解説されている。対戦車ヘリ部隊の観測ヘリ、OH-6Dにも乗員保護用の防弾版が装備されているというのは意外だった。その他、最新戦車の装甲や艦艇の装甲についても言及されている。
その他、一般ニュースでは”アントノフ輸送機”などと紹介され、「じゃあなにか、ボーイングの旅客機は全部ボーイング旅客機か!」とミリオタを激怒させているAn-124が紹介されている。
今号で不満なのはエバケン(江畑謙介)の記事が「シンガポールエアショー」についてだけなこと。ミリオタならもっとエバケンのレポートが読みたいと思うんだけどなあ。

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米ロボット会社、イラクでの自社製品の損失を祝う

イラクでの日本人人質事件はこう着状態に。被害者の家族に嫌がらせ電話をするヤカラが現れているようだが、被害者家族が外務省の役人に声を荒げたかと思えば、TVでいきなり「関係者各位に謝罪」するなど、態度がコロコロ変わるのは誰かの入れ知恵があるからだと推測される。憎むべきは被害者家族のバックにうごめく自称「市民」の皆さんである。脅迫状の文言や拘束の状況など、疑わしきところを明らかにするためにも、彼らには生還してもらわなければならない。

一方で戦争当事国のアメリカのロボット会社は自社製品の活躍を祝っている。地雷探査、爆発物の処理などに活躍するこのテのロボットはいわば無人兵器の”先駆け”であり、80年代から警察関係に主に用いられていたが、激しい環境での使用が予想される戦場、特に精密機械にとって最悪な砂漠と環境で使えるようになってきたということだろう。”コンバット・プルーフ(実戦で証明)”は兵器にとってどんな宣伝より効果的だ。重火器を持たない民兵が相手の戦争でも、”未来の戦争”のために実戦データの収集は続く。

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ユリイカ4月号特集「押井守 イノセンスのゆくえ」

イラクの日本人拘束事件は一旦は解放が発表されたが、その後は情報が錯綜。少なくともファルージャの状況がもうちょっと落ち着くまでは、この状況が続くか。

純文学と詩の月間誌、<ユリイカ4月号>が「押井守 イノセンスのゆくえ」と題して押井守の評論の特集を組んでいたので買ってみる。
”アニメの文脈”ではない評論を期待して買ったのだが、期待通り・・・というか、もうやたらめったら難しくて読み進めない(笑)。押井カントクが自らモチーフと語る球体人形はもちろんのこと、魂やサイバーパンク、ジェンダーまで絡めて押井カントクの作品を分析する。しかし、この評論を読み解くには、圧倒的に自分の文学の知識が足りない。押井カントクの作る映像がどんな階層をなし、どんなことが読み取れるか、ぐらいまでならまだ理解できるんだけど、デカルトだのプラトンだの、評論の前提にある思想や古典文学を知らないので、それと比較した上での作品評論が相応しいかどうか判断できない。自分の学のなさを痛感させられるばかりだな、こりゃ。藤津亮太さんのマメ知識を交えたフィルモグラフィーだけが収穫でした。

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武装勢力、拘束している日本人の解放を発表

深酒した後の朝は早い。朝5時半に起きると武装勢力が拘束している日本人の解放を発表とのニュース。日本政府ではないが事実確認をしてから雑感を、と思ったのだが、あんな危険地帯のどこで解放されても保護に時間はかかるだろうと思い直し、雑感を書くことにする。
被害者の家族が外務省の役人に詰め寄る場面を見て、不快になったのは自分だけだろうか。「あなたたちの家族は私たちの退避勧告を無視したんですよ」と言いたい外務省の役人さんの気持ちが分かる人は、少なくともネットにはたくさんいます。
これを機会にプロ市民のみなさんが「自衛隊撤退」の署名などしていますが、創価学会のF票(友達が創価学会なので、断りきれず公明党に投票してしまうこと)を連想してしまうのは自分だけだろうか。プロ市民のみなさん、あなたがたの唱える平和なるものに胡散臭さを感じる人は、少なくともネットにはたくさんいます。2ちゃんねらーには署名欄に「自業自得」と書いた人がいるとかいないとか。
「人質救出にあらゆる手を尽くす。アメリカにも協力を要請」と聞き、すわ救出に向かうのはデルタ・フォースかSEALチームか、はたまた海兵隊フォース・リーコンかと思いを巡らしたミリオタのみなさん、良くも悪くも彼らの出番はまだあるでしょう。
最後にこんな情報を紹介。
イラク邦人人質事件で、「サラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)」を名乗る犯人グループと、人質となった北海道千歳市のボランティア高遠菜穂子さん(34)との間に接点があった可能性が浮上した。
ネット上でささやかれる「自作自演」はともかくとして、何の理由もなしに拘束されたわけでもないようだ。真実の解明を望む。

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書評<最新!自衛隊「戦略」白書>

最新!自衛隊「戦略」白書
別冊宝島Real
冷戦終了後、北朝鮮などの”現実の脅威”の出現により急速に変貌しつつある自衛隊のレポート。今回は書評というよりも、本書と同じキーワードを使って自衛隊のトランスフォーメーションについて極私的な意見を少し述べてみる。
①ミサイル防衛
高マッハで大気圏外から突入してくる弾道ミサイルの迎撃は現時点で技術的に不可能。アメリカはロシアとのABM(対弾道ミサイル)禁止条約を破棄し、とんでもない額の予算をつぎ込んで弾道ミサイル防衛システムの研究・開発に取り組んでいるが、何回か行われたテストの結果は思わしくない。ならいっそトマホークあるいは航空機による基地破壊を目指した方が・・・とも思われるが、移動式のランチャーはアメリカ軍の偵察能力を持ってしても捉えがたく、固定式ランチャーはサイロ格納などで核弾頭が必要なほどの硬目標となり、ほとんど対処不可能。ここはアメリカと一緒に開発のリスクを背負うより、イージス艦の改修や追加取得でお茶を濁し、推移を見守るべきだと思うが・・・。
②戦車の必要性
狭い国土に戦車が必要かどうかは自衛隊発足以来?の議論。北海道にソ連軍が着上陸・・・なんて脅威がなくなった今現在はなおさら。ただ、今後の脅威の中心であろうゲリラ・コマンドに対しては戦車の装甲はほぼ無敵であり、拠点防御に最適であることもまた確か。日本国産の戦車は元より防御用の移動砲台的な使われ方を想定しており(射撃の優秀性、長距離移動よりはダッシュにこだわったエンジン・駆動系など)、ある程度の保有は必要であると思う。削減はやむ無しとしても、部隊展開に必要なトランスポーターなど戦車の移動手段は確保しなければならない。
③16DDHは空母か否か
<はるな級>の後継艦である16DDH(ヘリ搭載護衛艦)は全通甲板を持つヘリ空母となる。全通甲板ゆえ、様々な憶測を呼ぶが、大きな指揮能力を持つ以外は「ヘリがいっぱい積める護衛艦」である。現在アメリカで開発中の垂直離着陸攻撃機・F-35を空自が購入してそれを・・・という妄想は不可能。ジェット機を搭載し、整備しつつ運用するのはとてつもなく難しい。16DDHの任務は対潜警戒をしつつ、輸送艦を援護、その活動を助ける、という感じだろうと思われる。例えば、中国に占拠された魚釣島(尖閣諸島)を奪回するとか・・・。
④空中給油機の用法
遡れば30有余年になろうかという空中給油機の導入問題も、06年の機材到着で決着がつく。だが日本のように航空機を使えば分単位で移動できる場所での空中給油機の運用は意外とむずかしい。が、航空機の運用に柔軟性が出るのは確かだと思う。現状から察するに空中給油が一番必要なのはF-15など戦闘機ではなく、C-130Hなど輸送機のような気もするが。
⑤情報収集
SIGINT・COMINTと呼ばれる電子情報収集や偵察衛星による映像情報収集はその解析がキモであり、そのためには継続が必要である。また必要な情報収集のためには、相手領土への接近など、挑発行為もある程度必要だ。偵察衛星の打ち上げ失敗にしても、失敗を嘆くより宇宙開発に対する膨大な予算の必要性がどこまで理解してもらえるかが重要である。この問題の場合、政治に起因するものの方が多い。何をどこまで許容するのか。ガイドラインを定めなければいけない問題がここにもある。

なんか妄想をつらつらと書いてしまった。やっぱり自衛隊が、ミリオタの妄想の一番のネタということで。

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イラクで武装勢力に日本人が拘束される2

カウンターがジャンプアップしているので何事かと思ったら、ネットでは有名人のtoroneiさんからトラバ&コメント掲載。さすが影響力が違う。今週のリファの30%はここからです(笑)。
イラクでの日本人拘束は進展せず。表面上は犯人グループとの接触もできていない模様。
TVでは<報道ステーション>と<NEWS23>に被害者家族が出演。家族には同情するが、それを放映する局の意図が透けてみえる人はいっぱいいると思う。今ここですべきは日本政府の批判ではあるまい。アメリカの占領政策にマズいところはあるにせよ、昨今のイラクの混乱はスンニ派とシーア派の権力争いの面もあり、「全部アメリカ(てゆーかブッシュ)が悪い、それに追随する日本政府も悪い」という見方もまた極端に過ぎる。日本政府には外野に惑わされず、やることをキッチリやってほしい。

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不定期連載 ミリタリーマニアの長き道のり④in1985

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<復刻版「プラモ狂氏郎」の表紙>
プラモ狂四郎の存在の大きさ
不定期連載を読んでくれた方は自分がずっとエアクラフトモデルばかり作っていた印象があると思う。しかし遅れていた、というだけでブームにはしっかりと乗っていた。自分がガンプラに手を染めたのはすでにガンプラブームは峠を越えたころ。本筋のガンダム・シリーズは「MSV」というバリエーションに移行、その他いわゆる“リアルロボット・アニメ”に登場するロボット(ウォーカーマシン、ラウンドバーニアンその他)が乱立していた時期。そのプラモデルを近所の文房具屋で買い、近所の仲間たちが工具を持って集まって製作にいそしんでいた。なにゆえ、遊ぶのならともかく、集中が必要なときにわざわざ集まるのか。みんなでジャンクパーツ(使わない、あるいは壊れたモデルのパーツ)を持ち寄り、“改造”をし、オリジナル・モデルを作るのである。少年たちがストレート組みを拒否する理由は「コミックボンボン」、そしてそれに連載されていた「プラモ狂四郎」の影響があった。
 「コミックボンボン」は今も少年たちをリードするコミック誌だが、ガンプラブームを創ったのも「コミックボンボン」だった。当時、スケールモデル製作に閉塞感を感じていたモデラーたちが、ただのアニメモデルに過ぎなかったガンダムにSFテイスト、ミリタリーテイストを持ち込んで“リアル”を追求する。少年たちはそうして製作されたモビルスーツの虜となった。そしてそれに輪をかけたのが「プラモ狂四郎」である。
 自分たちが作ったモデルをコンピューター上で再現し、対決するという“プラモシュミレーション”で少年モデラーたちが腕を競う、というのが大雑把なストーリーで、主人公の京田四郎がライバルたちとの戦いを通して成長する物語は、“プラモ版スポコン”ともいえるものだった。そしてそこに登場する「パーフェクト・ガンダム」をはじめとするオリジナル・ガンダムに誰もがあこがれ、読者である少年たちはそこにたどり着こうとしていた。頭に描いたプランを実行し、オリジナル・モデルを作る。間違いなく、少年たちはクリエイターだったのである(ちょっと過熱気味に)。
 大人になった今では、「プラモ狂四郎」がガンプラのメーカーであるバンダイのプロモーションでもあったことも知っている人がほとんどであろう。しかし、復刻版を読んで伝わってくる“情熱”はホンモノだった、と断言できる。


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イラクで武装勢力に日本人3人が拘束

イラクで武装勢力に日本人3人が拘束された。
一夜明けて状況が変わっていないようなので雑感を(いや、マジメに自作自演説を疑っていたので→クライン孝子の日記の4/9あたりを参照)。
まず、当然ながら自衛隊の即時撤退は論外。ここで1度でも引けばテロリストたちの横行を許すことになるだろう。小泉のメンツやアメリカとの関係の問題ではない。日本という国がテロに対しどう向き合うかの問題である。
それにしても、現地の民間人に手を出さざるをえなかったとは、日本国内やサマワの自衛隊の警備はうまくいってたということなんだろうか。
拘束された3人はいわゆるプロ市民の方々で、政府の退避勧告を無視してイラク入していた。そのおかげで2ちゃんねるあたりでは彼らに非難ごうごう。それでも関係なく救出に尽力することが民主主義国家の政府のやるべきことであろう。
最後に昨日の晩に思い出した言葉を書き出しておく。

「ここは引けない!ここで引いてみろ、一歩でも後退すれば限りない後退に続く。ここは引けない、引いてはならんのだ!」
「しかし、何もあんな跳ね上がりたちのために」
「彼らのためじゃない!デロイアは独立国家なのだ!主権をあくまでつらぬく!」
(「太陽の牙ダグラム」自治政府リーダー、カルメルのセリフより)

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書評<宇宙へのパスポート―ロケット打ち上げ取材日記1999‐2001>

宇宙へのパスポート―ロケット打ち上げ取材日記1999‐2001
笹本 祐一
スペースオペラを作品の中心とするSF作家・笹本裕一が自身で体験したロケットの打ち上げの模様を日記形式で綴っている。日本のH2およびH2A、アメリカのスペースシャトル、ヨーロッパのアリアン・ロケットの打ち上げについて収録している。
日記は著者が東京を出発するところから始まるのだが、それがいつも行き当たりばったりで、ロケット打ち上げの不安定さを強調している。基本的には一般報道陣と一緒に行動しているが、著者がかなりのメカフェチと思われ、ロケットの詳細にとどまらず、ロケットの整備工場や打ち上げ台のディテールまで事細かに説明されている。また、取材地が日本の種子島から南米のギアナまで及んでいるので、各国・各地で異なる打ち上げの様子の違いが面白い。
本書で強調されているのは、基本的にロケットがまだ熟成の進んでいない技術であること。自動車や航空機といったものと違い、ロケットは高額ゆえテストの回数が圧倒的に少ない。我々は様々な実用衛星の恩恵を受けているが、実質的に毎回の打ち上げが試験のようなもの。失敗もある程度は許容しなければこの分野での成功はありえない。本書はそうした宇宙開発の現実を知ることができる良作であると思う。

初版2002/01 朝日ソノラマ/単行本

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レーダー探知機購入

昨日の出来事を受けて、さっそくカーショップに行ってきた。
レーダー探知機をじっくり見たのは初めてだったんだけど、なんかスゴいことになっている。最低価格帯の商品でも、X/Kバンド両周波数帯対応、後方からの電波も感知。GPSロケーターの電波についても感知し、緊急車輌の接近がわかる・・・そうだ。2ちゃんねるの軍事板の電子戦やステルスのスレッドで、必ず車載用のレーダー探知機を引き合いに出すカキコがあるが、その気持ちが分かった。探知機にX/Kバンドに対するジャミング能力を付加すれば、まんまECMポッドだもんなあ。結局、これを購入。交通安全に精進しよう。

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はじめてのスピード違反

「全国交通安全運動」初日にスピード違反で捕まってしまった。21kmオーバー、減点2・反則金¥15,000なり。反則金はいつだって人をブルーにさせるものだが、今回は通勤路でしかもネズミ捕りのポイントだと知っている所だったので、よけいガックリ。ここは一つ皮肉でも、と次々捕まる違反者たちを横目に「えらい儲かる商売ですね」と婦警さんに言ってみても、「雪解け時期が一番危ないんで気をつけてください」とかわされる始末。レーダー探知機(ミリオタ的にはRWR;RadarWarningReceiverといいます)の導入をマジで考えよう。

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書評<日本オタク大賞2004>

日本オタク大賞2004
唐沢俊一、岡田斗司夫ほか
CS放送で放映された同タイトルの番組を書籍化したもの。アニメ・ゲーム・フィギアといったオタク的なものを四半期に分けて取り上げ、検証して各賞および大賞を決定している。会議形式で文章は進んでいくが、膨大な注釈がありがたいような邪魔なようなで、読むのに結構時間をとられた。
あとがきにも少し出てくるが、オタクも分野による細分化が進んでいて、自分もこの本に出てくる作品や事象の中で”全部チェックした”のは<機動戦士ガンダムSEED>ぐらいのもの。細切れの情報しか手に入れていない他のものについて、作り手にはどういう意図があり、受け手がどう受け止めたか知ることができる。
取り上げられたものの中で目新しいと思ったのはHDD・DVDレコーダー。自分はビデオデッキが物心ついたときからあったので、その革命性がよく分からなかったが、今回はリアルタイムでその進化が体感できている。どのタイミングで買うべきか迷っているままであるが。
岡田斗司夫のものを上から見た言い方は少し引っかかるが、悔しいが正しいことを言っていると思う。それも含めて、ただの年鑑にならず、楽しめる本になっている。

初版2004/03 扶桑社/単行本

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報道ステーション放映開始

今日からニュースステーションに代わって報道ステーションが始まった。
・・・慣れっちゅーのは恐ろしい。ものすごい違和感だ。テンションは無駄に高く、早口。おどろおどろしいBGMがないと逆に静かで気持ち悪い。皮肉はいつも以上に皮肉っぽく聞こえる。うーん、映画でもなんでも”パートⅡ”はむずかしいな、やっぱり。

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雑誌あれこれ <Jグランドvol.3><日経キャラクターズ>

NHKで今週から<火の鳥>と<不思議の海のナディア>(再放送)の2作のアニメが放映される。NHK的にはスペシャルをするなど<火の鳥>にリキが入っているようだが、自分が巡回してるHPは<ナディア>の話題ばかり。新作の方が視聴率低かったらNHKもショックだろうなあ。
では、先週発売の雑誌を紹介。
<Jグランドvol.3>
ミリオタにはあまり評判のよろしくないイカロス出版の、季刊で発行されるムック本。陸上自衛隊の本場?北海道は札幌に転勤してきたオレにちょうどよく、特集は「陸上自衛隊イベント・ガイド2004」。駐屯地祭のスケジュールをはじめとして、どこの駐屯地で何が見れるか、駐屯地祭での行動の仕方など、フィールドワークはシロウトの自分にぴったりのガイドになる。その他、イラク・サマワでの陸自の活動のレポート、イラクに派遣されている各国軍の現況など。めずらしいところでは韓国のMBTであるK1戦車の分析。やっぱり隣国の国産兵器の実力は気になるところ。しかし陸自衛生科の仕官を育てる看護学院のレポートは趣味が入りすぎだと思うのだが。

日経キャラクターズ創刊号
もはやジャンルを問わず雑誌を発行する日経から創刊されたアニメ系雑誌。これまで不定期で刊行されていたが、今号から隔月間になる。特集は<イノセンス>と<シャア・グッズ>。付録に攻殻SACの1話が収録されたDVDが付いている。乱発されるガンダム・グッズ(含むシャア・グッズ)に対するトミノ御代のインタビューだけは読む価値あり、かな。後半は経済誌らしくキャラクタービジネスの流れ・分析なども掲載。これからはもっと失敗事例なんかも掲載していってほしい。

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書評<魔女とカルトのドイツ史>

魔女とカルトのドイツ史
浜本 隆志
中世の十字軍遠征に始まり、ナチス・ヒトラーにいたるまで、ドイツで虐殺と呼ぶべき出来事が歴史の中で何度も繰り返されているは何故か?本書ではカリスマの存在や集団ヒストリーなど、カルトに特有の現象と結びつけて分析している。「ハーメルンの笛吹き」など、伝説と史実両面の分析を詳細に解説してあり、世界史の知識が薄めでも興味深く読み進める。土着のゲルマン文化と中世ドイツで最高の権威といってよいキリスト教の関係、あるいはドイツ(北欧)の深い森とカルト発生の関係など、多角的な視点からの分析を行っており、民族の成り立ちがいかに複雑なものか理解する一端になる。ただし、あくまで”ドイツ史”であって、カルトの発生についての答えとなる部分は案外と少ない気もするが。
それよりも本書で印象に残るのは中世キリスト教の攻撃性、というか凶暴性。キリスト教原理主義者であるブッシュ大統領を”ならず者国家の大統領”などと呼ぶのも案外間違っていないかも。

初版2004/03 講談社/現代新書

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イラクで襲撃された民間人の遺体が晒される

イラクのファルージャで民間人が襲撃され、4人が死亡した・・・ここまでは、不謹慎だが昨年から繰り返されるニュース。だが今回の事件の様相が異なるのはその焼死体が、熱狂したイラク市民に車で引きずられ、橋の支柱に宙吊りにされたことである。アメリカでは新聞各紙の1面で報じられ、TVネットワークでも放映されたことだ。9.11テロ以来、政府寄りだったアメリカのマスコミだったが、やっぱりやるときはやってくれる。
2ちゃんねるあたりでは「精密攻撃による民間人の被害が出ない戦争」から「カーチス・ルメイ将軍が実行した無差別絨毯爆撃」へのドクトリンの転換といった極端な意見もあったが、”人権の尊重”など自らの価値観が通じない国とどう戦争をし決着をつけるのか、アメリカが考えるキッカケぐらいにはなるかもしれない。今のところ、93年のソマリアの悲劇のときのようなヒステリックな反応は起きていないようだが。
それと、犠牲者はただの民間人ではなく警備会社から派遣されている、実質的に”傭兵”である。日本のマスコミはなぜかスルーしているが、ただの”民間の復興支援要員”とは区別しなければ事実は見えてこないだろう。

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<1/72ハセガワSV-51γ>買えなかった・・・

札幌は昼ごろから雪。電気屋でセンバツを見ると甲子園はピーカン。30過ぎにして日本は広いと実感するこの頃。
今日は春に向けてモデラーに戻るために、久々にホビーショップに行ってみる。
お目当ては新発売の<ハセガワ1/72 SV-51γ>だ。シリーズ継続中のOVA<マクロス・プラス>に登場する、Su-27もモデルにしたイカした戦闘機・・・だけど確認のために箱の中身を確認して購入を思いとどまりました。成形色が思いっきりアズキ色。劇中に登場するカラーなんだけど、自分設定でグレーのローヴィジリティにしようと思っていたのでちょっとつらい。下地の色が濃いとグレーはうまく発色しないんだよな。ガンプラみたいに塗装しないことが前提、でもないと思うので成形色は落ち着いた色でいいと思う。それとも、繊細さが売りのエアクラフトモデルも白のサーフェサー吹きがデフォルトになったんだろうか。国産モデルのキレイな肌にもったいないと思うんだけどなあ。ハセガワのことなのでカラーバリエーションが出るまで待つか・・・。結局、手ぶらで店を出てきてしまった。
品切れだったスーパーホーネットの入荷を待つこととしよう。

自分用買い物メモ
住友3M;スプレー塗装用簡易ブース
タミヤ;スプレー塗装用作業台

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NATOが東欧7カ国の加盟を承認

NATO(北大西洋条約機構)はブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、スロヴァキアおよびスロベニアの東欧7カ国の加盟を承認した。これでNATOは26ヶ国が参加する軍事同盟となる。冷戦終了後、革命と混乱の時期を経て、東欧諸国は西欧との経済・政治両面で接近をはかってきた。安全保障面でも、共同訓練や通信機器の規格統一など、着々と準備を進めてきた。ソ連という脅威がなくなった今、NATOは東欧諸国の加盟を経て、テロという新たな脅威に対しての安全保障体制に生まれ変わった。また、欧州独自のPFP(平和のためのパートナーシップ)など、新たな枠組みも模索されている。
      ▽     ▽     ▽     ▽     ▽     ▽     ▽ 
スペインの列車爆破テロの後、スペインがイラクからの撤兵を表明したときに「スペインはアメリカに反旗を翻した。日本も・・・」みたいな事を言う人がいたけど、ヨーロッパ諸国にはたくさん”友人”がいる。アジアは今だ一部で冷戦の対立構造を引きずり、政治体制も千差万別であり、同盟など今のところ考えもできない状況である。もっと我が国がおかれている状況を考えましょう。

追記;「武力だけで安全保障を考えるのはもう古い」と言う人もいる。何兆円もの米国債を持っているから、安全保障から食料まで頼りきっているアメリカと対等に話ができる?オレにはよく理解できない考え方です。


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書評<世界の傑作機 F-104J/DJ 栄光>

世界の傑作機№104
ロッキードF-104J/DJ ”栄光”
あとがきに「読者のみなさんは№104にF-104をもってきたとお考えでしょう」とあるんだけど、そんなの全然気づかなかった・・・にぶいなあ、オレ。
それはともかくとして、世界の傑作機の今号はロッキードF-104の航空自衛隊バージョン、F-104J/DJを紹介。その歴史については多くの航空雑誌のバックナンバーに掲載されているとの考えか、案外と少なめ。ハイライトはF-104Jのライセンス生産の記事。おそらく初出の工場内の写真とともに、F-104Jの生産の苦労が紹介されていて、三菱重工の社史の一部のような錯覚を覚えてしまった。その他、傑作ジェットエンジンであるJ79の解説も興味深く、多角的な面からF-104Jを知ることができる、貴重な1冊といえるだろう。

初版2004/03 文林堂/ムック

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アメリカが中国の海軍力の増強を懸念

アメリカ軍の司令官が「中国の海軍力の増強」が最大の懸念、と議会公聴会で証言した。
中国人民解放軍は80年代までは陸軍が中心だったが、近年、高い経済成長を背景にして空軍・海軍の増強をはかってきた。「数が頼み」的なところがまだ残る陸軍に対し、航空機や艦船はモロにテクノロジーの差が出る。そこで中国はロシアからの輸入、あるいは技術導入やライセンス生産で近代化を推し進めている。特に海軍はキロ級潜水艦やソブレメンヌイ級駆逐艦をロシアから導入、さらに中国版イージス艦(能力は未知)の建造など、それまでの沿岸海軍(ブラウンウォーター・ネイビー)から外洋海軍(ブルーウォーター・ネイビー)へと脱皮しようとしている。また、日本の排他的経済水域に無断で調査船を送り込んでおり、おそらく潜水艦運用のための海洋データ収集を行っているものと思われる。アメリカ軍司令官がことさら潜水艦を気にするのは故なき事ではない。海軍の変化が”ただの近代化”ではないことを常に気にかけていかなければならないだろう。

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<アップルシード>4/17公開

サッカーワールドカップアジア1次予選<シンガポールvs日本>は2-1で辛勝。海外でロクに試合に出ていない選手・コンディションが整わない選手の起用、疲労の色が濃い選手の交代機を逸したこと。シロウトでも敗因の分析は簡単。”神様”ではもうダメぽ。

<イノセンス>鑑賞後にアンケートハガキを送ったところ、<アップルシード>の割引券が送られてきた。<アップルシード>は<攻殻機動隊>と同じ士郎正宗原作の3DCGアニメ。ネットや劇場で予告編も見たけど、ゲームというものを全くやらないので見慣れてないせいか、3DCGで描かれたキャラクターにどうしても違和感があるんだよなあ。モーション・キャプチャーを使って再現した動きも、個人的にはどうにも気持ち悪い。原作が未完のままなので、オチをつけてくれるのなら見に行く価値もあると思うんだけど、たぶんそんなこともないだろうし・・・。うーん、割引券は無駄になりそうだな。

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