イラク日本人人質事件その後
今回のイラク人質事件については、本人の会見が開かれるまでシカトの方向でいこうと思っていたが、香ばしい記事がぞくぞく出ているのでリンク集を(半分、自分用)。
解放ありきの誘拐だった…邦人5人誘拐 (ZAKZAK)
この記事の方向が一番正しいような説の気がする。人質カードが有志連合の結束を崩せれば儲けモン。今後のイラクにおいて発言権を強めることができる。効果がなければ有志連合の政府に恩を売って、”カード”はポイっと捨てる。犯罪を推理するには「誰が一番得をするか、考えろ」っていうし。
日本語話す人物存在 「言って、言って」発言促す(産経WEB)
2ちゃんねるあたりでは早くから「日本赤軍関与説」が出ていた。いわゆる犯行声明の中で、個人的に一番不自然だったのは自衛隊をちゃんと「JapanSelfDefenceForce」といってるところ。「自衛隊といったって、外国に行けば”JapanArmy”ですよ!」ではなかったのですか、プロ市民のみなさん。
こういったことを全部スルーして、人質の人たちを英雄、あるいは単なる被害者として報道するから、大衆から不信がられるのではないですか、朝日系列のマスコミのみなさん。
しかし、自衛隊派遣を今後どうするかでは「続けるべきだ」は50%にとどまり、「撤退すべきだ」も32%あった。
イラク人質事件で緊急世論調査 政府の対応を6割が評価(朝日新聞)より
日本語として、おかしいでしょ、これ。世論調査をうまく誘導できなくて残念ですね。
(情報源;やじうまGUIDEの日記より)
ネットでは記事を発見できなかったが、後から解放された人質の一人、渡辺修孝さんは「自分は共産主義者だから政府は助けてくれないだろう」と武装勢力に話したそうだ(スポーツ報知より)。ここまでハッキリ言うのも、ある意味スゴいです。
関連リンク;現代イラクの基礎用語
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