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2004.04.19

無人爆撃試験機X-45、爆撃試験に成功

x45_ucav2.jpg
ボーイング社公式HPより、実用機のイメージ
ボーイング社は無人爆撃機の試験機、X-45の爆弾投下試験に成功したことを発表した。
X-45は将来の無人爆撃機の原型となるもので、空軍はSEAD(対空防御網制圧)など、有人機ではリスクの大きい任務への投入を考えているようだ。
トマホークなど自立制御できるクルーズ・ミサイルは無人機の元祖ともいえるが、攻撃が1回きりのミサイルと違い、無人攻撃機は反復攻撃や複数目標への攻撃に投入できることが大きく違う。クルーズ・ミサイルは高度な誘導装置が使い捨てだが、無人機によるJDAM(GPS誘導爆弾)による攻撃は大幅にコストを削減できる。何より大きなメリットは人的損害を減らせることだろう。コンバット・ロスや戦争中のアクシデント・ロスによる人的損害はもちろんのこと、救難ヘリなどの削減も可能となる。
このような無人機が実現したのは電子技術の発達はもちろんのこと、ステルス技術の確立によるところが大きい。記事中にもあるように、時速700km程度では今どき無人標的機にもならない。ステルス技術がAAA(対空火器)の届かない高度から侵入・精密爆撃を可能にしている。
しかし、ミリオタとしてはこの無人機に何か味気ないものを感じるのも事実。2ちゃんねるの関連スレのこの書き込みに激しく同意します。

248 :名無しさん@4周年 :04/04/19 15:47 ID:EEdS8oTq
つーか、全く萌えない。
XB-70とかB-58とかスーパークルーズとかステルスでレーダー映らないとか
ダイナソアとか人類最後の有人戦闘機とかそんなんじゃなきゃヤダ!

追記;無人攻撃機の「戦闘」ではなく「戦争」に与える影響についてはこちらの考察がおすすめです。
ごまめのつぶやき 「戦場の無人化」

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