石狩湾新港にて護衛艦<いしかり>が一般公開
海自大湊地方隊のDE<いしかり>が石狩湾新港に入港、一般公開が実施された。雨が降るあいにくの天気のせいか、いつもこんなものなのか、見学者は少なめ。
艦尾から乗船するとまず目に入るのがSSM(艦対艦ミサイル)ハープーンの発射筒。一昨日見たSSM-1の発射筒よりコンパクト。続いてブリッジ。
艦内は外から見るよりも狭く、艦橋も大人が10人も入るといっぱい。その一層下は機関コントロール室。
いしかりは護衛艦として初めてのガスタービン艦だそうだ。エンジンが”ロールスロイス製”であることを機関科員の人が強調していたのが印象的。下は76mm単装砲。
案内員の人はこの砲の担当だそうで、「銃身はサーマルジャケットで覆われており、水冷」などとここだけ妙に詳しい解説。
艦齢20年を超えるベテラン艦だが、チャフ・ロケットや赤外線暗視装置など、それなりに改良はされているようだ。掲示板には「心の相談センター」のチラシが貼られていたり、一般公開を意識してか花が飾られていたりして、自衛艦なのにどこかのオフィスと錯覚するような雰囲気がある艦だった。
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