<陸自静内駐屯地記念行事>に行ってきた!
陸自の静内駐屯地記念行事に行ってきた。静内は第7高射特科連隊をはじめとして第7師団の対空部隊の根拠地。静内はサラブレッドの産地でもあり、芝生でくつろぐ馬たちを横目で見ながら、札幌から約2時間で到着。駐屯地は海沿いにあり、国道をはさんで内陸側が駐屯地、海側が対空射撃場で構成されている。まずは装備品展示から。
本日の主役、87式自走対空機関砲。エリコン35mm機関砲を砲塔上のレーダーでコントロールする。
今や対戦車ヘリのミサイルからもアウトレンジされるため、存在意義がうすらぎつつあるが、文句なしにカッコいい。下は91式携帯式対空誘導弾。可視光線追尾と赤外線追尾を射手が選択できる。
思っていたよりもずっと小さく、軽い感じ。おもちゃみたいと思ってよく見ると、案の定模擬弾だった。これを車載したのが93式近距離地対空誘導弾。
ヘルメットの動きに合わせてターレットが回転する装置のデモをやってたけど、役にたつのかなあ。その他、ホークに81式近SAM、おまけにL90牽引式高射機関砲と、陸自の対空装備が揃い踏み。そして、それらの訓練標的となる高速標的機チャカⅢと低速標的機RCAT。
訓練展示はチャカⅢのノンレングス・テイクオフを見せた後、OH-6観測ヘリのアクロバット?から開始。87式自走対空機関砲が単射、連射で肩慣らしをした後、RCATに標的を引かせて4台の87式が順に射撃をする。
安物のデジカメでは発砲の瞬間を写すことなど叶わず、薬莢が散らばるのを捉えるのがやっと。下は訓練展示の後、回収したチャカⅢを洗浄する隊員たち。
今回は何らかの理由で81式近SAMの実射がなく(風向きのせいで説明が聞きづらかった)、残念無念。ここに03式中距離地対空誘導弾が配備される日も近いのだろうか。既に上富良野あたりで実射テストを行ったとのことなのだが・・・。
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