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アメリカ軍のトランスフォーメーションについて

ここのところ、在日米軍再編に関するニュースが盛んに報道されている。asahi.comで検索しただけでも2ヶ月間でこれだけある。
厚木基地、岩国基地へ移転構想浮上
陸軍第1軍団司令部などの移転構想について
沖縄の米海兵隊、北海道へ一部移転案
太平洋に2隻目の空母配備へ
米軍、グアム空軍司令部を横田基地へ
アメリカ軍では今、ラムズフェルド国防長官が言うところの「トランスフォーメーション」が進行中である。冷戦終了後、これまでも大規模な改編が進んできた。全体的な戦力削減を進めながらも、柔軟に世界中に戦力を振り分けられるよう、部隊再配置を進めている。これにはもちろん、アメリカ空軍の”グローバル・リーチ”能力の獲得に代表される新たな戦力の配備もある。その中で、アジアに関しては中国・台湾の対立や北朝鮮など”ホット・スポット”が多く残っており、改編が進んでいるとは言えなかったが、ようやく在日米軍にもその波が押しよせているようだ。今でも三沢基地のF-16のAEF派遣など、東アジア以外への派遣は恒常化してきている。
このアメリカ軍の再編は仮想敵国(もしくは集団)の相対的な脅威の低下がある。既にアメリカと正面から本格戦闘をできる国は当分(10年単位で)、出てこないだろう。よって、戦車に代表される重装備の必要数は減り、空軍の輸送機で急速展開できる軽装備の部隊で対応できるようになった。そのことが装備配置の”前線”を下げることを可能とした。東アジア地域で言えば、前線は38度線から日本に下げられたということではないだろうか。
この構想はいずれも検討段階である。果たして大統領選で政権交代があっても継続されるのかどうか、今後も見守らなければならない。

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