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三菱F2、調達中止

本日、千歳基地航空祭に馳せ参じる前にネットをチェックすると、こんなニュースが。
防衛庁は、空自のF2支援戦闘機の調達を、2,3年以内に中止する方針を固めた。
駅の売店で読売新聞を買ってみると、一面にデカデカと掲載されている。高価で性能不足、2面には”失敗”の文字が躍っている。F2は元々、日本が国産で開発しようとしたところを貿易摩擦うんぬんでアメリカのF-16を改良する共同開発となったもの。おかげで、かどうかは知らないが、一説によると技術ライセンス料やロッキード・マーチンでの部品生産分を含めて46億円をアメリカに支払っており、これが調達価格を押し上げており、当初予定の80億円を大きく上回り110億円となっている。小型軽量をウリにするF-16が原型なので改良の余地が少なく、ミサイルの装備数にも限界がある、というのが防衛庁の判断の理由だ。
このところ新しい防衛大綱の原案が明らかになってきており、この決定はその一環だろう。予算配分の面から言えば、MD(ミサイル防衛)に撃墜されてしまった、というところだろうか。航空祭で披露するハチャメチャな機動飛行を見ると確かに新世代の戦闘機と感じさせるが、FCSの不調を含めて空自としても不満が残っているのかも知れない。調達中止といっても100機近くは配備されるわけで、AAM-4を含めたアクティブ・レーダー誘導空対空ミサイルの搭載を含めた不断の改良を続けてもらいたい。
ミリオタとしてはあの穴を埋める新戦闘機選定が気になるところ。2ちゃんねるあたりではすでに、海自の”新空母”用にF/A-18E/F、はたまたF-22ラプターの早期導入などなどいろいろ案が出ているが・・・ここはラプターのマルチロール型をアメリカに先駆けて先行導入、というのはどうでしょうか。売ってくれないだろうな、アメリカ。

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Comments

ううむ…F-2調達中止というのはショッキングなニュースでした。私はあの青色の迷彩カラーがとても好きで万能戦闘機ともいえるような感じで見てました。が、よく性能に注目してみると調達中止というのは正解かもしれません。
さて防衛庁は戦闘機の機種を2つに絞ると言ってます。後継機の問題ですが、F-22ラプターは経済的に無理と思います。
値段が高すぎて米空軍ですら配備がおくれてますし、予定の機数の下回る数しか配備できないようです。
F/A-18E/Fは今から導入しても悪くはなさそうですが、将来のことを考えるとF-35がいいと思います。

私はF-35A型、もしくはB型のどちらかを希望しています。
C型(艦上発艦型)はステルス性ではJSFの中でトップクラスですがコストがかかりすぎるので…。
私は個人的にSTOVLができるB型がいいと思います。A型と違って機関砲を装備していない点で不安ですが、今の時代ミサイルですし…。
それに短距離離陸・垂直離着陸のできる戦闘機の導入は基地縮小へも繋がりますし、建造の決まったDDHを改造して軽空母として運用することもできるはずです。ただ空自は空軍機を好んで採用してきたので海兵隊向けのB型を配備するのは抵抗があると思いますし、米軍が日本にJSF売るかどうか分かりませんが…。

ともかく後継機には期待しましょう(笑)

Posted by: ブラボー | 2004.08.09 23:56

F-35Bですか・・・V/STOL機は確かに便利なんですが、そのリフトファン分の重量を何かとトレードオフしているわけで、そこらへんを空自がどう考えるかですね。F-22導入を、と記事では書きましたが、まずはF-15J全機を能力向上させて、現有戦力のアップからが基本だと考えます。

Posted by: ウイングバック | 2004.08.10 07:07

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