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空自基地テロ対策 防衛専門部隊新設へ

防衛庁は、テロやゲリラから航空自衛隊の基地を守る専門部隊として、空自に「基地防衛教導隊」(仮称)を新設する方針を固めた。基地や航空機が陸上から攻撃される事態に機動的に派遣し、平時には基地の警備要員を指導して警備能力の向上を図る。
冷戦時代まで、空自基地の脅威といえば航空攻撃や巡航ミサイルといった経空脅威が主たるものだった。それゆえ、基地防衛もSAM(地対空ミサイル)やAAA(対空火器)の配備、あるいは格納庫の対爆シェルター化が中心だった。
だが時代が変わり、F-15Jで対処しえない(防衛線を突破される)飽和航空攻撃の可能性はほとんどなくなり、ゲリラや特殊部隊による破壊工作に脅威がシフトした。もちろん、その変化が起きたのは10年以上前であり、基地防衛専門隊の設置は遅きに失した感は否めないが、それでも”戦える自衛隊”への変化は歓迎すべきであろう。まして日本の空港あるいは空自基地は海岸線にあり、有事に優先目標になることは想像に難くない。レーダーサイトも同様だ。数々のハイテク兵器を保有していたソ連が仮想敵国の時代には、わざわざ特殊部隊の上陸などという手間を掛けることもなく、巡航ミサイルで一発必中だったわけだが、今や仮想敵国は世界一の人員を誇る特殊部隊が自慢の某国だ。手間暇は惜しむまい。
正面装備に金をかけるあまり、バックアップや弾薬の備蓄がままならず”おもちゃの兵隊”扱いだったちょっと前の自衛隊だって、レーダーサイトの代替として移動3次元レーダーぐらいは保有していたわけだが、MD(ミサイル防衛)が本格配備される数年先になると、レーダーサイトの破壊自体が許されない事態になっている。MDはこういう面からも、少なくとも日本にとっては使いづらい代物なのではなかろうか。

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