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アメリカの銃規正法が失効

殺傷力の強い半自動小銃など19種類の襲撃用銃器の製造と販売を禁じた米国の法律が13日、期限切れとなって失効した。
襲撃用銃器(assault weapons)とは何やら物騒だが、歩兵のメインアームであるアサルトライフル、すなわちAK-47やM-16の類のセミオート・ライフルのことであり、その販売に規制がかかっていた。アメリカ国内あるいは海外のメーカーともそれぞれの主力商品であるアサルトライフルの”アメリカ民間向けスペシャル・ヴァージョン”を生産せざるをえなくなっていたのだが、NRA(全米ライフル協会)の圧力により、時限立法の延長がなされなかった。この法律はそのほか、多弾装が売り物の新世代セミオートマ・ハンドガンのマガジン装填数を10発に制限することなどを定めていた。
日本のニュースでは”襲撃用武器”の定義がイマイチはっきり記されていないのでわかりにくいが、要するに一度に大量殺傷が可能な銃器の規制が失効したのである。
もともと、州によって銃の入手には強烈な規制がかかっている。また、既に製造したものに遡って適用できないので、その気になればライフルもマガジンも入手可能だ。個人的には象徴的な意味しかなかった法律だとは思うが、それゆえ銃王国アメリカにおいては重要な法律だったのではないか。テロリストうんぬんは選挙用の方便としても、貧富の差が大きくなり犯罪発生率が上がりつつある現在、アメリカ社会が今以上の脅威にさらされるのは確実である。
マニア的にいうと、例えば月間GUN誌などで最新のライフルのスペシャル・ヴァージョンではなく、コマーシャル・ヴァージョンの実射レポートが読めるようになる。専門誌の編集長たちはここぞとばかりに特集を組んでくるんだろうな、きっと。

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