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イスラム教徒のイメージ、否定的反応が好感の16倍 アメリカ

ムスリム(イスラム教徒)という言葉から受けるイメージについて否定的な反応を示した人が、好感を示した人の16倍に達したと米シンクタンクが4日、発表した。
中学生のころはアメリカ社会のことを「融けたシチューの入った鍋」に例えて教えてもらったが、現実のアメリカは決して交じり合わない人種の集合体だ。そしてブッシュ大統領の支持基盤の一つがキリスト教原理主義団体であることから分かるように、現実にアメリカの政治を動かしているのはこうした保守的な白人たちである。世論調査に丁寧に応えてくれるような人はこのような人たちであろう。彼らは反戦運動や人種差別撤廃運動に揺れるベトナム戦争真っ最中のアメリカにおいても、そのときの政権を支持し、支えた「サイレント・マジョリティ」であった。彼らからすれば、嫌う対象が黒人運動家やヒッピーから、ムスリムに代わったのであろう。ましてムスリムは彼らの平穏な生活を乱すだけでなく、国家への直接的な脅威になっているのだから。
ロシアの学校を占拠し、多数を殺害した一派などはチェチェン独立やイスラム過激派うんぬんというよりも、もはやカルトの域に達していると個人的には思う。ムスリム自身も、そうしたアピールが必要な時期にきているのではないか。両者が保守的なままでは、交じり合わないだけなく、対立も消えない。

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