<イラクで日本人拉致>ニュースの少なさ
国際テロ組織アルカイダに関係があるとされるヨルダン人ザルカウィ氏の率いる武装グループが26日夜(日本時間27日未明)、日本人男性1人を拉致したとする映像をイスラム系ウェブサイトに流し、48時間以内に自衛隊を撤退させなければ人質の男性を殺害すると警告した。
新潟で大地震、さらには奇跡の救出劇(生中継つき)があったにしろ、なにか全体的に報道量が少ないと思うのは自分だけだろうか。もちろん出てくる現地から出てくる情報がまったくないので、人質の素性とかワイドショー的な情報しか出てこないせいもあるが。さらにいうと世間の感心も少ない気がする。前回の”3バカ”拘束事件のときはイデオロギー的な背景もあってプロ市民のみなさんが大活躍だったが、今回はそうした背景のない若者だからか「しょうがないんじゃない」的な空気が2ちゃんねるだけでなく、ワイドショーのコメンテーターの行間からも漂う。テロとは「衝撃と恐怖」を人民に与えるものだが、少なくない人々が数日前にそれを実際にそれを体験し、テレビの前の我々は凄まじい光景を目にした。元より冷静な判断ができる種類のテロリストたちではないとは思うが、大地震は計算外だったであろう。
前回同様、このニュースの経過を通して思い出したアニメのセリフを引用してみる。
「慣れていくのね。自分でも分かるわ。」
(「機動戦士ガンダム」セイラのセリフより)
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