P-3Cが領海内で国籍不明の潜水艦を追尾
政府は10日早朝、沖縄県の先島諸島の石垣島や宮古島周辺の日本領海内に、国籍不明の潜水艦が潜航しているのを確認し、大野防衛庁長官が同日午前8時45分、小泉首相の承認を得て、海上警備行動を発令した。
えー、不謹慎ながらおもしろくなってきました。政府は「中国の潜水艦との見方を強めている」そうだが、P-3Cは確実に音紋(潜水艦の音響特徴)も取って、個艦特定までいかなくてもシップタイプぐらいは特定しているのは確実。先日からの潜水艦救難艦が遊弋している件と絡みがあるのか、それとも海自のASW(対潜水艦戦)能力を試しているのか、現時点では判断がつかない。どちらにせよ、中国の潜水艦がヘタをうったのは間違いない。今後の展開に要注目だが、とりあえずは日本近海ということもあるので、原子力潜水艦の事故でないことを祈る。
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これって、やっぱりヘタうったんですかね?
意図せず発見されちゃったのかな?
でも、強気にはでれないんでしょうね。
こういう所で上手く立ち回ってくれると外務省見直すんですがね。
こういうとき、相手の情報がちょっとでもあるか無いかは大違い。僕は、右でも左でも無いつもりですが、やっぱり日本にも諜報機関は必要かなぁと思ってます。
ちょっと前、内閣調査室で人材募集してましたよね。
Posted by: 男爵 | 2004.11.11 01:12
連続コメントどうもです。
イラクの大量兵器保有問題をはじめとして、「首相の判断の誤り」を野党は指摘するわけですが、自らは情報機関を持たないで調べる術すらないのだから、指摘が矛盾してるんですよね。虎の子の情報収集衛星も、その運用機関はなんだかあいまいなまま。内閣調査”室”なんてケチくさいこと言わないで、ちゃんとした機関を設置すべきですよね。
Posted by: ウイングバック | 2004.11.11 09:47