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2004.12.03

防衛庁の真の敵は財務省にあり

政府が9年ぶりに改定する「防衛計画の大綱」の策定作業が大詰めを迎え、難航している。防衛庁と財務省の折衝が困難を極めているからだ。財務省側の主役は、財務省初の女性主計官に抜擢された片山さつき、という人らしい。防衛庁関係者によると、かなりの難物のようである。
ソースがZAKZAKなので、全てが事実とも言えないが、発言や折衝の態度が半分でも事実としたら、防衛庁もとんでもない人物を相手にしているようだ。

「災害派遣は警察と消防に任せればいい」
今年、各地を襲った大災害で自衛隊がどんな役割を果たしてきたか、少しでもニュースをチェックすれば分かるはずだ。大災害といかなくとも、消防や警察では手で余る事態に自衛隊のレスキューにお呼びがかかり、困難な任務をこなしている。

「潜水艦なんて時代遅れなものは必要ないわ」
元来ステルス性に優れ、現代の搭載兵器ならば艦船、地上問わず攻撃できるプラットフォームが時代遅れ?太平洋戦争でアメリカの潜水艦部隊は日本と言う国全体を干上がらせた。近年ではフォークランド紛争で、イギリスのたった1隻の原潜の存在がアルゼンチンの軍艦全体の活動をあきらめさせた。水上艦こそが脆弱な存在なのだ。どんな専門家にレクチャーを受けたんだ?

とにかく、防衛庁側が各論で論破しようとしても、自分たちの作成した構想に固執して貸す耳を持たないヒステリックなオバチャンの姿が目に見えるようである。
個々の兵器削減は時代の趨勢だとしても、財務省側の案は北海道の町が4つか5つは消えるようなものもある。予算の削減幅ありきで陸自の定員や戦闘機の機数を決めるのはまったくナンセンスだ。安全保障なんてものを全く考えずに勉学に勤しんだ「元東大美人エリート」とやらに、防衛庁には負けないでほしい。

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