雑誌あれこれ<自衛隊新世代兵器><軍事研究05/03>
エッチングの接着に2液混合のエポキシ系接着剤を扱っていると、小学生のときにエポキシ系パテの混合比を変えてネバネバのままにし、”可動式砲塔”の台座にしたことを思い出した。あれって結局どうなるんだろう。
そういうわけで、今週発売の雑誌を紹介。
<自衛隊 新世代兵器PERFECT BOOK2005>
新防衛大綱決定による、自衛隊の将来装備を妄想するムック。カラーページは武装LCACやF-2スーパー改など、まさに妄想爆発だが、モノクロページは中国脅威の分析や防衛大綱の分析など、ライトなミリオタ層に向けたものか、ヘビーなミリオタに向けたものかよく分からない構成。空母が欲しいのもV-22オスプレイが欲しいのも普通科の装備を充実させたいのも分かるけど、まずは予算のことを考えよう。
<軍事研究05/03>
特集は「領土審判に対処できるか自衛隊」。南西諸島に対する防衛の検討や空自の領空侵犯対処など、現状での領土保全に対する問題を分析している。また、公明党にツブされた長距離対地ミサイルの是非についても論じられている。興味深いのはプライズ賞と呼ばれる民間開発の宇宙船開発レースに関する記事と、2年前のスペースシャトル・コロンビア爆発事故の分析記事。スペースシャトルの件などは、日本では取り上げられることの少ないフォローアップ記事なので、貴重である。
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