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2005.02.21

オールタイム・ベスト映画10傑

古い知り合いが映画のブログをオープンしたのに刺激されて、自分もオールタイム・ベストを考えてみた。順不同。
1.リーサル・ウェポン(1987・アメリカ)
対照的な2人の刑事が活躍する典型的なバディ・ムービー。だが、射撃姿勢に主人公の背景を投影させるなど、入魂のガンアクションは後のスタンダードというに充分。ちなみに「2」以降は主人公リッグスの苦悩が薄くなっているので、映画の魅力半減です。
2.王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987・日本)
音楽・坂本龍一という部分も含めて、当時としてはゴージャスなアニメだが、商業的に失敗。しかし、人類と文明の関係まで踏み込んだ深い作品。
3.機動警察パトレイバー2TheMovie(1993・日本)
アニメとは監督次第でこうも変わるのか、と衝撃を受けた作品。メディアミックスとして発表された一連のシリーズとの格差は、「ビューティフル・ドリーマー」以降の押井守信者とアンチ押井守の分化をハッキリさせました。
4.ビバリーヒルズ・コップ(1984・アメリカ)
MTV全盛期の、MTV風に作られた刑事映画。エディ・マーフィのノリだけでなく、アクションとシナリオも意外にしっかりしてます。
5.「ファイナル・カウント・ダウン」(1980・アメリカ)
いわゆるタイムスリップもの。F-14Aトムキャットがカッチョイイ。それだけですが。
6.「ブラックホーク・ダウン」(2001・アメリカ)
アメリカのヒーロー魂爆発だとか、アフリカ蔑視だとかいろいろ言われますが、現時点で戦争アクションの最高峰でしょう。
7.「トラフィック」(2000・アメリカ)
麻薬犯罪を、麻薬患者・麻薬取締官・麻薬ディーラーそれぞれの視点から見た映画。決してハデなアクションはないものの、それぞれの苦悩がにじみ出た作品。
8.「紅の豚」(1992・日本)
宮崎駿監督本人には「休憩」のごとく言われた作品ですが、飛行機好きのおとぎ話として、いい話です。
9.「男たちの挽歌」(1986・香港)
いわゆる香港ノワール。もう漢(おとこ)とはこのことというぐらい、シビレます。いまやハリウッドに進出したジョン・ウーのガンアクションにもシビレます。
10.「クラッシャー・ジョウ」(1983・日本)
古いアニメの中でも話題に上ることの少ないスペース・オペラですが、練られたシナリオとスピーディなアクションは一級品。30過ぎた今でも、セリフが口癖に残ってます。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

こんばんは。
私の一押しはTV映画なのですが、「バンド・オブ・ブラザース」が良かったです。
101空挺師団のお話なのですが、見終わった後ドラゴンのキットを買ってしまいました。

深夜放送で札幌でもやっています。見なきゃいけませんね。

僕的には、やっぱ、紅の豚です。
ポルコ・ロッソ、漢でした。
もちろん、サボイア飛行艇、作りました。

 バンド・オブ・ブラザースは良かったですね。 特にアルデンヌの森のシーンの描写は凄まじかったです。 まだ見ていない人は必見です。

 あとパトレイバー2The Movieも好きで何度も見てましたね。 渋いオヤジの戦いってのはちょっと憧れます。
 元ネタになった「2課の一番長い日」も好きでラストで主犯の男が連行される時「生きてりゃもう一回位出来るさ」と言いながらニッと笑うシーンにはシビレました。

>kazuさん
ハードボイルドなんですよね、ポルコは。自分もイタリア美人に「バカ!」と言われたい。

>あるばさん
隊長と陸幕調査部の男のやりとりもシビレますね。ああゆうシブい大人になりたかった。

しかし、みなさんアニメよく見てるんですね。安心しました(笑)。

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