ブログと、コミュニケーションと
”ブログ界”なるものがあるかどうかは別として、有名ブログの1つである<ガ島通信>の「ブログ」の終焉なるエントリーに以下のようなくだりが掲載されました。
「電車男」と言う形で、2ちゃんが「終わった」ように、切込隊長事件が代表するようにブログも「終わった」(いや、今から始まった)。
それは単純にブログがリアルに支えられた、コミュニケーションツールになった。WWWやメールのように、システムインフラとして今からスタートしたということではないでしょうか。
<ガ島通信>に限らず、”ブログは終わった”なるエントリーが”先鋭的な”ブログに掲載されはじめています。マスコミに取り上げられた時点で”終わった”とするなら、確かにブログなる”流行モノ”は終わったといえるかも知れません。
ひるがえって、我が<BlogModelers>のお話。
このブログがお世話になっている<BlogModelers>はゆるりとしたブロガーの集まり。それが、Kazuさん、P.E.Kishimotoさんをはじめとするみなさんの尽力により、ネットからリアルに、全国から集うことができました。多くのブロガーを導いているAVRO牧師様やKazuさんといった”初期メンバー”のみなさんが、どのようにして集まったかをうかがう機会はまだありません。しかし、ブログがリアルに支えられたコミュニケーションツールになりつつあるとするなら、<BlogModelers>に参加したことはブログというコミュニケーションツールを生かし、成功した初期の事例の1つに立ち会うことができたのではないか、と感じるのです。
願わくば、ブログの先のツールが現れても、みなさんと”つながって”いられますように。
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ウイングバックさん、おはようございます。
最近ブログ終焉云々という記事、多いみたいですね。
先日も利用者がウン十万人とかという報道が新聞に出ていたので、ブログが市民権を得つつある一方で、流行としてのブログはピークを迎えているということのかもしれません。
私自身は、ブログは単なるツールだと考えており、簡単に画像などを添付して自分の状況を伝え、何らかの共通点のある人たちとコミュニケーションする手段にすぎないと思っています。
Blog Modelersにおいては、ブログは結果的に、模型好きのコミュニティを構成するための共通言語であったのかもしれません。
今回、静岡で皆さんとお会いして、そんなコミュニティができつつあることを実感しました。ブログという手段であれ何であれ、コミュニティができあがれば、あとはどうこれを運営していくかということに尽きるんだと思います。
そういう意味で、このコミュニティは新しいフェーズに入ったのかもしれません。
これからも、よろしくお願いします。
Posted by: Kazu | 2005.05.23 09:25
>Kazuさん
こんばんは。
ネットにパソコンを繋いで5年近くにして、ようやくネットを通して人に出会い、集うことができました。そこにツールの終焉の記事でしたので、ちょっと考えました。だけど、今はもうKazuさん本人と作品の繋がりを想像できる。これだけでも、静岡に出かけた意義があったと思います。
Posted by: ウイングバック | 2005.05.23 22:32