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2005.06.07

書評<アニメ・マンガ・戦争>

アニメ・マンガ・戦争
安彦良和
ガンダムのメイン・スタッフでありながら、現在は著作活動はマンガ中心の安彦良和。氏のガンダムエースに連載された対談をまとめたもの。対談相手はゆうきまさみや貞本義行などオタク業界の周辺から松本健一まで幅広い。安彦氏がいい聞き手なのか、「村上隆はやっぱりイヤなヤツっぽい」とか「高千穂遥、作品に似合わず強固なポリシーの持ち主だなあ」とか、ゲストの個性がよく見える。この本の目玉はやはり最後の大塚英志との対談か。サヨク・プロ市民的な感覚が強い大塚氏と、サイレント・マジョリティを代表する感覚(だと自分は思う)の安彦氏の”言い争い”は「世代論争」では括れない、日本の保守とサヨクの論争を見ているようで興味深かった。

初版2005/05 角川書店/ハードカバー

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