防衛庁、グローバルホークの導入を検討
防衛庁は、無人偵察機(UAV)の導入について、RQ-4グローバルホークを軸に検討する方針を固めた。
無人偵察機といっても大から小までいろいろあるわけだが、グローバルホークは高高度に長時間滞空することで戦域を監視する。センサーはIR(赤外線)、EO(光学)、SAR(合成開口レーダー)を組み合わせる。が、領海監視を行うならシー・クラッター対処の改修が必要になるのではないだろうか。
問題はグローバルホークを生かす地上または艦上・機上のインフラ。これらの施設を効率よく配置しなければ”宝の持ち腐れ”になることは間違いのないところだろう。さらにいえば、現在は洋上監視機の感を強めているP-3Cと後継であるP-Xとの折り合いをどうつけるのか。さらにいえば、不審船や違法操業船が現れるたびに指摘される海保と海自の連携をどうはかるか。ハヤリもんを買いつけるだけではダメな時代にきているのではないかと思うのですが。
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