韓国初の国産超音速機練習機T-50ロールアウト
韓国航空宇宙産業(KAI)は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領をはじめとした政府機関の関係者と軍の関係者ら2000人余りが参加する中、初の国産超音速機T-50の量産1号機のロールアウト・セレモニーを行った。
本機はKAIとロッキード・マーチンが92年から開発を続けてきた高等練習機。カテゴリーとしてはBAEホークやアルファジェットと同類にあたる。開発年代の新しい本機は、現行戦闘機への入り口となるLIFT(LeadInFighterTrainer)として最適なんだそうだ。既にリンク切れしてるが、他のニュースでは世界の同カテゴリーシェアの40%が目標とか、アジア・南米を中心に800~1200機を売るとか勇ましいことが書いてあったわけだが・・・現行戦闘機の高度なアビニオクスの習熟への対応は、現行の練習機のアビニオクス換装などの延命策で可能で、現にアメリカ空軍のT-38タロンやイギリス空軍のBAEホークなどは既に改修計画がスタートしている。
さらに、アエロマッキM346やMIG-ATといったライバルも実機が完成しており・・・ガンバッテクダサイネ(棒読み)。
ちなみにリッチな航空自衛隊は、T-4でジェット機への対応を済ませた後は一気にF-2BやF-15DJを練習機代わりに使う。もちろん、防衛大綱で減らされた戦闘機の定数を練習機でごまかす意味もあるわけだが、T-4の発展型、考えてもいいかも。
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