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2005.09.02

書評<イグ・ノーベル賞>

イグ・ノーベル賞      
もっと!イグ・ノーベル賞    IG NOBEL PRIZES
マーク・エイブラハムス  Marc Abrahams
イグ・ノーベル賞とは、1991年に創設された”裏”ノーベル賞。世間を①いかに笑わせ②いかに考えさせたか、を基準にして、その業績に対して贈られる賞である。本書はその栄誉ある賞の内容の一部を抜粋したもの。
イグ・ノーベル賞には2つのタイプがあるようだ。1つは人が「しょーもない」の一言で片付けるような事柄を、大真面目に、科学的に検証した研究に与えられる賞。「コーンフレークがふにゃふにゃになるプロセスの物理学的考察」とか、どーでもいいことなのだが、「なぜ?」と思った本人だけができる研究の数々。
もう1つは人間の愚行に対して、皮肉たっぷりに与えられる賞。銀行を破産させた1人の男。意味不明な言動を続けるアメリカの元副大統領。彼らはまさに我々の反面教師である。
どーでもいいことを、皮肉たっぷりだが、あくまで科学的に、真剣に捉える。それが逆におかしい。オススメの1冊である。

初版 2004/03 阪急コミュニケーションズ/ハードカバー
初版 2005/08 ランダムハウス講談社/ハードカバー
  

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