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JAXAの小型超音速実験機試験が成功

次世代の超音速旅客機の開発を目指して、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、オーストラリアのウーメラ飛行実験場で、小型実験機の飛行実験を行い、成功した。

1980年代までは各国ともメインのエア・ライン(日本;JAL/イギリス;ブリティッシュ・エア・ライン/フランス;エアフランスなど)は国家の象徴の一つとして国の庇護下にあったが、航空業界は自由化をひた走り競争は激化、コスト管理は運行の安全を脅かすほどの問題となりつつある。さらに昨今の石油価格高騰が、伝統あるアメリカの航空会社が破産させる事態となっている。
そうした状況下で、ボーイングは次世代機は787で燃費重視・運行コスト重視を打ち出した。この方向が現実的なのは確かだろう。
一方で、コンコルド以後もSST(SuperSonicTransporter;超音速輸送機)を開発する計画が浮かんでは消えている。JAXAの今回の試験も、SST実現のためのデータ収集の1つだ。SSTが日本1国で実現するとは夢にも思えないが、将来の国際共同開発に向けて、主導権をとるべく技術の蓄積をはかるのは損ではない。が、問題はその計画が現実に動き出すかだろう。マッハ2で大洋を突っ切ること、それによって得られる時間を大金を引き換えにする需要がどれほどあるのか。リーサラには想像もつかない世界だ。なにせ航空総需要の予測は天下のボーイングとエアバスでさえ、大幅な見解の差異があるのだ。個人的にはパリ・エアショーに模型が出品されていたという(ソース;軍事研究)ビズ・ジェットクラスの超音速機ぐらいの方が、実は需要があると思うのだが。
それと前から思ってるのだが、アメリカのNASAみたいに基礎技術研究分野ぐらいは防衛庁の技術研究開発本部と統合した方が様々な研究結果を共有し、予算も節約できていいことづくしだと思うのだが。この実験機も、長距離ミサイルか何かに使えそうなんだけどなあ。

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