書評<宇宙の歩き方>
宇宙の歩き方
林 公代
いわゆる「地球の歩き方」の延長?になる旅行ガイド。航空機によるフリーフォールからサブオービタル・フライト、軌道上のISS(国際宇宙ステーション)での滞在など、今できる(and近いうちにできそうな)宇宙への旅を紹介している。空の果てと宇宙の入り口をほんの少し(数分間)体験できるサブオービタル・フライトや、20億円以上かかるISSへの旅が、庶民にとって現実的なものかどうかは別として、連絡先などちゃんと書いてあって、しごくマジメな”旅行マニュアル”だ。
それにしても、冷戦時代は西側諸国にとって”秘境”の1つであった、ソユーズ打ち上げ基地であるバイコヌールの”タウン・ガイド”まであるとは、時代は変わった。少しは軍事機密ってやつを残しておいて方がロマンがあっていいと思うんだけどなあ。
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