日本政府、高速輸送艦の導入をアメリカ政府に通達
政府が高速輸送艦を導入する方針をアメリカに伝えていることが22日、分かった。中国による東シナ海の離島侵攻などに対応する戦闘部隊や物資集積の海上基地となり、インド洋大津波のような大規模災害でも機動的に展開できるようになる。ここでいう高速輸送艦とはアルミニウム製の双胴型のウェーブピアサーで、HSVとして、アメリカで地域内での兵力輸送用に試験運用している。民間フェリーのリースだが、運用実績は概ね良好のようである。
「世界の艦船」の2005年11月号の特集は”明日の自衛艦”なんだけど、このテの輸送艦のハナシは一切出てこないんですよね。ただでさえ予算不足なので、保守的な海自が新機軸の輸送艦の新たな導入に積極的とは思えない。なので、記事中にあるように、石油価格高騰で採算が合わなくなり、就航中止となっている小笠原TSLの救済策の面が強いんではないかと。海自としては「西部方面普通科連隊の輸送手段なんだから陸自に買取の予算は振ってくれ」ぐらいが本音だと思う。
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■2005年10月25日
別に今さらということでもないけど、やはりアメリカの存在って、日本にとっては大きいですね。
時事ネタにしても、山ほどあるし・・・
メジャーリーグ、ゴルフツアー、音楽、アメリカ車、食料品、映画、そしてコンピュータ関係やネット....... [Read More]
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