<NHKスペシャル サイボーグ技術が人類を変える>を見た。
NHKスペシャル「立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」を見た。攻殻機動隊がらみのネタということで、2ちゃんねるの実況もヒートアップ。
ニューロンの電気信号で直接操作する義手。パーキンソン病を、脳に電極を埋め込んで治療する。人口の目や耳を脳に直結。まあ、ここらへんまでは「スゲーな」で済んでいたのだが、DARPA(アメリカ国防高等研究開発局)が出てきたあたりから、もはやSFを超えた現実が目の前に現れる。DARPAの長官を悪の親玉呼ばわりしたり、パツキン美人の軍事科学技術者に”萌え”ていた2ちゃんねらーも、神経を刺激し操ることによる”遠隔式コードレスマウス(from2ちゃんねる)”、海馬から製作するニューロチップあたりが登場するとレスの雰囲気が変わり始める。もう生命倫理も何もない、アメリカのテクノロジーの独走にドン引きである。
いやー、DARPAの人たちには、自分たちの技術の到達点の1つとして、ぜひ「攻殻機動隊」を読んでもらいたい。「イノセンス」の格言を刻み込んでもらいたい。ていうか、もはやフラナガン機関までひとっ飛びだな。
再放送は11月8日(火)午前0:15~1:29。SFの心得があって未見の方は一見の価値ありです。
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Comments
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こんばんはー
うあああ見逃した。凄く見たいので再放送はチェックします。
DARPAと言うとパワードスーツとか歩兵を食事無しで活動させる研究なんかやってるので何処となくトンデモな感じがしていたんですが、ニューロチップまで行きましたか。
倫理も何もあったもんじゃない気がしますけど、紙一重の研究にも予算が出るというのはある意味羨ましい環境ですよね。
Posted by: あんぐら | 2005.11.06 00:32
おはようございます。
DARPAのような組織がない限り、本当の意味での”先端”を突っ走れないんでしょうね。
立花隆の戯言はともかく、再放送は必見です。ミリオタならいろんな妄想をして、イヤな夢を見ること請け合いです(笑)。
Posted by: ウイングバック | 2005.11.06 07:34