<まだまだあぶない刑事>を見てきた。
札幌郊外の某シネコンで「まだまだあぶない刑事」をレイトショーで見てきた。観客はオレを含めて5人(笑)。
マンガやアニメに大きく影響されている安い人生のオレだが、<あぶない刑事>シリーズも生き方、というかスタイルに大きく影響を受けた。特に10代後半から20代前半まで、チャンドラーの「長いお別れ」をはじめとした”ハードボイルド”に感化された直後に、ちょうどよく現れた”ダンディ鷹山”と”セクシー大下”の”軽いハードボイルド”にハマッた。女の子にへーちゃらで恥ずかしいセリフをはく。常に動作に気を配る。サラリーマンになった冬にすぐに買ったのは流行から外れたロングコートだった。
その<あぶない刑事>シリーズの最新作が公開された。舘ひろしも柴田恭平ももはや50代。それでも、とてつもなくカッコイイ。今どきの若い俳優の印象なんか吹っ飛んでしまうのである。
ストーリーはシリーズを見続けた者ならば分かるお決まりのパターンあり、どんでん返しあり、細かいツッコミどころはあるものの、よく練られていると思うし、スローモーションがウザいぐらいで撮影に特に問題はない。だが映画のデキは問題ではない。これは、あくまで舘ひろしがオンナをくどく姿と、柴田恭平が走る姿を見る映画なのだ。
札幌に転勤になって車通勤になったため、ロングコートなど着てなかったが、この冬は久しぶりに出してみよう。
追記;カントク、オートのハンドガンを横にしてかまえるヤツは悪役、というパターンはそろそろやめましょうや。
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