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2005.12.22

サウジアラビア、ユーロファイタータイフーン採用

リード英国防相が、サウジアラビア空軍のトーネードの後継として、BAEシステムズを主契約社として、ユーロファイター・タイフーンの導入契約を結んだことを発表した。採用機数は確定48機、オプション72機とのこと。
ギリシャは導入コストの関係でタイフーンをキャンセルしF-16を採用、韓国とシンガポールもF-15シリーズを採用と、売り込みに苦戦していたタイフーンだが、ようやくの大型契約である。トーネードIDSの後継とのことなので、トランシェ3と呼ばれるほぼ完全な能力を持つ生産型が導入されるのだと思われる。
ここで気になるのが、タイフーンの前身であるEFA計画から抜けたフランスのダッソー・ラファール。こちらも海外への売り込みに苦戦しているが、タイフーンにちょっとだけ差をつけられた格好だ。果たして、EUの武器輸出規制解除を強引に進めて、中国への接近をはかるか?そうなると、空自はやっぱF-22Aラプターがぜひとも欲しいところなんだろうなあ。

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Comments

おじゃまします。コメントいただいたのろかめです。
サウジがタイフーンを。どんな塗装になるんでしょうね・・・
リンクしていただいたのでこちらもリンクさせていただこうかと思います。こちらこそよろしくおねがいします。

こんばんはー

ちうごくがもしラファールを導入となるとやっぱり2008年の空母就航あたりでしょうか。
現時点では艦載機はSu-33の予定みたいですが。

ここは日本としては雲行き怪しいJSF計画に今更ながら参加表明して復活を計るというのはどうでしょう。

>のろかめさん
おはようございます。
わざわざこちらへのコメント、ありがとう。
ユーロファイター、案外と茶系統の迷彩も似合うと思うんですよね。なんにしても、現物が早くみたいですね。

>あんぐらさん
おはようございます。
今月の航空ファンを見ると、ロシアもなんだかんだ言って、Su-33の新型は引き渡してないそうなんですね。この先はどうなるか分かりませんが・・・。
JSF計画、まじめに日本に参加の持ちかけがあるかも知れませんね。個人的にはやはり、少数でもラプたんがいいと思うんですが。

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