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2006.01.12

アフガン戦争でも再評価されるA-10

STRATEGY PAGEというHPにアフガン戦争でのA-10ウォートホッグの評価に関する記事が掲載されている。
いわく「アフガニスタンで最も有効な兵器は30mmガトリング砲を搭載したA-10」であり、「目標が民間人と接近している場合、非常に正確に攻撃ができる」とのこと。「A-10は攻撃目標へ最も早く進出することができ、捜索と攻撃を有効に行うためにペアで行動する」そうで、「タリバンは上空のA-10の姿を見ただけで逃げ出す」そうだ。
A-10はもともとベトナム戦争のゲリラ狩り、転じて冷戦時代にはドイツのフルダ峡谷に殺到するであろうソ連軍の戦車に対抗するために設計された、特異な攻撃機だ。絶大な威力の30mmガトリング砲を中心に胴体を形成、AAA(対空砲)に抗堪するためにコクピットを防弾板のバスタブで囲む。低空を徘徊し、反復攻撃を繰り返すために直線翼を採用し、なおかつ大きな兵器搭載量を誇る。エンジンはIR誘導の携行式SAMを避けるために胴体の横にマウントし、2枚の垂直尾翼が排気口を隠す。その特化した能力ゆえ、低速で現代戦の濃密な対空防御網に対抗できないと考えられるようになり、湾岸戦争前には引退を宣告されていた。
だが、湾岸戦争では、制空権を確保した戦場でいかんなくその能力を発揮し、引退は延期された。さらに10年以上を経たアフガン戦争でも戦果を上げ続けている。アメリカの戦いの相手が戦闘機はおろか、組織的な対空防御網を持たない(あるいは事前に壊滅させることができる)になったこともあり、F-16を大量に繰り出すよりも、効率的に攻撃目標に対処できる戦場をA-10は与えられた。
陸軍航空の主役であるヘリコプターが、詳細は不明なものの損害を重ねているイラクやアフガンで、ゲリラの小火器では対抗できないA-10のような攻撃機の有効性は証明されているわけだが、後継機開発の予定はない。脆弱なヘリと、F-35のギャップがUAV(無人攻撃機)で埋まるのだろうか。


2ちゃんねるの該当スレに、エリア88でA-10を愛用したグレッグのセリフが多数引用されてた。2ちゃんねる、意外と年齢層が高い(笑)。

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Comments

こんばんは
A-10って不思議です。
コンセプトが十分の特異であるだけでなく、
凝った設計でも無さそうだし、一人乗りだし、
丈夫そうだしランニングコストも低く抑えられているのかなあ?と思ったりします。
大量生産しやすくて丈夫で長持ち。
兵器としては優等生なのですかね。

>ドカ山さん
こんばんは。
旧ソ連の対抗馬であったSu-25の方がマトモな形だという、珍しい例ですよね。
一説によると、A-10の調達価格は10億円前後だったそうです。安価で丈夫で長持ちするヒコーキの見本ですね。

エースコンバット5の揚陸作戦支援任務ではA-10大活躍ですよ。
アベンジャー機関砲で地上目標をボコボコに…恐ろしさがちょっとだけ体験できますです。

カゼお大事にしてください。

>るーぷあんてなさん
こんばんは。
そういえば、たいていのゲームでも、A-10は対地最強の兵器ですね(笑)。
年々、抵抗力が弱まっています。るーぷ様も風邪を召さぬよう、気をつけてください。

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