退役空母<クレマンソー>にもアスベスト問題
なんとか風邪から復活しつつあります。でも仕事か寝てるかどちらかという、極端な月曜日だったため、今朝ホリエモンが会見してたのにはビックリした。
で、本題。
既に退役しているフランス海軍の空母<クレマンソー>が最終解体作業のため昨年末、フランス南部トゥーロンからインドの港に向け出航した。が、艦内にアスベストが残っていることから「安全基準に問題あり」として15日にはエジプト政府によりスエズ運河航行は一時待機となったりしているとのこと。
日本でも各地でアスベストの被害が拡がっているが、古い軍艦であるクレマンソーもまた同様らしい。不燃のうえに断熱効果バツグンとくれば、火災を何より恐れる軍艦にはピッタリの断熱材だったわけだ。それが今やもっとも危険視される有害物質の1つになるとは、フランス海軍も予測していなかっただろう。ロシアのごとく、退役原潜を海岸にゴロゴロ転がしておくにはグリーンピースがうるさい。昔のごとく、何もかも有害物質を発展途上国に押しつけるわけにはいかない。結局自国で解体するほかないと思う。ここは奥の手として、特定アジアの大国向けに改装、というウルトラCもありえるな。
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