先日、すず黄さんが「なぜチェコには簡易インジェクションキットメーカーが多いのか」という疑問を投げかけてらっしゃいました。メジャー路線だった自分もこのところ、ホビーショップの簡易インジェクションキットの棚をチェックする機会が多くなり、同じ疑問を抱いていました。
Albatrosを製作後、勉強し直しの意味でMODEL ARTの増刊「簡易金型キット攻略法航空機編」を買ってきたのですが、裏表紙に輸入代理店のビーバーコーポレーションの広告があり、そこに上記の疑問の答えの一部がありました。以下、長いですが引用。
『幾世紀にわたり伝統あるボヘミアガラス職人の血を引いたチェコの人たちが、1989年のビロード革命以後、その造形美をプラスティック模型にも具現化しようと取り組んできました。特にエデュアルド社は、工科大学の研究グループとの産学協同で金型の研究・開発を進め、もはや簡易金型の領域を超えた技術力を備え、これからもWWⅠ機からジェット機と幅広いきっと化を続けていきます。』
ボヘミアンガラスの造形美ときたか。でも、”マイナー機だろうが世のヒコーキは必ず立体化する”みたいな執念の説明にはなってないなあ。国産メーカーが概ね保守化してる中、今後も小ロットでもモデラーが唸るようなキットをリリースして欲しいものです。
追記;
いいこと思いついた。チェコ語を勉強して、「必ず一人3個買います。」「ネットオークションでエアフィックスのを\5000で落札するバカがいます(ワタシのことです)。」とか書いて、BlogModelersのみなさんのサインを集めて、エデュアルドに手紙書いたら、バッカニアの金型作ってくれるんじゃね?ホビーショーのときにタミヤの人に頼むより実現するような気がする。
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