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2006.02.06

東芝、ウエスチングハウス社の全株式取得契約

東芝とBNFLは6日ロンドンで、東芝がBNFL傘下の米原子力プラントメーカー、ウェスチングハウス社(WH)の全株式を取得する契約を行ったと発表した。
かねてから交渉が伝えられていた東芝によるウェスチングハウス社の買収だが、正式決定した。東芝は従来からの沸騰水型軽水炉(BNR;BoilingWaterReactor )に加え、ウェスチングハウス社が持つ加圧水型原子炉(PWR;PressurizedWaterReactor)の技術を入手することにより両者を補完、世界市場を席巻する計画だそうである。
ウェスチングハウスといえば、その昔はジェットエンジンや火器管制装置も手がけた軍需メーカーでもあった。それを日本の東芝が買収するとは、時代は変わったものだ。

ここからは個人的な妄想。PWRはその構造やコンパクトさから、原子力潜水艦のメインプラントとなっている。アメリカ海軍の原子力潜水艦が搭載しているPWRはGE製なわけだが、日本もPWRの最新技術を手に入れたわけだ。これは何かの伏線なのだろうか?アメリカ海軍はSSN(攻撃型原潜)の必要数と保有数が合わず、上がる一方の稼働率に悲鳴を上げていて、なお太平洋方面で中国海軍の脅威は増大中である。

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