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2006.02.25

信じることの危うさ、信じないことの愚かさ

胃がシクシクと痛む。親父の遺伝子を受け継げば痔、お袋の遺伝子ならば十二指腸潰瘍と覚悟していたのだが、ついにきたのか。
なのに酔っ払ってしまったので、愚にもつかない文章をダラダラとアップ。

”イラク3バカ人質事件”の当事者の一人、今井クンのブログが炎上していたことには少し触れた。その後も彼の”弁明”をウォッチしていて感じるのは、彼が物事の一面しか捉えてないし、その一面を信じて疑わないことだ。例えば彼は、前の選挙で母親が民主党の横路氏に投票したことを明かし、一家が共産党シンパであることを否定する。横路氏といえば、オレでも民主党にいることがフシギなくらい”共産党より左派”であることを知っている。例えば彼は、事件の際の”自衛隊撤退”の署名について”自分の友達が協力した”ことの延長線として、”善意の人たち”を疑っていないように見える。事件を利用し政治的主張をしようとしたプロ市民や弁護士を協力者としながら、自らの行動は政治的なものではなく、信念によって立つ行動だとする。彼は自分の捉えていることは頑なに信じ、それゆえブログのコメントが指摘する矛盾を矛盾と感じない。

翻って自分。大体のことは疑ってかかる。好きな言葉は「光と影」。だが、自らもあまり信じていないゆえに、どこにも行けない、進めない。よくないなー、オレ。反省しよう。

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Comments

こんばんはー
共産党シンパが来ましたよ(笑)。
まあ物事の一側面というと火を付けて回っている憂国系の人たちもプロパガンダを純粋なまでに信じ込んで、共産党と中共が仲間だとか平気で言ってますし、所感派と国際派の区別どころかそうした派閥すら知らずに叩いていたりするので、どっちもどっちと言うかB層というか、まあ世の中イノセントな心をもつ人が多いなあ、とw

自分は疑り深いと周りから極めて不評を買ってます。

>あんぐらさん
こんばんはー。
なるほど、「イノセンスな心をもつ人」でスッキリ説明がつきますが、逆にこわいっすね。
今の世の中、疑り深いぐらいでちょうど良いのではないかと(笑)。

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