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2006.03.31

稲川会系暴力団の武器密輸事件で、RPG押収

札幌は少し暖かくなってきたと思ったら、また雪が降ったり嵐並みの風が吹いたり、激しい天候。おかげでちょいと風邪気味。

横浜港を舞台にした稲川会系暴力団の武器密輸事件で、警視庁と神奈川県警などが、暴力団の関係先からロケットランチャー1基と機関銃1丁を押収していたことが分かった。
いやはや、あぶない刑事か西部警察の世界だ。このRPGは12.7mmの銃弾すら止めるという防弾セダンに対抗するためか、それとも厳重な警備の幹部宅の、堅固なコンクリート壁を貫通するためか。あるいは、国内のテロ組織に転売するためか。このテの密輸事件は発覚するのが氷山の一角だと思うので、在庫はいっぱいあるんだろうなあ。
暴力団のみなさん、RPGは反動を抑えるために強烈なバックファイアが発生するので、使う人は後ろに気をつけてください。

偽メール問題で民主党の前原執行部が総退陣へ

民主党の前原誠司代表は31日、偽メール問題で党運営が混乱した責任を取り、代表を辞任する考えを固め、党幹部や関係者に伝えた。
んで、問題の発端となった永田議員は議員辞職し、4日に予定していた偽メール問題に関する元週刊誌記者、西澤孝氏に対する証人喚問も中止となった。
誰でも思いつくことだけど、よっぽどこの西澤っていう人に喋ってほしくなかったことがあったんだろうなあ。結局、民主党左派の思い通りになったということなんだろうか。でもそれじゃ、政権獲得は遠くになりけり、だな。
で、例によって該当2ちゃんねるのレスより。

3 Name: 名無しさん@6周年 [] Date: 2006/03/31(金) 13:38:50 ID: yCEc3gAe0 Be:
3なら横路代表

この方に岡崎トミ子など加えた執行部で、いっそ分かりやすい対立構図を希望。

2006.03.29

レベルの高い朝日新聞社説(ニュー速VIPより)

ココログはメンテのたびにボロボロになっていくな。クレーマー役はココログセレブの大石英司氏にまかせよう。

昨日の朝日新聞社長の息子の逮捕を受けて、今日の朝日新聞がどんな感じで報道されるか確認しようとコンビニで本紙を買ったのだが、社会面に小さく載ってるだけ。ガッカリしたので2ちゃんねるから創作社説を引用。

147 :番組の途中ですが名無しです :06/03/28(火) 16:51:38.91 ID:t4HkNOzn0
良識あるネット利用者からネット右翼と呼ばれている若者たちがいる。
自分達の信じる歴史や思想以外を徹底的に否定する過激な「愛国者」たちである。最近では捏造、歪曲などが指摘されている「マンガ嫌韓流」への熱狂的指示などが記憶に新しい。
秋山耿太郎社長の長男が大麻取締法違反容疑逮捕されたことが、彼らの「愛国心」を刺激し、それを口実に嬉々として朝日新聞への過激で攻撃的な書き込みをネットの匿名掲示板への投稿がされていると聞いた。
だがちょっと待ってほしい。
逮捕された本人は朝日新聞とは直接関係のない人物なのだ。自分達のナショナリズムを満足させるために事件を拡大解釈し、利用しようとする狡猾な意図が見え隠れする。これがまかり通るのなら、「国の為だ」といえば、どんな風説も流布できることになってしまう。
ネットをこのような無法地帯にしてしまったのは、靖国参拝、日の丸君が代の強制などで若者を「洗脳」してしまっている小泉内閣の愚行があったからではないか。彼らの差別的で偏見に満ちたアジア諸国への誹謗中傷を見ると、「情報収集」、「支援」を名目に自衛隊の派遣を行う小泉首相の姿が、重なって見えてくる人があとを絶たないはずだ。
規制の順序を間違い、「いつか来た道」を再び繰り返すようなことがあってはならない。

レベルたけー。

書評<9条どうでしょう>

9条どうでしょう
内田 樹/小田嶋隆/平川克美/町山智浩
4人の”業界で干され気味”の作家たちによる、憲法9条改正と日本に関する小論集。ミリオタ・自衛隊ラヴの改憲派として、それぞれの小論に反論を一言ずつ。的外れだったらゴメンナサイ。

内田 樹”憲法がこのままで何か問題でも”
憲法9条と自衛隊の存在に齟齬があってこそ、今の日本の発展があった。今の”ビョーキ”とも言える状態ゆえ、日本にとっての利得になる、というのが内田氏の趣旨。”専守防衛”なる奇妙なドクトリン?が国防費支出を抑え、経済発展のみに集中できたことは一理ある。でもね、憲法は理念だけど、自衛隊は生身の人間の組織なのよ。そんな矛盾を抱えたままでいいわけはない、と思う。

町山智浩”改憲したら僕と一緒に兵隊になろう”
この人、ブログや映画評論を読んで、バリバリのリベラルだと思ってたんだけど、意外にミリタリズムに理解がある。問題は改憲の本質を「日本人の誇りを取り戻す>有事に迅速に対処するため」と捉えている点。中曽根のような老人はともかく、若い人でこの不等記号が成り立つ人が多数派とは思えない。

小田嶋隆”三十六計、九条に如かず”
4人の中では一番皮肉が利いている文章で、まとめがし難い(笑)。孫引きになるが、H.G.ウェルズは著者で日本の近現代史を「夢幻的な戯画のような」と表現したそうだ。小田嶋氏は、この奇妙な国と法律のままで何が悪い、と言いたいんだと思う。おおむねは同意。小田嶋氏の極私的提案はともかく(本書を参照)、自衛隊に関して”神学論争”が起きないような方向で9条2項のみ変えることはできないものなんだろうか。

平川克美”普通の国の寂しい夢”
改憲論者は”理想”ではなく”現実”に合わせて憲法改正を行わなければならない、と主張する。だがその”理想”とはありえたかも知れない”現実”であり、そこに折り合いをつけることこそが”現実的な態度”である、というのが平川氏の主張の趣旨。その他にも”TVモニターの向こうの現実”とか、某アニメ監督の好きそうなレトリック。ただ、隣国が同じ”非武装”とか”平和”とか理想を掲げて葛藤しているならともかく、そうじゃなさそうなのが問題だと思う。”備える”ことはいけないことなんでしょうか。

以上、しごく簡単にまとめてみたが、確かに改憲と護憲の原理主義では語れない論理が、確かに本書にはある。でも向かっている方向は概ね同じ。そのことだけは書いておきます。

初版2006/03 毎日新聞社/単行本

2006.03.28

本日のお買い物 060328

「よみがえる空」第11話の本郷三佐のセリフ。
「内田、おまえはいつもどんな目で空を見ている?ヘリパイの目で見ているか?」
シビれるなー。どこかで使おう。
で、今日のエモノ。
2006_0328draken0001
ハセガワのサーブ・ドラケンの引退記念モノ。この年度末は空自の国産機がまとまって引退するし、愛しのトムキャットも今年がラスト・クルーズだし、いろいろ区切りだな。
ところでこのキット、2機のセットなんだけど、最近こういうの多くない?むやみに単価上げるのは、よろしくないと思う。
それにしても今月はプラモ係数もブック係数も高かった。来月は手を動かそう。

朝日新聞社長の長男、大麻所持で逮捕

東京都渋谷区の路上で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の現行犯で朝日新聞の秋山耿太郎社長の長男、竜太容疑者(35)が警視庁渋谷署に逮捕されていたことが28日、分かった。
いやー、きましたよ!2ちゃんねらーの喜ぶ顔が見えますよ!久しぶりに異常に早いスレの流れですよ(笑)。
マスコミのみなさんはいつものように、社長宅に押しかけて家族のインタビューとか取るんですよね?社長宅の上空にヘリ飛ばすんですよね?期待してますよー。

2006.03.27

“萌え”防衛白書 売り上げ倍増

週末は熱海に会議のため出張。古い旅館の仲居さんたちは、おばさんを通り越しておばあちゃんの域。気弱な自分などは、おかわりを頼むのにも気をつかってしまう。そんなワケで?ちょっと疲れめなので、気になったニュースを短く。

“萌え”防衛白書 売り上げ倍増
自分も年末に取り上げたマンガ防衛白書、売れてるそうです。まあ、防衛共済会なんつーマイナー団体からワザワザ取り寄せるのは、ワタシと同じく”ネタ”としてだと思うけどね。しっかし、昨日もCXの「スタメン」でメイドカフェに勤める女の子が取り上げられてたし、マスコミは”萌え”って言葉使いたくてしょうがないみたい。なんだかなあ。

エアバスA380の脱出訓練で負傷者
エアバスが26日に実施した、A380の避難訓練で、男性1人が足を骨折したほか32人がすり傷など軽傷を負った。
はじめはA380に否定的なことを書こうと思ったんだけど、よく考えると乗員・乗客合わせて900人近くを80秒で脱出されるってスゴイな。昨日乗った満席の747のことを思い出すと特に。それにしても、早くモノホンが見たい。チャーターとかで新千歳に来ないかなあ。

2006.03.24

オーストラリア空軍のF-111が北朝鮮の麻薬密輸船を”撃沈”

オーストラリアのダウナー外相は23日、3年前に麻薬密輸でだ捕された北朝鮮船籍の貨物船が同日、オーストラリア空軍のF-111による演習の標的となり、海中へ沈められたと発表した。北朝鮮に対し、麻薬密輸の関与に警告を発する措置だそうだ。
CNNニュースではアードバークがミサイルを使用したことになっているが、NHKのニュース映像を見る限り、LGB(レーザー誘導爆弾)を投下しているようだ。実射訓練にしても、ハープーンを使うのはもったいないわな。
しかしこれ、日本でもやって欲しいな。日本海でASM-2でバラバラになる商船とか、すごいインパクトだと思うのだが。

2006.03.23

書評<眼の誕生>

眼の誕生  In The Blink of an Eye
アンドリュー・パーカー  ANDREW PARKER
稀代の進化論学者、故グールド博士は”カンブリア紀の大爆発”と称される生物の大量発生の研究により、進化は偶然の産物であること、また爆発的な進化と小規模な進化が繰り返される「漸進平衝説」を唱えた。では、なぜカンブリア紀の大爆発は起きたのか?グールドの著書「ワンダフル・ライフ」にはいくつかの説があげられているだけであった。本書はこの疑問に真正面から取り組んだものである。
本書の結論は実に単純である。「眼」の誕生により、生物の”追いつ追われつ”の時代が始まった。この場合の「眼」は光に対し単純に反応するものではなく、明確なイメージとして捉えられるものである。食べられる立場にあるものは防備を固めるためにトゲを備え、あるものは環境に隠れるように進化した。食べる立場にあるものは獲物の捕獲率をあげるため、それを砕くために顎を発達させたり、触手を備えることになった。それがさらに・・・という具合に、飛躍的に生物が様々な形態に進化する要因となったのが「眼」であるとする。もちろん、結論を証明するため事実を積み重ねるのが科学である。本書はそもそも光とは何か、現生動物の光受容器はどんな構造をしているかから話をはじめ、地球上に存在する化石に残される眼の痕跡の研究により、何が読み取れるのかを解き明かしていく。
本書の結論が正しいとすると、次に来るのは「では、なぜ眼は誕生したのか」という当然の疑問であるが、本書ではいくつかの仮説を紹介し、結論までに至っていない。仮説の中には銀河系の星雲としての動きにまで話が及んでいる。その証明は必ず、著者あるいは他の研究者がしてくれるに違いない。これだから進化論は面白い。

初版2006/03   草思社/ハードカバー

2006.03.21

世界の詳細な衛星データが公開される

アメリカの科学者組織「憂慮する科学者同盟(UCS)」とハーバード・スミソニアン天体物理センターの科学者らが、世界の衛星約800基の軌道の傾き、地球を回る周期などの正確なデータベースを公開している。
ニュースの趣旨としては、この中に日本の情報収集衛星2基の情報も含まれており、”専門家が、偵察対象地域が衛星の動きを把握し、日本の脅威となる活動を隠ぺいすることも可能としている”ことのようだが、どこの専門家のコメントだ?衛星の軌道データなんてのは、それなりの観測機器があれば観測・分析できるもので、どこの国の軍隊もそれを前提にしているんじゃないの?だからこそ衛星は万能ではなく、アメリカでさえ有人・無人の偵察/観測機を数多く保有している。

あいかわらずのマスコミはともかくとして、そのUnion of Concerned Scientistsを探してみた。基本的に、環境問題を中心に”憂慮して”いるらしい。そのなかのUCS Satellite Databaseからエクセルとテキストでデータを ダウンロードできる。そのエクセルファイルがコレ。

「UCSSatelliteDatabase060317J.xls」をダウンロード

確かにこれはスゴイ。この添付データはJapanでフィルタをかけているが、衛星のハードとしてのデータから、使用目的、軌道傾斜角までバレバレ。こうまでお手軽にデータを入手できるとなると、確かに問題かも知れない。衛星は軽量化や宇宙環境への対応が最優先のため、ステルス化が難しそうだが、本格的に考えなければいけないのかも。それとも、もう存在するのかなあ。

本日購入したマンガ 060321

本日、季節外れの吹雪の中にお出掛けし、購入したマンガ。

絶対可憐チルドレン 4
ブラック・ラグーン 5
さよなら絶望先生 3
ハヤテのごとく 6
サーティーガール 3

くっそー、オレがプラモを大人買いをしたときにかぎって、続刊がいっぱい出る。月末にはハセガワの1/72サーブ・グリペンのスペシャル・コンボも買わなきゃなんないのに。
いや、ちょっとグチりたかっただけです。

2006.03.20

書評<隠密部隊ファントム・フォース>

隠密部隊ファントム・フォース 上・下  Phantom Force
J.H.コッブ  Jamos.H.Cobb
アメリカ海軍の女性士官、アマンダが活躍するシリーズ。前回、海軍の特殊部隊を率いて戦ったアマンダだが、本作では一歩進んで民間船に偽装した最新の輸送艦に乗り込む”ファントム・フォース”を率いる。これは本文中にもあるように、その昔Qシップとして実戦への投入例があったそうである。
物語の舞台は前作に引き続き、政情不安定に陥っているインドネシアを中心とする東南アジアの島嶼地域。これまた前作で敵役だったハーコナンが再び地域を混乱に陥れようと画策する。そしてさらにその状況を利用して権力を拡大しようとする勢力が現れ、この混乱を抑えるためにアマンダのアイデアで生まれた部隊が投入される。

ハイテクとアマンダを中心とする恋愛ドラマが並行する本シリーズだが、今回はハイテクはコンパウンド・ヘリと呼ばれる固定翼と回転翼のハイブリッドヘリぐらい。ドラマ部分に比重が大きくおかれている。恋愛ドラマだけではなく、政治的駆け引きも詳述されるが、クランシーほど濃くもなくアッサリと読み進める。もちろん戦闘シーンも手抜きはない。
著者は軍事史に裏付けされた海事作戦をうまく現代戦のプロットに載せているので、物語としての”ワクワク感”を失わず、なおかつ荒唐無稽なシュミレーションになっていないところに好感が持てる。次回作あたりでニューキャラに期待。

初版2006/03 文藝春秋/文春文庫

2006.03.19

油モノ頼むと脳内麻薬分泌

昨日、酒を飲みながら録画しといたケロロ軍曹を見ていたら、思わず涙腺が緩みそうになってしまった。オレ、弱ってるなー(笑)。ケロロ軍曹、来週・再来週とちょっとマジモードです。
で、その晩酌にまつわるニュース。
高カロリーの油脂を多く含む食べ物がやめられない原因として、摂取直後に大量の「脳内麻薬」が分泌され、快感を感じる仕組みがあることを、京都大大学院農学研究科の伏木亨教授らの研究グループが18日までに突き止めた。
ワタシ、マックのフライドポテトとカルビーのポテチには麻薬成分が必ず含まれている思っているのですが、どうやら敵は内側にいたらしい。β-エンドルフィンとかいうやつだろうか。断ち切るのに努力がいるわけだ。


ココログ出版をやってみた 2冊目

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昨年に引き続き、ココログ出版で記事をまとめてみました。これがあるんで、ココログから移行できないんです。
費用は前回とあまり変わらず1年分で1冊¥3000ちょっと。昨年分とまったく同じデザインにしたので、区別がつかないのは失敗。インスタントレタリングで日付ぐらい自分で入れようかな。

2006.03.18

TyphoonT.1 Day4th

ベースの予約分のTSR.2も無事、受け取り。札幌のみなさん、ワタシが1個キャンセルしたので、1個余裕があるはずです(笑)。

とりあえず落ち着いたのでタイフーン製作再開。脚関係など細々とした作業。
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ここまで大きな問題のなかったレベルのタイフーンですが、エアインティーク・リップでちょっとだけ問題。インスト通り接着すると、リップと胴体に段差ができてしまう。タイフーンのエアインティークまわり、実機もなんか不自然なのでこんなもんかと一瞬思ったけど、そんなワケないので胴体とツライチに。後はウスウス攻撃でシャープに。
足周りは繊細は問題なし。給油プローブはドアの合いが悪いので、開けることにします(笑)。
さくさく進めたいと思ってたけど、接着剤の乾燥時間待ちに、録画しといた「ゴッド・ファーザー」を見始めると止まらず。マーロン・ブランド、シブすぎる。

2006.03.17

USEN、ライブドアと包括提携 フジ保有株は社長が買収

USENは16日、ライブドアと資本・業務提携すると正式発表した。フジテレビジョン保有のライブドア株12.7%はUSEN側がすべてを買い取った。


ワタシの恥ずかしい経験を告白します。
昨年の秋、ワタシは名古屋駅前の某シネコンに某映画を見に行きました。映画が終わり、「キャメロン・ディアス、いい脚してるぜ」などと思いつつロビーへ出てくると、「上映記念にクジをどうぞ」と女の子が声をかけてきます。クジをひくと、なんと1等賞!オーディオセットが当たったというではありませんか。
女の子は「発送の手続きをするので」と喫茶スペースにワタシを連れていきます。そこで、このセットは「音がよく、いつでも好きな音楽が聴けます」などと説明をはじめます。あれ?宅急便の伝票でも書くんでないの?と思っていたワタシは、ようやく気づきました。
「きみたち、USEN?」「ハイ」
そうです、ワタシは懸賞サギにひっかかりそうになっていたのです。最悪なのは、学生時代にハンコを売りつけられそうになって以来「ガードが甘い」と説教し続けたツレが、隣で黙って微笑していることでした。
「あーそうなんだ」とワタシは立ち上がり、「オレも人材派遣のギョーカイ知ってるけど、こういう仕事受けちゃだめだよ」と、わけの分からないことを口走りながら、足早にその場を立ち去りました。ツレはニンマリしたままです。
ワタシの小さなプライドが、さらに細かく打ち砕かれたのです。


こういうことやってる会社の社長が、「イケメン社長」とか「堀江と違ってマジメ」とかマスコミで報道されるわけです。もうちょっと会社の実態みたいなものを、調べて報道した方がいいんじゃね?

2006.03.16

本日の隠密行動 060316

本日午前中の行動記録。
06:00 起床。ムダに目が早く覚めたので二度寝。
07:30 再度起床。朝のルーチンワーク。やじうまプラスの占いは可もなく不可もない。
08:30 出勤。メールチェック。未開封の赤い表示のタイトルがいっぱいあってゲンナリ。とりあえず後回し。
08:40 ブログのコメントチェック。toyさんからの情報を見て、急にそわそわ。
08:45 上司と世間話。「Winny、大丈夫か」と疑うので、「危ないので手を出さない」と否定。
08:50 気もそぞろに書類仕事開始。
09:50 「○○本部に行ってきます」と営業に出る。
10:20 某文教堂到着。まっすぐ航空機コーナーへ。
10:30 イロイロ迷うが、レジへ。
10:45 堰を切ったようにケータイが鳴り始める。感慨にはひたらせてもらえないようだ。

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とういうわけで、toyさん、ありがとうございました!

書評<陰謀の世界史>

陰謀の世界史
海野 弘
世界の経済や情勢の変化は、国家動向や企業活動などにより偶然積み重なったものではなく、何者かが操っている、という見方を「陰謀史観(コンスピラシー・セオリー)」という。操っているとされる組織はフリーメーソン、ユダヤ、ロスチャイルドにロックフェラー。さらにイギリス王室やCIAと数多い。本書はそれを海外の文献を中心に紹介していく。
といっても本書はトンデモ本のたぐいとは一線を引き、著者の立場はそれらを懐疑的に、一歩下がってみている感じだ。だが、それでいて陰謀史観に一定の評価も与える。陰謀史観の基本は「すべては繋がっている」こと。その視点で物事を見ると、確かに意外な繋がりもある。
本書で紹介される陰謀は、ほとんどアメリカ中心である。強大な力を持ちながら進み続ける連邦政府と、個人の自由が尊重される(はずの)社会のギャップが、”何かに操られている感じ”を生み出すのだろうか。今現在の陰謀史観の中心は、個人の自由と尊厳を奪い、少数のエリートが世界を操る”共産主義的なもの”へ世界が向かっている、というものである。ここにも”共産主義的なもの”と戦わなければならないという、アメリカの価値観が強くにじんでいるように見える。
誇大妄想症(パラノイア)といわれようとも、陰謀史観は膨大な知識の上に成り立ち、現実に対する別の見方を与えてくれる。コンスピラシー・セオリーはやっぱりオモシロイ、そう感じさせてくれる本である。

初版2006/02 文芸春秋/文庫本

2006.03.15

書評<勝つために戦え!>

勝つために戦え!
押井 守
押井カントクが演出家の野田真外氏と対談形式で”勝敗”に関する持論を語っている本。ProductionIGなど連載されたもの。
テーマはサッカーやニート、あるいは民主主義や戦争と幅広い。もちろん、最後には映画の話に行き着く。そのなかで”勝敗”を決めるものは何?誰?どんな時?を語っていく。知ってる人は知ってるんでしょうが、カントク、サッカー意外と詳しく、サッカーを”勝敗論”のメタファーに使うことが文量としては多いかも。完全にカントクの価値観を断定口調で語られるので、まったく同意することやら、ちょっと納得できないこととかいろいろ。一貫して言えるのは、カントクのごとく自分自身が絶対に信じる1本の線を持つこと、でしょうか。ジブリを”クレムリン”とか言えるのは、それを持ってるカントクだけってことです。
それと、西尾鉄也氏のイラストもイイ味出してます。カントクの廻りのスタッフの”困った感じ”がよく出ています。

初版2006/03   エンターブレイン/単行本

2006.03.14

本日の小ネタ 060314

仕事中に通りがかったお店。
060314janome
これはネタになる、と思って撮影したんだけど、「蛇の目寿司」で検索したら、いっぱいお店が出てきた(笑)。なにかサカナ系の謂れがあるのかなあ。
ちなみに札幌市平岸の環状通り沿いです。

ひろゆき、「市民メディアはマスコミに勝てない」

都内で開かれたJANJAN市民記者交流会で、編集委員や市民記者が議論を交わした2ちゃんねる管理人・ひろゆきも遅れて参加。「市民記者は構造的にマスコミに勝てない」「ブログや2chのリンク集で十分」などと率直に語り、JANJANの市民記者や編集者に衝撃を与えた。
このニュース読んで、はじめてマジマジとJANJANを読んだんだけど、ひろゆきがぶっちゃけるのもムリはない。”市民メディア”といいつつ、”プロ市民メディア”といってよいほど、話題も意見も偏ってる。これじゃブログでニュースに対して個人的意見を書いてるのとなんら変わらない。コメントがつけれる分だけ、ブログの方がマシ。1つのニュースに対して様々な見方を検証できるのがネットの利点なのに、マスコミの”良識的なモノの見方”をさらに偏向させてどうするよ。うーん、ネットウヨクが朝日をキライなのと同じくらい、プロ市民の方々も朝日に不満なのか。
だいたい、記者とまで名乗っているのに文章で「~だと思います。」っつー締めはないでしょうよ。文章の基礎がまずダメ、と自分のことをひとまずおいて指摘させてもらいます。

2006.03.13

書評<月の記憶 アポロ宇宙飛行士たちの「その後」>

月の記憶 上・下   MOONDUST
アンドリュー・スミス  Andrew Smith
アポロにて月に降り立った12人の男たち。彼らは月からの帰還後、それぞれに言動や態度が変化する。科学の申し子であったはずの彼らの中に、芸術家や超常現象研究の主催者が現れる。地球軌道から外れ、月に向かうことにより、彼らの内面に起こったのか。12人のうち、存命なのは9人にまでなっている。それを知るための残された時間は少ない。作者は彼ら一人一人にインタビューを敢行する。
本書はそのインタビューをまとめたものといってよいが、それだけではない。宇宙飛行士どうしの確執やNASAの体制にも鋭くせまる。さらに”ロケットの父”・フォン・ブラウンの功罪、さらに月への宇宙飛行とはなんだったかを、その当時のアメリカ政府あるいは社会背景を織り込みながら著者が語る。お堅い分析ではなく、著者の主観に大いに拠っているので、世界情勢からポップスまで、アポロの影響を受けたものがいかに多いかが分かる。子供の頃にアポロを経験した著者が、アメリカ各地を回りながらインタビューを繰り返す様は、ロードムービーを見る感覚に見ているようだ。
残念なのは、アポロが政府の捏造だとしてムーンウォーカーたちを侮辱するバカに、日本のマスコミが加担していることだ。人類がなしえた未曾有の冒険に泥を塗ることに、技術立国の人間として恥じ入る感情はないのだろうか。

初版2006/02 ソニーマガジンズ/文庫本

2006.03.12

本日のお買い物 060312

のろかめ君と同じように、TSR.2の入荷はまだかと、ホビーショップに巡回してみました(ヒマなだけですが)。今月はプラモ以外にも出費がイロイロありそうなので、控えるつもりだったんですが・・・
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上はイースタンエクスプレスの1/72ブラックバーン・シャーク。ドカ山さん製作のシャークがえらくカッコよかったのと、なにか水上機が欲しいなあ、という思いが重なり購入。エデュアルドやローデンを見慣れた後ではツライ感じの、凸モールドにリベットモールドの簡易インジェクション。なのにフロートorタイヤ、主翼を通常状態or折りたたみ状態のコンパチ。果たしてオレに完成させることができるか?てゆーか、説明書に塗装指示ぐらい欲しかった。
下はモノクロームのF-107。前から気になっていたヤツが割引になっていたので購入。エアインティークが胴体上部にある、センチュリー・シリーズの中でも異色の機体。ノースアメリカン最期の戦闘機だそう。これもどっちかといえば簡易に入るんだろうけど、パーツはシャープ。このぐらいの年代のジェット機は個性的でいいです。

通販では皆さんに届き始めてるTSR.2が店頭に出ないのは、こうして余計な買い物をさせるための陰謀に違いない。

ユーロファイター・タイフーンもジミに進んでます。
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黒瞬着、固いっス。あんまり盛り過ぎないようにしよう。

旧ユーゴのミロシェビッチ元大統領、拘置施設で死去

オランダ・ハーグの旧ユーゴ国際戦犯法廷は11日、元ユーゴスラビア連邦大統領のミロシェビッチ被告(64)がハーグの拘置施設で死去したと発表した。
旧ユーゴスラビアの”解体”時の、クロアチア紛争・ボスニア紛争・コソボ紛争で起こった大虐殺の責任者として、悪役を一手に引き受けた感のあったミロシェビッチ元大統領。だが「人道に対する罪」の立証が困難なのではないかというハナシもあり、謀略説が出てくるのも当然だろう。早速、元大統領の兄が治療を受けさせてもらえなかったと主張している。
当時の大虐殺の主役であったはずのセルビア人勢力の首謀者などは、まだ逮捕されていない。ユーゴスラビア紛争からまだ10年あまりしか経っていない。”歴史の評価”をするにはまだ早過ぎる。

2006.03.11

三菱F-1が退役

またダラっとした休日を過ごしてしまった。なんか、TSR.2を手に入れるまでは落ち着かん、というのは言い訳ですね。

77年より運用を開始した空自の国産支援戦闘機、三菱F-1が築城基地での9日のフライトを最期に退役する。
SEPECATジャギアのデッド・コピーだとか、エンジンがアンダーパワーだとかイロイロいわれたが、細身でスマートな日本国産機らしい機体だった。横操縦をスポイラーでするとか、それなりにオリジナリティもある。オートパイロットを後日装備、メイン装備品といえるASM-1の配備が始まってからは、ソ連太平洋艦隊への抑止力になっていたと思う。なにはともあれ、お疲れ様です。
後は、ハセガワが1/72を新金型で発売してくれるのを待つのみ。そろそろイイでしょ?

書評<俺が近所の公園でリフティングしていたら>

俺が近所の公園でリフティングしていたら
矢田 容生
まだ無名の高校サッカー選手の樋口。彼が近所の公園でリフティングしていると、2人の女の子にボールをかっさらわられてしまう。現日本代表をも翻弄する女子選手、モニカとの出会いだった。モニカとの出会いにより、樋口はプレイヤーとして急成長を遂げ、ユース代表にも選抜される。だがワールドユースから帰国した樋口を待っていたのは、大きな挫折だった。

2ちゃんねるのサッカースレに”連載”された、青春サッカー小説。著者の”夢”がダイレクトに伝わってくる、良作である。物語のスタートはトリッキーだが、それ以後は徹頭徹尾、主人公の成長物語である。登場するプレイヤーたちもほぼ実名なので、サッカー小説としてポジショニングやテクニックなども分かりやすい。
モニカとの出会いにより成長し、挫折し、再び立ち上がる樋口の姿は、作者自身が”なりたいプレーヤー”そのものであろう。

初版2006/03 小学館/単行本

2006.03.10

ココログ、まる1日以上の障害から復旧

ココログが昨日午後からメンテナンスに入り、どんなトラブルかはよく理解できないが、1日コメントすらアクセスできず。とりあえず復旧記念カキコ。ちなみに、タイマーしといた読書感想文はちゃんとアップされてる。フシギだ。
障害の間、ココログのトップページには「アクセスしづらい状況」と嘘っぱちの告知、フリー版はちゃんとアクセスできるという状況が有料ユーザーの怒りをさらに煽る。課金制度をなんだと思ってるんだろう。niftyの本音が企業広告の入るフリー版への移行にあるなら、そう言ってほしい。
とりあえず大人気ないが、社長ブログに記念トラバ。


書評<イラストでよむ続ハイテク兵器のしくみ>

イラストでよむ続・ハイテク兵器のしくみ
防衛技術協会・編
防衛技術協会という、マニアックな財団法人が出版する兵器解説本。本書は<ハイテク兵器のしくみ>の続編ということで、兵器そのものではなく、砲身や信管の仕組み、ジェットエンジンのタービン翼、魚雷の水中動力といった総論ではなく各論に及ぶ、メカフェチにはたまらない1冊。”イラストでよむ”となっているが、ジョークに溢れるいい加減なイラストと、本文の固い技術解説のギャップがなんともいえずシュール。さすが売上げを考えない、財団法人の刊行物である。毎月発行の<防衛技術ジャーナル>も定期購読してみたくなってきた。

初版2002/02 防衛技術協会/単行本

2006.03.09

書評<トンデモ本?違う、SFだ!RETURNS>

トンデモ本?違う、SFだ!RETURNS
山本 弘
自身もSF作家であり、と学会会員の著者がセンス・オブ・ワンダー溢れるSF作品を紹介するSF読本の第2弾。
選考基準は前作と同じく、著者の独断と偏見。今回は小説だけではなく、マンガ・映画までその幅を拡げている。もちろん?メジャー作品ではなく、マイナー作品が中心。破天荒なストーリー、独創的な設定でありながら、SFマインドを忘れない作品群が紹介されている。
今回は、SF小説たらしめている要素は何かを”十戒”として著者が対談形式でまとめている章もある。SFは科学的根拠から逸脱することなく大風呂敷を広げて、なおかつ物語としておもしろくなくてはならず、そして大風呂敷もたたまなければならない。考えてみれば、SF小説がおもしろいのも当然である。

初版2006/03 洋泉社/単行本

2006.03.08

NHK・その時歴史は動いた「ゼロ戦・設計者が見た悲劇」

NHKのその時歴史は動いた「ゼロ戦・設計者が見た悲劇」を見た。歴史の転換点そのものはマリアナ沖海戦だが、メインは零戦を巡る物語。格闘空中戦の能力と航続距離を至上命題として開発された零戦。それは過度の軽量化によってなしえたものであり、防弾装備がなく機体構造が脆弱という欠点を抱えていた。そしてそれを補うはずの改良においても、それらがまったく改善されることはなかった。内燃機関という、現代の基幹技術が未熟だったのが根本的要因だとは思うが、帝国海軍の要求も、あいも変らぬ「くるくるよく回る戦闘機」であり、改善ではなく改悪の要因となっていた。
この時代の戦史に詳しくない自分も知っている、よく語られる零戦の物語だが、ここで気になるのは帝国海軍の源田實という人。昨年放映されたNHK教育で放映されたスペシャルでもそうだったんだけど、戦場前線での教訓や設計者の意見を受けつけない、まったくの悪役扱いなんですよね。戦後は空自の幕僚長にまでなった人なんだけど、その扱いでいいのかなあ。歴史の評価は難しい。

2006.03.07

<ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛>を見てきた

<ZガンダムⅢ 星の鼓動は愛>を見てきた。9時過ぎてからのレイトショーだが、ソコソコの入り。以下、多少のネタバレありで簡単な感想。


今回の御大の編集は文句なしではなかろうか。記憶の中のTV編では正直、誰が誰の敵なんだか整理がついていなかったが、いろいろカットされていたおかげでやっと理解できた(笑)。ハマーンの賢しさ、シロッコの卑怯さ、ジャミトフの権力欲という”大人の駆け引き・エゴ”と、カミーユの熱さがよく対比されている。
問題のラストですが、素直によかった、と感じた。またセイラさんとカイさんにも会えたし。
個人的にはやっぱりエマさんの最期のシーンは泣けました。ラストが救われる感じなだけに、思い出しても一番悲しいシーンです。

2006.03.06

今日のお買い物 060306

2006_0306airfix0003
本日、豊平区平岸の某店での会話。
「一応確認なんですけど、エアフィックスのTSR.2、まだ入荷してないですよね?」
「ええ、まだですよ・・・そうだ!代わりに、このエアフィックスのカレンダー、105円でいいですよ。」
「(なんだか疑問を抱きつつも)あ、じゃあ買います。」

あちこちで到着報告が届いているのに、店頭になかなか出てこないなあ。やっぱりこの時代、ネットで海外通販の方が早いし確実なのか・・・。ベース、届いたら予約者にはTELくれるのかなあ・・・。

2006Jリーグ開幕;広島4-3鹿島ほか

自宅のすごく近所のコンビニで強盗、勤め先の近所でも路上強盗。深夜に酒のツマミを買いに行くのは控えよう、と思う今日この頃。

○2006Jリーグ開幕;広島4-3鹿島
広島サポーターの著者が描く傑作<ORANGE>を前日に酒を飲みながら、久しぶりに読んでマジ泣き。本日、イタリア帰りのニヤケた男のハットトリックを見てボーゼン。なぜ広島戦で覚醒する。戸田よ、森崎を鍛えてやってくれ。それと、服部がどうして代表に呼ばれないのかフシギな今日この頃。

○中国の全国人民代表大会が開幕;弱者対策が課題
ニュースでフツーに”社会のひずみ”って言ってるけど、中国って共産主義の国だよね?そこからツッコまなくちゃいけないと思う今日この頃。国防費の伸び?空母建造とかで無駄遣いして欲しい今日この頃。

○陸自サマワ宿営地の撤去、民間軍事請負会社への発注を検討
ハリバートン社の子会社、ケロッグ・ブラウン&ルート(KBR)に依頼するのが問題、みたいな記事になってるんだけど、アメリカ国防省ルートの紹介で、施設解体の土木工事とその護衛を自前でできるのがKBRしかなかったことなんじゃなかろうか。民間軍事請負会社といっても、マジ戦争屋から護衛つきの土建業者までイロイロなので、下調べしてから一面トップにした方がいいと思う今日この頃。

2006.03.05

グローバルホークが防空識別圏を飛行

アメリカ空軍が先月、RQ-4グローバルホークを、南西諸島上空など日本の防空識別圏内で約1時間にわたって”試験飛行”させていたことが分かった。
グローバルホークはウイングスパンが35mに及ぶ大型無人機で、長時間に渡って戦場を監視する能力を持つ。2007年に空自が導入予定の無人偵察機の候補。というか、すでに導入確実ともいわれる。ホントに自衛隊のための”試験飛行”なら(ミッションの一部にしろ)、売り込みというよりは、運用の研究に既に入っているのかも知れない。
導入はいいとして、日本の航空法の対応とかどうなってるんだろう?基地の問題もあるし、計画だけでも早く明らかにしてほしいものだ。

2006.03.04

OneAfternoonModelling<RLM23編>

toyさんに悩んでいたレッドのことを親切に教わったからには、さっそく実践しなければなるまい。というわけで、エデュアルド1/72フォッカーDr.1を午後から組みました。
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エースといえばVF-96の”デューク”カニンガムだろ、というジェット機専門の自分も知っている、全面レッドのリヒトホーフェン乗機。”シャア専用”の元ネタっすね。キットには何の問題もなし。こだわればキリがないんでしょうが、胴体のパーティングラインを消した以外はノン加工。
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塗装はクレオスのRLM23をそのまま吹きつけ。正直な話、このレッドの存在をまったく失念してました。味のある赤です。ウォッシングでシャドーを軽くつけて、デカールを貼って一応カタチに。あ、中央の張り線だけは後で張っときます。

ここまで要した時間は約4時間。マイスターのようには行きませんでしたが、体調が下降気味の昨今、”燃える赤”の完成品はいい気分転換になりました。でも、あんまり夢中になってて、Zガンダム第3部の公開初日なのをスッカリ忘れてた(笑)。

2006.03.03

小牧基地でT-1が引退飛行

国産初の実用ジェット練習機T-1の引退記念飛行が3日、空自小牧基地で行われ、1958年の初飛行以来、約半世紀の活躍の幕を閉じた。
戦後の航空禁止期間を乗り越え、開発されたT-1。スムーズな飛行特性から、海外からも引き合いがあったという。そのT-1もついに引退。2006年は空自にとって世代交代の年なんだなあと、つくづく思う。

最後に、2ちゃんの当該スレに引用されていた、アクロバットパイロットの新妻東一の言葉を引用。
「時代の要求があって、進歩は進歩だと充分認めてはいるんですが、僕は本来の『飛行機』がいい。
青い草の小さな飛行場にいるのが一番楽しいんですよ。本当に、もうジェット機にはまったく魅力がありません。
ただし、T-1だけは別ですよ。あれだけはね…」

2006.03.02

永田議員、メールを偽物と認める

民主党の永田議員は2日、ライブドア事件をめぐる「送金メール」問題について、記者会見し、「すべて先入観と思い込みに基づくもので、メールは本物ではない」と述べ、「偽メール」だったと初めて認めた。

”陰謀論”と呼ばれる考え方のキモは「すべては繋がっている」と考えがちなことである。テレ朝の<TVタックル>でよく見かける、同じく民主党の原口議員も”闇の組織”がどうとか言ってるし、その”先入観”が民主主義国家の代表である国会議員に相応しいものとは思えない。具体的な”闇の組織”があるとしたならば、現与党や内閣は逆にあまりにも、ツッコむスキがありすぎるのではないかと自分は考える。疑うべきなのは”闇の組織”や陰謀自体ではなく、”闇の組織”や陰謀にまつわる情報そのものではないか?
陰謀論ダイスキな自分としては、教訓がたくさんある今回の騒動であった。

2006.03.01

内紛のJAL、新社長らの正式人事決定

先週末の出張の刺身で腹をコワした上、去年の倍の速さで雪解けしたのに、また雪が降る激しい気温の変化についていけなかったりして、体調不良。おかげで3~4日、最低限の仕事以外は気合の入らない生活。もはや袋叩き状態の永田議員の釈明会見、カーラジオで生で聴いてたのになあ。悪口を書きたかった。
で本題。
JALの事業子会社の役員4人が、新町敏行社長ら代表取締役3人に退陣を迫った問題で、新町社長は国土交通省内で会見し、自らが6月末で社長を退任して代表権のない会長に退き、後任の社長に西松遥取締役を昇格させる人事を発表した。
山崎豊子の<沈まぬ太陽>は自分にとっては、社会人になっても労働組合とは関わらない(労組がある規模の会社に就職することができなかったわけだが)ことを誓うことになる作品だが、同時にJALのダメさを描いた作品でもあった。
それでも札幌への転勤してきた当時は、他の札幌在住の社員がANA利用なので、リスクコントロールのために1人、JALに乗っていた。だが一連の運行トラブルに、ついにANAに乗り換えた。JALもANAも整備状況は大して違いはないことをシロートよりは知っているつもりのオレでもキモチ悪くなったのに、一般客はなおさらであろう。なのに上層部はこの醜態。会社なんて何十年経っても変わらないのね。なんのかんの言っても日本のエアライナーの半分はJALなんだから、頼むよ、ホントに。地方出身者としては、選択の幅が狭まるのだけは避けてほしい。

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