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書評<勝つために戦え!>

勝つために戦え!
押井 守
押井カントクが演出家の野田真外氏と対談形式で”勝敗”に関する持論を語っている本。ProductionIGなど連載されたもの。
テーマはサッカーやニート、あるいは民主主義や戦争と幅広い。もちろん、最後には映画の話に行き着く。そのなかで”勝敗”を決めるものは何?誰?どんな時?を語っていく。知ってる人は知ってるんでしょうが、カントク、サッカー意外と詳しく、サッカーを”勝敗論”のメタファーに使うことが文量としては多いかも。完全にカントクの価値観を断定口調で語られるので、まったく同意することやら、ちょっと納得できないこととかいろいろ。一貫して言えるのは、カントクのごとく自分自身が絶対に信じる1本の線を持つこと、でしょうか。ジブリを”クレムリン”とか言えるのは、それを持ってるカントクだけってことです。
それと、西尾鉄也氏のイラストもイイ味出してます。カントクの廻りのスタッフの”困った感じ”がよく出ています。

初版2006/03   エンターブレイン/単行本

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