コンビニ出店ブレーキ、05年度は計画下回り横ばいに
コンビニエンスストアの出店にブレーキがかかっている。大手5社の2006年2月期の出店は当初計画を合計100店程度下回り、前の期からほぼ横ばいの2700店弱にとどまった。
以前、とあるコンビニの本部に勤めている方が会社を辞め、飲食店を開店するまでの支援をさせてもらったことがある。スーパーが低迷、コンビニが絶好調のころだ。なぜ今をときめく大企業を辞めて独立するのか、中小企業勤めのオレにはどうにも不思議だったのだが、「神経がもたなかった」そうだ。
本部へ支払う高いロイヤリティ、バイトを確保できなくて長時間勤務を強いられる年老いたオーナー、キャンペーン品の買取圧力、そして閉店する場合の高い違約金。2ちゃんねるなどでは”現代の奴隷”と名づけられるほどオーナーはキツイが、そのオーナーにプレッシャーをかけ続ける方の本部担当者という仕事も、かなり神経をすり減らすらしい。
記事中には”景気拡大に伴う人材需給の引き締まりで加盟店のオーナー確保が難しい”のが原因と分析されているが、そろそろ過酷なあの業界の内実がバレはじめているのではないだろうか。
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