アメリカが6月に地下施設破壊実験を実施
ペンタゴンの防衛脅威削減局は、ネバダ州の実験施設で6月に地下施設の攻撃に使用する通常型の地中貫通爆弾「バンカーバスター」の実験を行うと明らかにした。TNT火薬593トンに相当する爆薬を使い、通常型としては過去最大規模の実験という。
という読売ON LINEの記事。通常爆弾でTNT換算593トンの爆発実験?どんな高性能な火薬でもTNTの2倍も3倍も爆発力を持つわけもなく、もちろん何百トンのペイロードを持つ航空機などなく、どんな実験だ?と思ってると、2ちゃんねるに元ネタのワシントンポストの記事へのリンクがあった。
ようは核による地下施設破壊の代替手段として、硝安油剤爆薬(ANFO:土木工事などに使用)を700トンを地中で起爆させ、通常兵器による大規模な地下施設破壊の実験を実施して、データを取る、ということらしい。キノコ雲が上がるけど、核実験をやってるわけじゃないよ、というペンタゴンからのお知らせなのだろう。記事を短くまとめなければならない、というのは分かるが、読売の記事はあんまりにも理解不能のニュースになってない?軍事に疎いのはともかく、訳としてももうちょっとちゃんとして欲しい。
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