書評<萌えよ!戦車学校Ⅱ型>
萌えよ!戦車学校Ⅱ型
田村 尚也 (著), 野上 武志 (イラスト)
今流行の萌え系キャラが戦車と戦車戦を解説していく入門書の第2弾。今回はイラスト増量である。
一般人が一般書店で買うにはツライ表紙だが、解説自体はいたってマトモ。本書では時代を第2次大戦に絞り、主要国別(ドイツ・日本・アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・ソ連)に解説していく。その内容はハード(戦車)からソフト(編成・戦術・運用法)を紹介し、各国がどんな思想の元で戦車を開発し、どんな戦術で運用され、実戦でどんな結果を残したのか。伝説とその実態を明らかにしていく。
もちろん、マニアの方ならいわずもがな、という話も多いんだろうが、断片的な知識しかない、初心者の自分にとっては至極まっとうな解説書だった。イラストは・・・少なくともワタシは好みです(笑)。
初版2006/04 イカロス出版/単行本
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Comments
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私も買いましたが、私の場合は結構基本的な知識が抜けてたりするので重宝してます(^^;
しかしそんな事よりも秋山教官の毒舌っぷりがステキ過ぎです(笑)
Posted by: あるば | 2006.04.17 18:28
ウイングバックさん、どうもこんばんわっ。そうなんですか~。第2弾が出てるんですね~。実は、第1弾持ってます。この本、羊の皮を被った狼ならぬ、萌えの皮を被った硬派(?)ですよね~。適確かつ親切な解説ぶりに私も驚きました。多分、買います。ちなみに私、エリカちゃんが好きです(笑)
Posted by: 小春好 | 2006.04.17 22:06
>あるばさん
こんばんはー。
ヒコーキ中心の方は、けっこうマトモに読める本ですよね。ときどき混じる皮肉がいいのには同意(笑)。
>小春好さん
こんばんはー。
前回より、もっと硬派ですよ。解説の順番なんかも、初心者には分かりやすい構成です。自分はやっぱりナターリャでしょうか。オブイェークト。
Posted by: ウイングバック | 2006.04.17 22:18