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2006.06.05

書評<イラストでよむハイテク兵器の物理学>

イラストでよむハイテク兵器の物理学
(財)防衛技術協会・編
中学までは特別、数学が不得意ではなかった。だが高校に進むと、成績に科目でドンと差がつくようになる。理系科目の中でも、特に物理はひどかった。生物は今でも進化論と遺伝学がライフワークの1つだし、化学もCFRPやカーボンの構造ぐらいは理解できる。だが物理は別だ。代数幾可と物理の理解できなさはオレの人生を決定づけた。
だがミリオタであるかぎり、物理がついて回る。だいたい、ヒコーキが飛ぶこと自体が”ベルヌーイの定理”に沿ってるらしいからしょうがない。なので、今も世の物理法則を理解すべく、悲しい努力を続けている。
そこで購入したのが本書。お堅い解説と、お気楽なイラストのアンバランスがシュールな、防衛技術協会提供の本シリーズは、テーマが物理学になってもその形式は変わらない。
本書では船舶では造波抵抗、航空機ではヘリの歳差運動といった基本どころから、成型炸薬や赤外線関係といった現代の兵器を支える定番の理論、電磁砲やレーザー(光波理論)といった研究が進む未来兵器まで、全般的に取り扱っている。もちろん、理論の表面をなぞっているだけではあるが、それでも現代兵器がどんな物理法則に支えられ、どんな理論を形成しつつあるのかが分かる・・・気がする。そしてその理論を達成するためにブレイクスルーしなければならない技術が解説されている。
ただあの兵器がスゴい、というだけではなく、その理論の基礎ぐらいは理解したい方はどうぞ。

初版2006/03 日刊工業新聞社/単行本

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