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<時をかける少女>を見てきた

あちこちで高い評価の劇場アニメ<時をかける少女>を見てきた。
ストーリーはタイムリープ(時間を遡ること)する能力を手に入れた少女の青春ストーリー、というところ。ささいな日常をタイムリープしてやり直すことから始まり、気持ちの迷いをタイムリープでごまかすことから物語がドライブしていきます。ちなみに筒井康隆の原作とは、わずかな繋がりがあるくらいの新しい物語。
一言でいうと、”高校生の夏に戻りたいぜ”と素直に感動させられる作品でした。タイムパラドックスというと、この世界の大状況が絡む物語になりがちだし、それでなくても大状況と個人的な状況が等価で描かれる作品が多い昨今、最後まで日常に徹しているのは好感が持てます。
倒れこむくらいに前向きの主人公、真琴のキャラ付けもグッド。個人的には、タイトルを<走る少女>にしてもいいと思うくらい(笑)。
アニメーションとしても特別に凝った作画ではないものの、抜くところは抜きながらもキャラがよく動く。街の背景描写がキレイです。
恥ずかしながら、主人公の”わんわん泣き”にもらい泣きしそうになりました。後味の爽やかな映画です。が、なぜか観客動員は振るっておらず、同人種と思われるメガネ男子がほとんど。早く上映終了するのはもったいない映画なので、ぜひどうぞ。

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A-10A Day5th

本格的な夏のはじまりに、新たな祭りがはじまるらしい。その前に、案外と長いことかかっているA-10Aを仕上げなければ。というわけで、A-10A全体塗装。
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キット指定のヨーロピアン・ワン迷彩ではなく、別売デカールの制空迷彩仕様。上面はクレオスH307、下面は同じくH308をビンのまま吹き付け。ただしフラット多め、エアブラシの圧低めで吹いて塗面を荒めにし、ウォッシングの際にきつめにシャドーが入るようにしています。すでに使い古された機体なので、ツヤなく汚れた感じで。ちょっと狙いより荒い感じになってしまいましたが、デカールでごまかしましょう。

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OMRON962C Day1st

タミヤのカスタマーサービスから、素早くエアブラシの部品が送られてきたので、やりかけの仕事がようやく動き出します。まずはコレ。
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だいぶ遅れましたが、<PORCHE.CON>参戦のマシーン、ハセガワ1/24オムロン・ポルシェ962Cです。
実車はいわずとしれたCカーの王者、ポルシェ962C。オムロン・レーシングは1988年から国内耐久シリーズに参戦、1989年からは元ワークス・マシンを導入し、ル・マンでも完走を果たしています。目つき(ライト周り)がノーマルとちょっと違うのが、お気に入り。
ハセガワのキットは今や店頭ではなかなか見かけないCカーのシリーズで、エンジンレスのまったくのディスプレイモデル。なので工作に手間はかからないでしょうが、買ってすぐにマスキングしにくそうだなと悩んでおります(笑)。
とりあえず今日はホワイト成型のシャーシ・パーツなどフラット・ブラックに塗装。
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クルマを作ったのは今を遡ること20数年前、フジミのインチアップ・シリーズでヤンキー車を作って以来。なのでシャーシーがホワイト成型なのは、カーモデラーにとって親切なのか、よく分からん。とりあえず、みなさんのブログを参考にしつつ、ゆるりと進行します。

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宮崎駿カントク息子が<立喰師列伝>を批判

ここのところ、札幌も夏本番。さらに仕事がハードで、腰を中心に心身が悲鳴を上げている。そこにきて、教祖様が意外なところから批判されている、というニュース。

各方面で酷評の(一例)「ゲド戦記」監督の宮崎吾朗が自身のブログで押井カントクの<立喰師伝>を「押井さんにもうひと花咲かせてほしい」「サービス第一のエンターテインメントに挑戦してほしい」と評している。
この人は何様のつもりなんでしょう。スタジオジブリを”世襲”し、たった一作、スタジオの力を借りて作品を監督しただけなのに、「もうひと花咲かせてほしい」とは。あなたは”ひと花”も咲かせてないでしょうに。父親が押井カントクの文句を言うのは、それだけの実績があるからです。
というわけで、駿カントク息子は全国2万人(それくらいはいると思われる)の押井信者を敵に回しました。
それにつけても、「スタジオジブリ」というだけで、シロウト監督作品がヒット確実、というのもムカつくハナシだ。

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書評<「植物」という不思議な生き方>

「植物」という不思議な生き方
蓮実 香祐
この地球の生物の一方の雄である植物たち。最近は我々自身の体である”内なる自然”の解明に向きがちだが、植物もまた自身の体を精緻に進化させている。本書は植物たちが生き残るために作り上げたメカニズムを、分かりやすい比喩を用いながら解説してくれる。
ある種の植物たちは効率よくエネルギーを生産するためにターボのような機構を備えているし、紅葉も、植物たちが生き残るための精緻なメカニズムだ。こうした例が多く紹介されている。
特に興味深いのは昆虫たちとの共生だ。動くことのできない植物たちは、子孫を残すために昆虫の習性をたくみに利用している。昆虫たちもまた、植物の進化に適応してきているのだろう。純粋に生物個体の数からいえば、地球の支配者は植物と昆虫であることも、納得である。
植物は本来なら全てのものを錆びつかせる死の元素である酸素を生み出し、地球環境を根本的に改変している。また、「風の谷のナウシカ」の舞台となる”瘴気の森”もあながち虚構ではない。こうした全体状況から、前述したメカニズムまで、植物がいかに進化した生物であるかを実感できる一冊である。

初版2005/09 PHP研究所/単行本

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Ship's Camel Day1st

先週半ば、ケータイに"054"の市外局番からTEL。出てみるとタミヤのカスタマーサービスから。
「ウイングバックさんでいらっしゃいますか?」
「そうですが・・・。」
「ハンドピースの部品請求をされたと思うんですが、請求書の部品名に○がついてないんです。金額から察するに、ハンドピース一式だと思うんですが、一応確認の電話を。」
大人がするミスじゃありません(汗)。そんなこんなで、エアブラシの部品が届くまでヒマなので、次回作をお手付きすることにしました。
モノはコレ。
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久々の複葉機、RODENの1/72ソッピース2F1キャメル。キャメルの艦載バージョン。"Ship's Camel"と呼ばれているそうで、空母創成期のHMSフューリアスに搭載され、飛行船の撃墜記録もあるそうです。今日はエンジンやコクピットなど少し。
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RODENのキットは初めてですが、今のところはエデュアルドに遜色ない感じ。それにしても、ちっちゃい。なのにダブル張り線があるんですが、どーしましょう(笑)。
エンジンは焼鉄色にシルバーをドライブラシ。シートはマスキングテープでシートベルトを作ってやってます。シートの後ろにガソリンタンク背負ってるんですね、これ。パイロットは怖かっただろうなあ(笑)。
今月、生まれて初めて見た空母USSキティホークと艦載機たち。その遠い祖先に搭載された、艦載機の祖先を製作するのも一興かと。いつもどおり、ゆるりといきます。

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GoogleEarthの日本画像更新

グーグルは18日、Google Earthにおいて、日本の衛星画像が大幅に更新されたことを明らかにした。
ということで、参考までに故郷の海自の呉基地、航空祭がもうすぐの千歳ABを検索してみました。まずは海自の呉基地。
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民間港含めた港湾近辺。海自の艦船が集まるバース付近をアップ。
Kure2
輸送艦<おおすみ>はじめとした、第4護衛隊群、練習艦隊、呉地方隊の面々。
次の新千歳空港ターミナル含む千歳AB付近。
Chitoseab1
千歳ABの西南付近を拡大。
Chitoseab2
航空祭の公開される格納庫付近と違い、耐爆シェルターで運用されるF-15Jイーグルたち。海外の基地に比べて、あんまり配置に工夫がないような気がする。とはいえ、見てるだけでドキドキする映像だ。やっぱりGoogleEarth、おもしろいわ。

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BlueInpuleJr. チョロQヴァージョン

ムシャクシャしていたので、ついカッとなり、やってしまった。あんまり思ったようにならず、今は反省している。
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といっても、チョロQのシャーシーのゼンマイの形に合わせて、下面の開口部を削り込んだだけですが。暇な人はゼンマイのみをはめ込んで、前輪を自作して3輪にするとカッコよくなることでしょう。1/48って思ったより、ちっちゃいなあ。

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書評<ナポリのマラドーナ―イタリアにおける「南」とは何か>

ナポリのマラドーナ―イタリアにおける「南」とは何か
北村 暁夫
都市国家を併合する形で誕生した国家、イタリア。この国には北部と南部の地域差、対立が存在する。いわく工業が発達した北部が、貧しい南部を支えている。いわく南部のマフィアがイタリアの治安を乱し、国家のイメージを悪くする。そして、その象徴が1990年のイタリア・ワールドカップ、南部のナポリで開催された準決勝<イタリアvsアルゼンチン>の皮肉な構図だった。ナポリにスクデットをもたらして”神”と崇められていたマラドーナ。イタリアという国家と通り越して、ナポリの市民はスタジアムでアルゼンチンをサポートするのではないかと試合前に危惧された。一方、イタリア代表には南部出身のスキラッチがおり、不振のイタリア代表の救世主となっていたので、市民がアルゼンチンをサポートすることはないともいわれた。
こうしたイタリアの南北問題はどのような歴史的構図から生まれたのか。イタリアという国民国家成立の過程を辿り、それを明らかにするのが本書である。そこにあるのはヨーロッパに根強く残る人種差別であったり、政府の政策の失敗であったり、様々な要素が絡み合う。
そして、筆者はマラドーナの母国、アルゼンチンを”南の延長”として捉え、議論を深めていく。移民を通して、イタリアとアルゼンチンは深く繋がる。サッカーの話題に絡めれば、セリエAに所属する選手たちの2重国籍の問題などもその範疇に含まれるだろう。
果たして、ナポリの市民はどのような選択をしたのか。当事者のマラドーナは何を語ったのか。世界の問題を語るのに、サッカーほど的確なメタファーはない、と本書はつくづくと感じさせてくれる一冊である。

初版2005/11 山川出版社/単行本

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陸自静内駐屯地記念行事に行ってきた

本来ならノスタルジックカーフェスティバル→ポルシェ祭り開始というキレイな流れの連休のはずだったのだが、エアブラシのニードルを曲げてしまうドジをやらかし、まったく手がつけられず。なので、天気が悪かったが、陸自の静内駐屯地一般公開に行ってきた。
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静内駐屯地は陸自第7師団の対空部隊の根拠地で、その一般公開は短SAMの実射で有名なのだが、今日は雲が低くて標的機が飛ばせず、短SAMの実射および87AWの効力射は実施せず。訓練展示は87AWの点検射のみ。
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その代わりなのか、装備品展示では車両をガンガンと動かしてくれるサービスを実施。
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油圧サスペションを動かして姿勢制御する90式戦車。隣の87AWも姿勢制御を見せる。
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見る分には面白いが、50tもある装軌車両を上下させる油気圧サスペンションの整備は手間かかるんだろうなあ。次は今流行のUAV。
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その昔、UAVがRPVと呼ばれていたころからの元祖、チャカ。標的用と、写真の偵察用が展示されていた。カメラ窓をのぞいて見たが、当然のごとくカメラは外されていた。SCGIコネクタがぶら下がっていたので、デジカメも使えそう。
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さらに小型の標的機、RCMAT。
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プロペラのURLが気になったので、家に帰ってHP見てみると、GraupnerModelbauという、ドイツのラジコンメーカーらしい。
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うーん、ラジコンなら国産メーカーでいろいろあるだろうに、なぜに輸入?フシギだ。

札幌に帰ると、なんと豪雨。エアブラシが無事でも、カブリが気になってエアブラシは使えなさそう。静内に行け、という運命だったのか。とりあえず、タミヤのサービスセンターさん、部品待ってますよー。

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報道特集(に出演の科学者)のトンデモ説?

TBSの報道特集でテポドン絡みの特集をやっていたのだが、出演していた中冨信夫氏という科学者が、首をどうにもひねる説を唱えていた。
いわく、「テポドン2号は失敗していない。エンジン4基のうち2基の燃焼を停止。高度と速度を落として水平飛行にトランスして飛行距離を延伸し、”巡航ミサイル”とした」だそうだ。氏は”声も出ないような深刻な状態”だと言う。
弾道ミサイルは、ロケットエンジンを大気圏外まで弾頭を打ち上げ、その高度から高マッハで目標に落下するため、捕捉・撃墜を困難にしている。一方、巡航ミサイルはジェットエンジンで低空を長距離を地形追随飛行することにより、捕捉・撃墜を困難にしている。まったく別のコンセプトに基づく兵器だ。衛星写真でそれと見てわかるほどの大型弾道ミサイルを垂直発射して、飛行途中で水平飛行させる意味がどこにある?中途半端な高度に打ち上げて、中途半端な高度を飛ぶ、ただの半端なロケットになるんじゃないの?
中冨氏は、姿勢制御が困難なはずのロケットが、40秒燃焼後に8~9分ほど飛行してから着水している点をこの説の根拠にしているが、空対空ミサイルだって短時間ロケット・モーターを燃焼させた後は慣性で飛行するのに、そのぐらいは飛ぶことだってあるんじゃねーの?8~9分飛行したから巡航ミサイルに飛行転換した、というのは想像の飛躍じゃねーの?
中冨信夫氏はNASA関係でもいっぱい著作がある人なんだけど、自分はこの説はちょっとトンデモだと思う。オレが間違ってる?

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A-10A Day4th

先週で完成させて、ポルシェ祭りに移行するはずだったのに、腰を痛めて作業できず、ずれこんだA-10A。ちょこちょこと弄って、エアブラシ一歩手前。
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エンジンポッド内の排気口が外れたり、トラブルはあったもののなんとか本体組み立て完了。いつもはパイロンや垂直尾翼はバラバラのまま塗装するのが自分のパターンなんだけど、今回はパイロンがいっぱいあってメンドーなので、ほぼ完成状態でエアブラシ吹きます。
問題は別売デカールと、ハセガワのほぼ同じ塗装の限定版A-10Aの塗装指示色が違うことなんすよね。FSカラー指示優先でいくか、イメージ優先でいくか。さてどうしますかね。

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<ノスタルジックカーフェスティバル>に行ってきた

腰を痛めたり、合宿研修に参加したりで、気分的にバタバタしてたので、気分転換に近所の展示施設で開催されている<ロイズ札幌ノスタルジックカーフェスティバル>に散歩がてら行ってみた。その中から気になったクルマを紹介。
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まずは誰もが知るスーパーカー、フェラーリ512BBとランボルギーニ・カウンタック。エンジンルームまで覗き込んだのは初めてなんですが、案外と12気筒エンジンが小さいのが印象的。
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こちらは北海道土産でおなじみのチョコレートメーカー、ROYCE'のオーナーのコレクションのマツダ・コスモロータリークーペとトヨタ2000GT。”白い恋人”の石屋製菓の社長のオモチャ収集といい、菓子メーカーのオーナーはリッチなのね。
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今回のメイン展示は「栄光のスカイライン展」で、中心となるプリンスR380-ⅠとR380-Ⅱ。純レーシングカーの流麗なラインがシンプルな塗装で強調されてて、素直に美しいと感じる。後のCカーの直系ですね。
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R380の流麗さとまったく異なる迫力を醸し出す、スカイライン・スーパーシルエット。昔持ってたミニカーを思い出す。
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個人参加の方の出展車を2台ほど。名も知らぬいかにもクラッシクなトラックと、ケンメリGT-R。雪と除雪に伴う路面の悪さから、北海道は古いクルマの動態保存には向かない土地だと勝手に思ってたけど、コンディション良好の有名な旧車がイロイロ出展されてて、趣味人の執念の奥深さを感じる。
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チューニングカーもチラホラと展示されていたが、この86レビンはスゴかった。SR20をバルクヘッドを貫通してフロントミッドに搭載、パイプフレーム引いてサスペンションもオリジナルのサーキットマシン。TD06タービンに1.5ブーストかけて500PSだそうな。これはもはやスーパーシルエットだな。ところで、レストアメインのファクトリーの出展者から声はまったくかけられなかったが、チューニング系の方には名刺まで渡されて営業されてしまった。そんなにクルマを改造しそうに見えるのかね(笑)。
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ミリオタ系にはこのジープ。これはフォード生産らしい。荷台に載ってるグッズも凝ってた。
最後にオマケ。
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唯一、それらしい衣装で目立っていたオネーサン。だが、露出が足りない!タミヤや京商の方が過激だったぞ!
この他にもイギリス系のライトウェイト・スポーツカーとか、幅広い出展車。思ったより小規模でノンビリした展示会で、ここのところテンション高めで自衛隊祭や空母見学に臨んでいたので、ゆるりと見学できた。
こういうのも、たまにはイイかも。

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書評<バイオポリティクス>

バイオポリティクス―人体を管理するとはどういうことか
米本 昌平
ES細胞、クローン人間、臓器売買といった“生命科学”と呼ばれる分野の科学は、宗教や歴史的価値観により、その是非が大きく左右される。科学の探求が物理学や自然科学など“外なる自然”から、人体という“内なる自然”に向きつつある21世紀、暴走しがちな科学的探究をどうコントロールするかは政治問題であり、“バイオポリティクス”という言葉が生まれた所以である。本書は、世界が生命科学に対してどのような態度でのぞみ、ルール策定を行い、さらに未来に向かってどうすべきなのかを検討する。
本書はまず、インフォームド・コンセントといった従来の医学的立場が、こと生命科学が関わる先端医療分野においては、既に限界がきていることを指摘する。そのうえで、世界の先進国で進むヒトゲノムの解析や、ヒト胚を使った研究に対し、先進国がどのような態度でのぞんでいるのかを比較する。アメリカは完全に自己責任社会であり、何でも企業活動に結びつけてしまう資本主義の権化である。ヨーロッパは古きキリスト教的価値観も生きており、イギリスを除いては生命科学に対して慎重な態度でのぞんでいる。
そして生命科学の分野でも、南北問題が表面化している。いわゆる臓器売買だが、国際社会がグローバル化する以上、移動の自由は止められない。ここでも政治がなんらかの形で介入しなければ、問題はさらに深刻化するだろう。
問題は日本である。科学研究と政治の関係は浅く、現状では生命科学のあらゆる分野において、圧倒的に法律不足である。著者は官僚制度を批判するだけでなく、なんとなくお上が決めることに従う、我々市民こそが問題意識を持つことが必要であると提言する。
「難しいことは専門家にまかせて」と庶民は言い、専門家である科学者は「科学は中立であり、政治には口を出さない」と言い、政策官僚は「それはウチの管轄ではないので」という、堂々巡り。それを断ち切って、新たな倫理が生み出さなければならない。“内なる自然”の科学の革命は今起きつつあることなのだから。

初版2006/06 中央公論新社/中公新書

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書評<パールハーバーの真実>

パールハーバーの真実 技術戦争としての日米海戦
兵頭 二十八
我々は後知恵で、太平洋戦争の開戦はハル・ノートという脅迫の結果であり、太平洋戦争の敗戦は国力の違いを楽観視し過ぎた愚かさであると論じる。しかし、楽観論にしろ、先制攻撃を仕掛けた海軍に“成算”はあったはずだ。本書はパールハーバーの奇襲攻撃から、ミッドウェー海戦までの当時の兵器の性能を詳細に検討し、兵器のディテールから当時の海戦とはどのようなものであったかを検討する。
であるので、本書の中心は当時の魚雷、魚雷を搭載する艦攻、艦攻を搭載する空母の性能と運用はどのようなものであったかを数値的に検討するものである。著者が過去の著作を引っ繰り返し、兵器のカタログ・スペックではなく現実のスペックにせまってはいるが、スペックの羅列には変わりない。まさにミリオタのための本であるが、著者が指摘するのは当時の海軍幹部も、こうしたオタク的思考に首まで浸かっていたということである。海軍の兵器は陸軍に比べてマス・プロダクトとは言い難く、少量生産・改良の繰り返しで2ちゃんねる(軍板)流にいう“スペック廚”が発生する土台があった。それが、パールハーバー奇襲の成功を確信しえる土台にもなり、ミッドウェー海戦の敗北の必然になっていたというのが、著者の主張だ。山本五十六の将官としての器を論じるのではなく、ミリオタとしての彼がどのような兵器の開発を推進していたのか。太平洋戦争開戦と敗戦が、魚雷の性能、もっと言えば航空機搭載の機銃の口径がどのように関わっていたのか。大状況とはまったく別の視線からの太平洋戦争論である。
追記;
技術戦としての第二次大戦も同種のテーマの研究本なので、興味のある方はご一緒に。

初版2005/12 PHP文庫/文庫

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書評<アメリカの宇宙戦略>

アメリカの宇宙戦略
明石 和康
アメリカのブッシュ政権は、有人での月あるいは火星への到達を目標とした、新しい宇宙計画を発表した。本書はそのアメリカの宇宙計画および、最終的に衛星軌道の軍事利用に到達するかもしれないMD(ミサイル防衛)計画を紹介している。
著者は時事通信社の記者であり、専門家ではない。ゆえか、アメリカの宇宙計画とMDが表層をなぞるように紹介しているだけだ。なので技術的な説明の詰めは甘い。例えばMDの各迎撃ミサイルの運動エネルギー(KE)弾頭について、”Hit to Kill”、を頻発させ、MDの技術的困難さを指摘しようとするが、それは”miss-ile”、つまり近接信管を使った一般的なミサイル弾頭(ミス、つまりダイレクトヒットしないことが前提)との対比の言葉であり、なにもMDだけの技術ではないし、まして核弾頭と対比されるものではない。
そして本書の結論は、その計画の限界を論じ、超大国への批判に結びつける、お決まりのパターンである。
本書でアメリカの宇宙戦略の表層をなぞるよりも、軍事研究を定期購読して勉強する方をオススメします。

初版2006/06 岩波書店/岩波新書

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F-35の公式ニックネーム決定

アメリカ国防総省は7日、F-35の公式ニックネームを「LightningⅡ」と命名したと発表した。
イーグル、ファルコン、ラプターと鳥(の中の猛禽類)を続けていたアメリカ空軍の戦闘機のニックネームだが、ライトニングⅡに落ち着いたらしい。これはF(Fighter)ナンバーだが、対戦闘機戦闘を主任務にしないということを示しているのか?サブエンジン開発や技術移転でモメてるイギリスに気を使ったネーミングか?どっちにしろ、なんかフツーのところに落ち着いた感じ。ところでF-35、計画自体がヤバい、というハナシもちらほら聞くのだが、どうなることやら。

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書評<フェラーリが見たニッポン>

クルマの女王・フェラーリが見たニッポン
清水 草一
スーパースポーツの代名詞であり、ハイソサエティの道楽グルマの代名詞であるフェラーリ。かのクルマは、日本市場において、どのような客が購入し、その立ち位置はどのように変化してきたのか。フェラーリの魔力にとりつかれ、それを負い続けた交通ジャーナリスト、清水草一がその歴史を追う。
ヨーロッパにおいて、貴族と大富豪の象徴であったフェラーリ。それが日本に入ってきたのは1960年代。日本においても、やはりフェラーリは富豪の所有物であった。70年代に入り、スーパーカーブームが起こっても、それは子供たちのものであり、実際のフェラーリ販売には結びつかない。当時の日本はビンボー人のオレから見てもとてつもない累進課税制度で、さらに物品税が重なり、会社オーナーなど、本当の富豪でないと購入できるようなシロモノではなかった。80年代、時代はバブルに向かう。”ジャパンマネー”はフェラーリはじめスーパースポーツカーにも向かい、それは投機対象になった。そしてバブル崩壊。日本に残されたのは輸入された大量のフェラーリと、子供のころにスーパーカーブームの薫陶を受けた大人たちであった。そしてフェラーリは野に下る。
文章自体はギャグ交じりの軽妙な語り口でスイスイと読めるが、ここに描かれているのは戦後史の一面そのものだ。ごく一部を除いて、社会主義国も真っ青な平等社会が実現していたゆえ、別世界のモノであったフェラーリ。それがバブルに向かう中で、世界から買い漁る立場になる。89年、日本車も一応は世界に追いつき、”ジャパン・アズ・ナンバーワン”と勘違いし、持てる者はなんでもいいから、高価なモノを求めた時代。そして今、フェラーリは相変わらず夢の高級車ではあるが、決して手の届かないクルマではなく、本当に好きな人が努力して買えるクルマになった。その一方で、軽自動車が売れ行き好調で、道具としてクルマを割り切る人たちがいる。個人が必要なモノ、こだわるモノを判断する時代。
レクサスなどというニセモノではなく、フェラーリというホンモノの女王。今現在、日本の女王たちは幸せであるのかどうか。それをどう考えるかで、現在の日本を評価できるといっても、過言ではないと個人的には思う。

初版2006/07 講談社/単行本

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北朝鮮が6回、弾道ミサイル発射

北朝鮮が5日早朝、弾道ミサイルを6回、発射した。防衛庁によると、ミサイル発射は午前3時半ごろ、4時ごろ、5時ごろ、7時10分ごろ、7時30分ごろ、8時20分ごろの計6回。いずれも北海道・稚内から西南西沖数百キロの日本海に着弾。船舶への着弾など日本側の被害情報はないという。
 アメリカのハドリー大統領補佐官によると、3発目がテポドン2だったが、発射から約40秒で痕跡を絶ち、打ち上げ途中での失敗だった。1発目と4発目は短距離弾道ミサイルスカッドCで、2発目はスカッドか中距離弾道ミサイル「ノドン」のいずれか、5、6発目はノドンだった。
個人的な感想。タスクフォース70(キティホーク・カウペンズ)の乗員たちが小樽・札幌での休養をおおむね邪魔されなくてよかったね、と。一般公開の実施されてよかったね、と。でも、横須賀には真っ直ぐ帰れるのだろうか?
それにしても、6連発とは派手に花火を上げたものだ。メインはテポドン2なんだろうが、6連発の狙いがよく分からない。テポドン2、落下推定地域からすると、アラスカ近辺への軌道だと短絡的に予測してしまうが、それはアメリカの武力行使の言い訳をつくる行為にしか見えないのが、どうなんだろう。これまた狙いがよく分からない。
シャトルの打ち上げの失敗を予期し、自国のロケット技術の優秀さを誇示しようとする。また韓国の竹島周辺の日本のEEZ(排他的経済水域)への調査船侵入の援護射撃とする。ここまで狙っていたとしたら、スゴイね。
まあ、騒ぐのはほどほどにして、スルーするのがここは得策かと。

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書評<オペレーショナル・インテリジェンス>

オペレーショナル・インテリジェンス―意思決定のための作戦情報理論
松村 劭
BARSERGAさん推奨。
情報の大切さを、どの軍事専門家も指摘する。では、それは具体的にどの様に収集され、真偽判定などろ過されて、意思決定者のもとに届けられなければならないのか?筆者は陸自の情報幕僚などを歴任された方であり、その理論と事例をまとめたものである。版元が日本経済新聞社ということで、軍事・外交分野の理論を、一般企業においていかに運用していくかが付け足された格好でページが進んでいく。
日本語では”情報”という言葉は、英語では”インフォメーション”と”インテリジェンス”となる。インフォメーションとは加工されていない情報であり、インテリジェンスは様々な方法で精査された情報だ。まずもって”情報”という言葉の大雑把さが、日本がこのことを軽視してきた表れだ、というのは江畑謙介氏あたりも口を酸っぱくして言っていること。本書の理論の中心は、様々な情報活動を通してインフォメーションを収集し、それをインテリジェンスにすることだ。どのような意思を持って、継続的に情報収集をするか?どんな手段で、どのようなことを意識するのか?そのインフォメーションをどのようなフィルターに通すのか?まさに作戦を立てるための理論であり、個人的には、ビジネスに生かすにはそのフローチャートは難しすぎるのでは?というのが正直なところ。それとも、1部上場企業はここまでやっているのだろうか。

初版2006/02 日本経済新聞社/ハードカバー

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書評<池袋ウエストゲートパークⅥ 灰色のピーターパン>

灰色のピーターパン
石田 衣良
ドラマ化されて大ブームとなった池袋ウエストゲートパークの第6弾。池袋を舞台とした、未成年者たちの鋭い暴力の物語も、トラブルバスターである主人公を巡る”人情物語”となってきた。今回は短編4編が収録されており、傷害事件の復讐を依頼され、被害者と加害者を対面させて解決に導く<野獣とリユニオン>などは、”泣かせの物語”そのものだ。歌舞伎町の浄化作戦をオマージュした?池袋の浄化作戦を取り上げた<池袋フェニックス計画>など、時事を意識しながら、犯罪の裏に必ず隠された悲劇が絡むという物語の形は不変。それにしてもこの著者、テレビにもよく出るし、新作もよく出るし、忙しい人だ。

初版2006/06 文藝春秋/ハードカバー

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今後の北海道イベントのメモ

USSキティホークを満喫した週末でしたが、今後も北海道のミリタリー関係のイベントが続きます。今年はなぜか日程が微妙に変化しているので、メモがてら紹介。

7/17(月) 陸自静内駐屯地 記念行事
81式短SAMと87AWの実射で御馴染み、静内駐屯地の記念行事は祝日開催。札幌からけっこう遠くてシンドイので、日曜開催の方がありがたいのだが。

8/5(土) 千歳基地航空祭
今年の千歳は土曜日開催。なんか特別ゲストが欲しいねえ。

9/10(日) 第24回札幌航空ページェント
丘珠基地で開催される、民間主催のエアショー。一昨年で最後?と言われていたが、今年も開催が決定。陸自のヘリ基地兼コミュータ空港なので、大型機はリモートにて飛来。F-2とかも機動飛行してくれ。

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USSキティホーク招待見学に行ってきた その2

結局、2日目も見学に行ってきました。バカだなー、オレ。日曜の午前中もたいした混雑ではなく、さらに10時開始を30分早めてくれたので、スイスイと見学できた。今日は艦載機中心にレポート。
まずは、今月の航空ファンの表紙にもなったVF-102のF-18FのCAG機(NF-100)。
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撮影モデル役のパイロットの水分補給用ボトルにもガラガラヘビ。ダイヤモンドバックスはやっぱり一番人気。こちらは通常塗装機。
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展示の前面に出ているのは全てライノ。空中給油用バディポッド(A/A42R-1)、ターゲティング・ポッド(ASQ-228 ATFLIR)を搭載したままの機体もあり、多任務をこなしているんだなあと実感。マニアにあるまじきことですが、側面からではレガシー・ホーネットとライノ、識別が難しいです。ときどき、整備の人がクリーナーで機体の汚れ落としという”実演”をやってくれてました。
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アイランドの前には艦隊の目、VAW-115のE-2Cと対潜、救難などこなすHS-14のSH-60FとHH-60H。
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派手なテイルのSH-60Fを折りたたんで駐機していたのは意図不明。アングルデッキにはこんなふうにHH-60Hが展示してあるというのに。
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HH-60Hはエンジンの排気口にIRサプレッサー、機種にFLIRと、C-SARに備えた装備が特殊部隊っぽい。
こちらは現代戦の主役であるVAQ-136のEA-6B。
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確認した全機がECMポッド(AN/ALQ-99)3基を搭載したまま。
NF-100以外のCAG塗装機は格納庫の中で、グッズ売り場の前に展示されており、みなさん興味深そうに触ってました。
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個人的に気になったディテールをアップ。
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F-18Eの主脚収納庫。このパイピング、いつかは1/72で挑戦してみたいねえ。次はその後方、オイルドレンなど、一番汚れやすいところですね。
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F-18Cで3ヵ所、F-18Eで1ヵ所にオイル受けをおいてあったので、駐機しているだけでポタポタとオイルが落ちるらしい。で、整備員がそれを踏んで・・・
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こんな汚れが着くと。下はF-18Cの主翼折りたたみ部分についていたプレート。
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今は亡き、マクダネル・ダグラスの名が。これを撮ってるとき、整備員が「何を見てるんだ?」と訝しげな顔で話しかけてきたので「マクダネル・ダグラス」とプレートをさすと、「オレもミズーリ出身だ。戦闘機はマクダネルがナンバーワンだ」(超がつく意訳、もっと長いこと喋ってた)とサムアップサイン。ちょっと国際交流。
名残惜しく空母から退艦した後、ちょっとしたアクシデント。キティホークの後ろに停泊しているCG-63カウペンズを遠くから見ながら「タイコンデロガ級のイージス艦も近くで見たいよう」という感じで写真を数人で撮っていると、私服のアメリカ人が気を利かせてフェンスをどけ「Come in!」とカウペンズへの道が開かれる。「アリガトゴザイマス」(興味を持ってくれてありがとう、だったのかな?)と頭を下げる海軍の人に、「いえいえ、こちらこそ」とヘンな挨拶をしながらカウペンズへ。
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すると警官が飛んできて、「ここは見学コースじゃありません」と拡声器でがなる。で、またフェンスが閉じられてしまった。海軍軍人さんの親切だったのになあ。残念。

というわけで、2日間ほど空母を満喫。招待制がきいたのか、3度目の寄港ともなると慣れるのか、ホントに拍子抜けするほど人が少なかった。それでも小樽市役所の誘導員や周辺警備の警官、駅の通訳の人など、数千人単位の乗員が上陸する空母の寄港の大変さも実感。みなさん、お疲れ様です。
次は強襲揚陸艦ぐらい来てくれないだろうか(笑)。

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USSキティホーク招待見学に行ってきた その1

CV-63キティホークとCG-63カウペンズ(TaskForce70)が小樽港に入港、キティホークが招待制で一般公開が実施されたので行って来た。招待制といっても、ほぼ希望者には配りっぱなし状態なので、一般公開みたいなモン。
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まず、日曜日に現地に行かれる方へのレポートですが、招待制だったせいか土曜日だったせいか、混雑はそれほどでもありませんでした。道路はウイングベイの駐車場に入るクルマは並んでいましたが、周辺まで影響が及んでいません。自分はJRの小樽築港からの歩きでしたが、JRも混雑はなかったです。事前報道の少なさと、招待制は案外と影響あるのかも。ただそれでも、ID確認と金属探知機が自動的に入場制限となり、2時間近く日差しの中の行列でしたので(海風で暑くはないのですが)、紫外線対策はしっかりと。艦内では飲食物は販売してないです。
では、ヒコーキの写真は次回にして、雰囲気が伝われば、という写真をチョイス。
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最寄り駅から複合商業施設、ウイングベイ小樽の方向に歩くと、マリーナの向こうに空母が。艦載機もほとんど載ったまんまだ。もう、しょっぱなから冷静さを失っているオレ。
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絶好の好天の下、開場1時間前から行列に並ぶ。オレたちが並んでいるのと逆に、水兵さんたちは次々と上陸、街に向かっていきます。女性が多いのに驚く。入場者用の架橋の設置に手間取り、開場は30分遅れ。ID確認と金属探知機通過まで結局2時間近く日差しに焼かれ、やっと入場。
見学コースはまずエレベーターからデッキに上がり、甲板に並ぶ艦載機たちを見る。艦載機はデッキは中央部分が解放され、周りにライノやホーネット、プラウラーが並べられている。艦橋の前はホークアイとシーホーク。ほとんど定数がいた印象。
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空母ってやっぱりデカイ、と搭乗するまで船体を見上げながら感じてたが、デッキに上がると逆にせまい。というか、ライノはじめとして戦闘機が地上展示より巨大に感じる。この面積で数十機のハンドリングをするのだから、なみの駐機テクじゃない(笑)。見学者はフツーの方々が大半。アメリカ兵と和やかに記念撮影する光景の中、、オレも含めてローアングルで撮影しようと屈んだりするので、マニアはデカいカメラ抱えてなくてもスグに分かる(笑)。
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クレーン車など眺めつつ、艦尾側のエレベーターから格納庫へ降りる。そこでは、各隊のCAG塗装機をバックにして、グッズの大放出。もちろん、消防設備の説明なんかもやってました。
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格納庫の方は特にフェンスなどないので、プラウラーやホーネットに触れたりします。人目とマナーを気にしつつ、だけど気ははやる。
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そんな所、作り込んだりしないだろ、と思いつつプラウラーの着艦フックを観察。
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YF-17コブラからF-18ホーネットに生まれ変わるために、イロイロ無理をしていますが、スマートでない主翼折りたたみ部分もその1つ。なのでこんな保護カバーも必要になるんですね。
グッズ売り場には、CG-63カウペンズから出張してきたコスプレ売り子さんも。
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”Cowpens”なので牛さん、ということらしい。
格納庫を一回りして退艦、見学コースは終了。ときどきチラリとM-16携帯した海兵隊員も見えるので油断はしていないと思うが、想像していたよりもオープンでフレンドリー。女性が思ったよりも多かったり、ラテン系の水兵さんどうしだと、スペイン語で会話してたり、立って見回しているだけで面白い。願わくば、トムキャットが現役であって欲しかった。
でお土産はコレ。
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物欲が、止まらない。でも、明日見学を予定されてる方、VFA-192が販売してるDVDはオススメです。Mig-29のDACTの機内映像など収録されていて¥2,000はお徳かも。
さて、招待状は明日の分も持ってるんだけど、どうしようかね(笑)。

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