« A-10A Day4th | Main | 陸自静内駐屯地記念行事に行ってきた »

2006.07.16

報道特集(に出演の科学者)のトンデモ説?

TBSの報道特集でテポドン絡みの特集をやっていたのだが、出演していた中冨信夫氏という科学者が、首をどうにもひねる説を唱えていた。
いわく、「テポドン2号は失敗していない。エンジン4基のうち2基の燃焼を停止。高度と速度を落として水平飛行にトランスして飛行距離を延伸し、”巡航ミサイル”とした」だそうだ。氏は”声も出ないような深刻な状態”だと言う。
弾道ミサイルは、ロケットエンジンを大気圏外まで弾頭を打ち上げ、その高度から高マッハで目標に落下するため、捕捉・撃墜を困難にしている。一方、巡航ミサイルはジェットエンジンで低空を長距離を地形追随飛行することにより、捕捉・撃墜を困難にしている。まったく別のコンセプトに基づく兵器だ。衛星写真でそれと見てわかるほどの大型弾道ミサイルを垂直発射して、飛行途中で水平飛行させる意味がどこにある?中途半端な高度に打ち上げて、中途半端な高度を飛ぶ、ただの半端なロケットになるんじゃないの?
中冨氏は、姿勢制御が困難なはずのロケットが、40秒燃焼後に8~9分ほど飛行してから着水している点をこの説の根拠にしているが、空対空ミサイルだって短時間ロケット・モーターを燃焼させた後は慣性で飛行するのに、そのぐらいは飛ぶことだってあるんじゃねーの?8~9分飛行したから巡航ミサイルに飛行転換した、というのは想像の飛躍じゃねーの?
中冨信夫氏はNASA関係でもいっぱい著作がある人なんだけど、自分はこの説はちょっとトンデモだと思う。オレが間違ってる?

« A-10A Day4th | Main | 陸自静内駐屯地記念行事に行ってきた »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

 ワタシも見てましたよこれ。まず思ったのは「どーやって揚力を得るんだ?」とゆーこと。主翼もない巨大なミサイルを2個の噴射口からの推進力だけで水平飛行させられると本気で思ってるんでせうか。『ミサイルの発射はちょっとでもバランスが狂うと失敗する』という映像が流されるそばからこれですからね(笑)。

 億が一、それが本当だとしたら、北は地球上のどこの国も持っていない高度なロケット飛行制御技術を保有していることになり、それこそマジヤバイ状態になるわけですが。ま、飛行機(巡航ミサイルもその一種ですしね)が飛ぶ理屈がフツーに分かっている人には、こんな説は鼻で笑われて終わりでせう。ワタシ的には氏の思考回路が“声も出ないような深刻な状態”なんぢゃないかと危惧しちゃいます。

 それでも、こんなトンデモ説でもテレビで流されたら何人かは信じる人もいるでせうし、そこまででなくても「北のテポドン2号ってマジヤバイらしいぜ」と見た人が思うかもしれないので、そうやって一般の人の関心を高めてくれるという効果が期待できますね(笑)。

こんばんはー

うむうううむうううう
コレは
イロエロな意味で深刻な状態ですねえ
ヽ(・ω・)ノヽ(・ω・)ノヽ(・ω・)ノヽ(・ω・)ノ

>KWATさん
おはようございます。
やっぱり、何から何までおかしいですよねえ。一般ピープルの関心を引くにしても、コレはヒドイ(笑)。

>しょぼんぬさん
おはようございます。
この人、どこかの博士号も持ってるんですよね。まさに深刻な状態です。

WW2のゼンガー計画よろしく、大気圏上層をスキップして到達距離を稼ぐとかw

>Hi-Low-Mixさん
実現するかしないかは別にして、北朝鮮なら検討範囲に入れているかも(笑)。

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 報道特集(に出演の科学者)のトンデモ説?:

« A-10A Day4th | Main | 陸自静内駐屯地記念行事に行ってきた »

My Photo
November 2019
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Twitter


無料ブログはココログ