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2006.08.31

書評<宇宙へのパスポート(2)>

宇宙へのパスポート〈2〉M‐V&H‐2Aロケット取材日記
笹本 祐一 松浦 晋也
SF作家の笹本祐一氏による、ロケット打ち上げ取材日記第2弾。先日、「宇宙へのパスポート(3)」が発売されて、はじめて(2)が刊行されていたのに気づいた次第。2作目は内之浦の旧宇宙研のM-Vロケット打ち上げと、種子島のH-Ⅱロケット打ち上げと、国内のレポートになっている。松浦氏は日本における戦後の宇宙開発や科学衛星の建造手順などを担当、この1冊で大まかな日本の宇宙開発を知り、なおかつ間接的に体験できる仕掛けになっている。
宇宙へのパスポート(2)と(3)を連続して読むと分かるのは、笹本氏の批判の種が(2)のマスコミから(3)のJAXAに移っていることだ。(2)ではとんちんかんな質問と報道、傍若無人な行動をとり続けるマスコミ陣が鬱陶しくてしょうがない笹本氏だが、(3)では長年にわたって日本の宇宙開発の現場を見てきたせいか、取り巻きよりもJAXAそのものの将来を憂いている。著者のこうした心境に変化もおもしろい。

初版2003/10 朝日ソノラマ/ソフトカバー

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