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書評<宇宙へのパスポート(2)>

宇宙へのパスポート〈2〉M‐V&H‐2Aロケット取材日記
笹本 祐一 松浦 晋也
SF作家の笹本祐一氏による、ロケット打ち上げ取材日記第2弾。先日、「宇宙へのパスポート(3)」が発売されて、はじめて(2)が刊行されていたのに気づいた次第。2作目は内之浦の旧宇宙研のM-Vロケット打ち上げと、種子島のH-Ⅱロケット打ち上げと、国内のレポートになっている。松浦氏は日本における戦後の宇宙開発や科学衛星の建造手順などを担当、この1冊で大まかな日本の宇宙開発を知り、なおかつ間接的に体験できる仕掛けになっている。
宇宙へのパスポート(2)と(3)を連続して読むと分かるのは、笹本氏の批判の種が(2)のマスコミから(3)のJAXAに移っていることだ。(2)ではとんちんかんな質問と報道、傍若無人な行動をとり続けるマスコミ陣が鬱陶しくてしょうがない笹本氏だが、(3)では長年にわたって日本の宇宙開発の現場を見てきたせいか、取り巻きよりもJAXAそのものの将来を憂いている。著者のこうした心境に変化もおもしろい。

初版2003/10 朝日ソノラマ/ソフトカバー

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書評<なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか>

なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか  Abducted
スーザン・A・クランシー  Susan A.Clancy
エイリアンに誘拐され、実験されたりすることをアブダクションという。いうまでもなく、ミステル矢追の定番ネタだ。彼・彼女らアブダクティたちは、たいてい催眠療法によりその記憶を取り戻し、物証の類は何もない。なにゆえ、彼らは曖昧な記憶を信じ込むのか。本書はいわゆるトンデモ本ではなく、心理学者である著者が、アブダクティたちの思い込みの構造を推測し、解き明かしていく。
著者はハーバードの心理学者であり、いわゆるビリーバーとか懐疑論者とかはあまり関係なく、催眠によって記憶を取り戻す催眠療法の是非を巡る研究の論争の延長として、アブダクティたちにインタビューを試みる。著者はアブダクティたちのあいまいな記憶を睡眠麻痺などで説明できる理論を持っている。だが、実際に話をきいたアブダクティたちは納得せず、強固な思い込みは崩れることはない。そして、その異常な体験を拒否するどころか、人生の支えにする傾向すら見られる。彼らは心理学的に見てどのような傾向があるのか。科学の時代に生まれているはずの人々がなぜ超常体験を求めるのか。それを著者は説明していく。
最近、読んだマンガに「人間は強い人間や、いいかげんな人間だけではない」という台詞があった。この科学技術の時代、強い人間なら現代科学で説明できる全てのことを信じることができるだろうし、いいかげんな人間なら理解の範囲外のことは切って捨てるか、”保留”することができる(自分はもちろん後者)。その間の多数の人たちの心の隙間に入り込むものとは何か。アブダクションはその好例として当てはまるのかも知れない。

初版2006/08 早川書房/ハヤカワ文庫NF

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クリックせずにいられない

日テレの「きょうの出来事」で那覇の陸自101飛行隊の急患空輸を特集していた。LR-2にCH-46チヌークを駆使した、緊急任務。”メディカルキャリア”というコールサイン。不謹慎だけど、カッコイイなあ。「よみがえる空2」はここを舞台としてシナリオを書くといいと思うのだが。

で本題。
オーマイニュース 内外から強烈「逆風」
韓国発の、実名の”市民”記者が書くOhmynews、早速2ちゃんねらー(主にニュー速+)のいいオモチャになっているようだ。まあ、順調に記事が偏向しているようなので、むべかるかな、だ。それはいいとして、当該スレにも見られる意見なのだが「良くも悪くもクリックしてもらえばアクセス数が上がり、広告料が上がり、結果的にウハウハ」という事実。こないだのボクシングの亀田にしても、亀田父の「イヤなら見なきゃいい」が正解なんだけど、普段は興味のない人までも中継を見てしまい、結果的に視聴率を上げてしまう。24時間テレビもしかり。でもクリックせずにはいられない。ジレンマだなあ。

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書評<「左利き」は天才か?>

「左利き」は天才?―利き手をめぐる脳と進化の謎  A Left-Hand Turn Around the World
デイビッド・ウォルマン  David Wolman
ワタクシ、ウイングバックは”箸と鉛筆”だけ矯正された左利きである。なので、プラモ製作現場ではニッパー以外のツールは右、料理をするときは菜箸以外は左と、利き手の混乱ぶりは甚だしい。また、左右の判断が遅れる左利きは自分だけではないようである。さらにウイングバックは血液型がABなので、かならず”変わり者”のレッテルを貼られることになる。
かように、人類の10%ほどをしめる左利きは多数派の右利きに比べて、混乱した日常を送るハメになる。この利き手の違いはどこに由来するのか?本書は左利きの著者が、その謎を解明するために旅するノンフィクションだ。特定の学説を取り入れるのではなく、様々な分野の学者を世界中にたずね、最新の学説を紹介する。正統派の学説だけではなく、手相や筆跡鑑定など、アヤシイ業界にも足を踏み込む(概ね失望するが)。
本書では様々が学説が紹介されるが、胎児期あるいは幼児期に後天的に左利きが獲得されるのではなく、遺伝的にすでに左利きが決定されている説が有利ということぐらいで、まだまだ確定的な話はできないのが実情だ。最近、右脳や左脳の機能の違いといった話題が一般にも出てくるが、左利き1つとっても脳が果たす役割は論争が続いており、左脳が論理的思考をどうこういうようなことを決め付けるのがいかに愚かであるかも分かる。個人的には進化論と同じで、遺伝子発現の”偶然”という説をとりたいが、”適者生存”のことを考えるとなぜ10%という、中途半端な数字が残るのかが謎だ。最新の脳科学や分子生物学も、まだまだ発展途上である。

初版2006/07 日本経済新聞社/ハードカバー

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OMRON962C Complete

OMRON PORSHE962C、完成しました。
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燃費規制というレギュレーションのもと、フルカウルの流麗なボディをまとった80年代のグループCカーたち。その中でも、ポルシェ962Cは956として1982年にデビューし、数々の栄光を勝ち取ったマシンです。また一般のカスタマーたちに市販され、グループCカーの隆盛を作った点でも評価されていい存在です。燃費規制に対応するため、細やかに制御されるターボチャージド・ボクサー6、プロトタイプカーに初めて導入されたエアロダイナミクス・テクノロジー。マシンの美しさ、緻密なメカ、ル・マン24hでのドラマ。語りだしたらキリがありません。
オムロン・レーシングチームは全日本耐久選手権に参加していたマシンで、1998年に富士で開催されたWECで962C最後のポルシェワークスとして参戦した経歴を持ちます。
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キットはハセガワの1/24をストレート組み。エンジンレスの完全ディスプレイモデルです。なのでコクピットにシートベルトを追加したぐらいで、特別な工作はなし。コンソールを自分にしては細かく塗り分けたのですが、ほとんど見えず。
ボディもライト周りの合いが良くないので、最小限パテ盛って修正しているぐらいです。ガイアのピュアホワイトを吹いた後、マスキングしてクレオスのスカイブルー+コバルトブルーのワンオフカラーを吹いています。大方のデカールを貼った後、クリアーを乾燥させながら4度、重ねて吹きしています。恥ずかしながら、クリアーをここまで吹くのは初めてだったのですが、このツヤにこだわる人の気持ちが初めて理解できました。吹くたびにツヤが増して、ボディがヌメヌメと輝き、まるで・・・下ネタになりそうなのでやめときます。
その後、家庭用の研磨用スポンジで軽く磨いて、コンパウンドで仕上げ。せっかくのボディにペーパーをかけるのに怖気づき、研ぎ出しはキャンセル。次回の宿題にしておきます。
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その後、塗装済みの各パーツとウインドウを取り付けて完成。ドア部分のみ、スミを入れています。
今回、20年ぶりぐらいのカーモデルだったのですが、なんとか形にはできたのでホッとしています。アップにするとつらいのですが(笑)。前にも書いたのですが、初体験のクリアー重ね吹きによるツヤ出しが思いのほか面白く、クルマをもう1台作るにしろ、アクロ・チームのヒコーキ作るにしろ、すぐにもう1回やりたいぐらい。新しい分野のことも、やってみると面白いものです。
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OMRON962C Day5th

オムロンポルシェ、2回目のボディ塗装とデカール貼り。
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ガイアカラーのピュアホワイトを全面に吹いた後マスキング、クリア+スカイブルー+コバルトブルーを混色したものを上部に吹いてます。イメージ的にはもう少し濃いブルーのはずだったんですが、1回失敗した後なので、これで良しとします。
生産から10年以上経った在庫品にしては、デカールは良好な状態で、質もよい。てゆうか、ハセガワのヒコーキ付属のものよりも、かなり上質な感じがするのは気のせいか。
さて、次のステップはクリア吹いて研ぎ出し。台無しにしないよに、丁寧にいこう。

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「海猿」の海保と、「よみがえる空」の空自の宣伝効果

海上保安庁の潜水士を描いた「海猿」が映画化やドラマ化でブームを起こし、海上保安官の志願者が急増する効果を生んでいる。航空自衛隊も航空救難団を題材にしたアニメの制作に協力し、今年1~3月深夜に放送。しかし、目に見える形で隊員の応募増にはつながっていないようだ。(from産経新聞)。

どれだけ低評価でも大宣伝をうって何百館で公開される「ゲド戦記」と、各方面で評価は高いが大都市で単館ロードショーの「時をかける少女」の興行収入を比べちゃいけないように、高視聴率をとって映画化までされた「海猿」と、深夜アニメの「よみがえる空」を横並びで比べるのは違うと思うのだが。
個人的には、何がなんでも”泣き”と”恋愛”を盛り込みたくて、失笑モノの場面すらあった「海猿」と比べて、「よみがえる空」は地味だが、いいアニメだったと思うのだが。
空自が本気で広報効果を狙うなら、このくらいのドラマは作らなくちゃ、と2ちゃんねる該当スレのナイスなシナリオを紹介。

63 :名無しさん@6周年:2006/08/25(金) 14:08:23 ID:yUFwdc+Y0
海猿キャストをつかって、海保が救難活動するも、困難さに苦渋の撤退。
そこに颯爽と現れる航空救難団。警察と軍隊の違いを見せ付ける。
「あの」海猿に出来ない事を!「あの海猿」よりすごい!!!

という感じのドラマを男前とか使ってしないとな。

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書評<宇宙へのパスポート(3)>

宇宙へのパスポート(3)
笹本 祐一 松浦 晋也
BARSERGAさん)さん推奨
SF作家の笹本氏と航空宇宙関係に詳しいジャーナリスト、松浦晋也氏による、ロケット打ち上げの取材日記をまとめたもの。本書はその第3弾となり、おなじみJAXAの種子島および内之浦、果てはモスクワ、南米ギアナまで、ロケット打ち上げを追いかけて全世界を巡る。ただ単に打ち上げ施設の取材だけではなく、日本からの移動手段やトラブルまで事細かに記されており、異国での滞在・移動の困難さや、不確定なロケット打ち上げ取材のスケジューリングの難しさまで情報がギッシリ詰まっている。そして3巻まできて徐々に深まりつつあるのは、笹本氏の宇宙開発への憂慮だ。JAXA、あるいはJAXAがベッタリのNASAにしろ、政治が絡んでどうにも将来への展望が見えない。日記の合間に挟まれる、老舗のEUあるいは中国やインドといった新興国の宇宙開発の現状(松浦氏担当)を読むと、なおさらその思いは強い。ロケット打ち上げ現場の熱い想いや新たに立ち上がりつつある宇宙ビジネスと、そんな憂慮が交差する、良質な宇宙開発のレポートだ。
てゆうか、2巻読んでないまま3巻が発売されてたよ。すぐ注文しなきゃ(汗)。

初版2006/08 朝日ソノラマ/ソフトカバー

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最近おもしろかったマンガ 060823

今一番気になることはHMS(女王陛下の船)が何の略だったか、思い出せないこと。記憶能力がとみに落ちていると感じる、今日この頃。

で、本題。最近おもしろかったマンガを紹介。
Pumpkin Scissors 5 (5)
戦争が終わり、荒廃した街と人民の心が残された、どこか別の世界。帝国陸軍情報3課は戦災を乗り越え、国土を復興させることを任務としている。飢餓や兵隊の夜盗化、平民と貴族の対立。背後にうごめく陰謀。情報3課の個性的な面々がそれに立ち向かう。
画力はイマイチだが、戦災の後に残った人たちの弱い心を立ち直らせようとする貴族の少女とその部下たちの活躍は爽快であり、またどこか心に引っ掛かりを残す。平民に対する貴族を安易に敵に設定していないところもなかなかのもの。戦争後になお蠢く陰謀を描ききれるか、要注目作品。

蒼のサンクトゥス 4 (4)
BARSERGAさん推奨)
突然、天空から地球に現れた”それ”は、海上に<A-NEST>と呼ばれる異質の空間を創った。そこに何があるかは正確に掴めないまま、人類はまたそこに進出し、謎を解こうと挑む。
壮大な世界観を広げた、海洋SF。謎が減りつつある大海原にSF要素を加えて、海に挑む男たちを再び描く、といったところか。4巻にして、それまで点と点だったキャラたちが線を結ぶので、ここからが本番。この作者、目の表情の描き方が特徴あるなあ、と感じるのはオレだけか。

デトロイト・メタル・シティ 1 (1)
デスメタルの帝王、クライザーさんは正体を隠したまま、今日も暗黒面を突き進む。
ずいぶんと乗り遅れたが、マンガではここ数年で最高に笑った作品。注目されるはずです。早く2巻が読みてー。

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韓国が軍民共用衛星の打ち上げ成功

韓国国防科学研究所は22日、大手通信会社、KTとの共同で、軍民共用の通信衛星「ムグンファ5号」を南太平洋の発射基地から打ち上げた。
宇宙へのパスポート(3)を読みかけで、日本のロケット開発やNASAの将来を憂いていたところにこのニュース。韓国にまで負けてしまうのか・・・と思ったら、どうも自前のロケットではなく、SeaLaunchというボーイング系のロケット打ち上げ会社が衛星を打ち上げたようだ。
このSeaLaunch、軌道にもっとも近い海上から、実績のある技術を集積したロケットを打ち上げるため、低コストで重いペイロードを打ち上げられる。何より、この海上打ち上げプラントが激しくメカフェチを刺激する。カッコイイわ。静岡のモデラーズクラブ合同展示会で、見事なシャトル打ち上げ施設を作り上げてたクラブがあったんだけど、来年はこれ、作ってきてくれないかなあ。てゆうか、JAXAよ、同じプラントを建造するんだ、マジで。

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オープンルーフよりクローズドボディが好きなんです。

本日、某ホビーショップの引越しセールに行ってみる。で、Cカー特集のRacingOnのバックナンバーを買ってくる。
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ディテールアップの資料とかいうより、改めてキットへの自分自身の思い入れを深めるために、”物語”を自分のマインドに織り込みました。燃費規制という世にも稀なレギュレーションで、千差万別のマシンがワークスから生み出され、技術競争を繰り広げたCカーの時代。ポルシェを追うためにワークスがしのぎを削った稀な期間。そして極東の新参メーカーが栄光を手に入れようとした期間。燃える時代だったんだなあ、とつくづく感じます。
でも自分の中で個人的に解決しない問題が1つ。なぜか、オープンルーフのマシンって好きになれないんですよね。今、ル・マンで走ってるレースカーはデザイン的にもCカーの流れを受け継いでいるはずなんですが、なんか違う。”流麗なフルカウル”だけでは説明できない魅力がCカーにはあったはずなんだけど、言葉にできない。なんだろうなあ。

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宇宙へ ~冷戦と二人の天才~を見た

先日NHKで放映され、録画しといたBBSの再現ドラマ「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~」をようやく見る。
ドラマは冷戦時代のアメリカとソ連の宇宙開発レースを、アメリカはフォン・ブラウン、ソ連のコロリョフを中心に描くもの。
自分の夢を実現するためにナチ、アメリカとスポンサーを変えて宇宙に挑むエゴイスト、フォン・ブラウン。ソ連の強制収容所から這い上がって英雄となったコロリョフ。アポロまでの宇宙開発とは、2人の執念そのものだと、強く感じさせる。フォン・ブラウンには彼の過去そのものやアメリカ海軍までもが立ち塞がる。コロリョフは組織内の嫉妬や競争を権謀術数で切り抜ける。その物語は、決してたんなる美しい物語ではない。だが彼らの強い意志そのものが、不確かな、五分以下の賭けとしかいえない技術に基づく計画を推し進める。数多くの英雄も、2人の意志の前には霞んでしまう。
凄まじいドラマと、とんでもない迫力のロケット打ち上げの実録映像。台風のせいでニュースが長引き、DVDに落とせねー、と思ったらDVDが発売されるらしい。

Space Race 宇宙へ ~冷戦と二人の天才~

どいつもこいつも商売上手で困るぜ。とりあえず予約。

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Ship's Camel Day3rd

本日も都合によりShip's Camel。
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昨日の画像に色つけただけじゃん、なんですが、ストラットの調整でかなり時間を食ってます。RODENよ、何をどうやってもダボと合わないぞ、ということで結局、見切り発車で塗装。思うに、複葉機といえば張り線、張り線というけれど、上翼とストラットの調整の方がよっぽど手間なんではなかろうか。
とはいうものの、キャメルの張り線もけっこう複雑。根気よくいこう。

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Ship's Camel Day2nd

本日はポルシェはお休みして、Ship's Camelをちょいと弄ってみる。
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パーツ自体の精度は悪くないが、組み付け面がキレイにならないので、パテのお世話に。それでも、機体自体が小さいので修正はラクなもんです。ストラットの取り付け穴は全体的にダルダルなのでドリルで開口し直し、後の組み付けがラクになるようにしてます。今回は久々にオール筆塗りでいくため、とりあえず機首のシルバーを塗ってみています。H8シルバーの上に、クロームシルバーをドライブラシ気味に塗りつけてく。なんとなく雰囲気は出そうな感じ。筆塗りもたまにはいいな。

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書評<軍用輸送機の戦い>

軍用輸送機の戦い―機動力がもたらす航空輸送の底力
飯山 幸伸
昨今、軍の緊急展開や災害派遣において、欠くべからず輸送手段になった輸送機。だが、大きな搭載力が求められ機動力が制限されるも、有事の際には過酷な戦場に物資を積んで飛び込んでいかなければならない過酷な任務を背負う。
本書は軍用輸送機の発展の歴史とその作戦を追う。時期は航空機の創成期からベルリン大空輸までとなる。航空機の発展とともに第1次大戦に前後して人員・貨物の輸送が始まり、大戦間の民間航空の発展を下地として、ドイツではJu52/3m、アメリカではC-47(DC-3)の大量生産を持って、航空輸送が確立することとなる。そして空挺降下の成功と失敗、ヒマラヤ越えの過酷な飛行など、様々な経験を積むことになる。第2次大戦においては、欧州方面、大西洋方面ともに、過酷な体験をすることになる。鈍重な輸送機が制空権が確立されていない戦場に飛び込む危険は凄まじい。本書ではそうした戦場での輸送機をあますことなく伝えている。
軍用輸送機の歴史を時系列、作戦ごとに細かく知ることのできる良書である。
補給戦―何が勝敗を決定するのかのサブテキストに最適だろう。

初版2006/08 光人社/光人社NF文庫

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本日の気になりニュース 060818

戦闘機関係のニュースを2題、メモ。

サウジアラビア、ユーロファイター72期購入契約確定
サウジアラビアは、ユーロファイター・ タイフーンを72機調達する契約に調印した、と発表した。トーネードIDSの後継ということで、トランシェ3のマルチロール・タイプであろう。これでラファールを一歩引き離すことになる。
先月号のJ-WINGだったか、空自のFX選定にユーロファイターはタイフーンを強力にプッシュしていると伝えている。タイフーンはアメリカ製装備ともインターオペラビリティも高い。アジアでも橋頭堡を築くことができるか?

ロッキードマーチン、F-35のUAV化を計画BabylonC@feさんより)
ロッキード・マーチンのUAV開発を担当するリチャード・オリーア副社長によると、F-35をUAV化する計画があることを明かした。
「F-35は作戦によって有人・無人を使い分けるハイブリッドになる」と記事中にあるが、エリア88に出てきた無人ホーネットのごとく、カメラユニットの取り外しによってパイロットも搭乗できるということか(笑)。まあ、そんな簡単なもんじゃないと思うけど、様々なコストと引き合うだけの性能をもたらすのか?ただでさえ高価な主力戦闘機のコストを押し上げるような計画は疑問。

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本日の気になりニュース 060816

週末の実家への帰省から札幌に帰還。上げ膳据え膳の生活から現実へ。
昨日あたりから気になるニュースが続いているのでメモ。

加藤紘一氏の事務所火災、腹部切った男は右翼団体幹部か
実家が毎日新聞と中国新聞という布陣だったので、小泉首相の靖国神社参拝に関しては思う様ニュースを味わうことができたのだが(笑)、驚いたのはこっち。「青いヘルメットのサヨク集団"全学連"、一般市民にボコられ退散」というニュースに見られるように、ネットを中心にサヨクが居場所をなくしている中、テロは心情的な味方さえもなくしてしまう。

ロシア警備艇、根室の漁船を銃撃 1人死亡
根室の目と鼻の先、”自国の領海内で銃撃”とは、やりきれない事件だ。特定アジアに目が向きがちだが、大国として復活しつつあるロシア、北方の脅威が消えたと思っちゃつくづくもいけない。

アポロ11号の歴史的映像、原本が行方不明
NASAよ、こういうことやってるから「月着陸は捏造だ」とかいわれちゃうんだぞ。ちゃんとしてくれ。

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書評<第六大陸>

第六大陸〈1〉
第六大陸〈2〉
小川 一水
2025年、あいかわらず対立は残しているものの、おおむね平和な方向に向かっている世界。極地での建設作業を得意とする建設会社に、月での恒久施設の建設の依頼が舞い込んできた。日本有数の資産家の少女を軸として、ロケット打ち上げ会社などを巻き込みながらプロジェクトはスタートしていく。費用、技術、法律、国際的対立などの困難を乗り越えて、10年でその施設は完成できるのか・・・。

2006年現在、近い将来に解決、あるいは開発が可能と予測される技術を用いて、月面開発をシュミレートするSF小説である。スクラムジェットで大気圏突破をもくろむ新型ロケット。超伝導技術と高度な自動制御を用いる土木作業機械。
そうした技術的開発もさることながら、宇宙というフロンティアに向かうモチベーションも本書のテーマだ。今、宇宙開発は明らかにその目的を失い、営利が取れる事業以外は壁にぶつかっている。本書は登場人物によって動機は違う。技術者の夢、肉親やライバルへの意地、プライド。どれを選ぶかは、我々読者しだいだ。
本書はただの科学的なシュミレートだけでなく、最後の最後にSF的なエピソードが立ち上がる。とにかく宇宙に出なければ、何も起こらない。著者の“SF魂”が感じられる快作だ。

初版2003/06 早川書房/ハヤカワJA文庫

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書評<イリヤの空 UFOの夏>

イリヤの空、UFOの夏〈その1〉
イリヤの空、UFOの夏〈その2〉
イリヤの空、UFOの夏〈その3〉
イリヤの空、UFOの夏〈その4〉
秋山 瑞人
日本の現在と似ているものの、戦争の予感が色濃く漂うパラレル・ワールド。その地方都市に住む浅羽は中学2年の夏休み最後の日、学校の夜のプールに忍び込む。そこで出会った少女が、浅羽の運命を変えてゆく・・・。

「涼宮ハルヒの憂鬱」以来、人から50周ぐらい遅れてライトノベルがマイ・ブームだ。評判の高い作品をチョイスして読んでいるが、本作の印象は非常に強かった。ストーリーそのものは、今読むとプロット含めて新鮮なものではない。だが、主要登場人物たちの細やかな心理描写、思春期の少年少女の感情を、純情なだけではないところまで書き込むことにより、作品を“ライト”から外している。舞台設定や散りばめられた個人的に好みのプロットが霞むほどだ。
バッドエンドとも捉えることのできるラストが、1枚のイラストによって救われているエピローグ。ライトノベルにおけるイラストの力の大きさを改めて知った。

初版2001/10 メディアワークス/電撃文庫

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書評<哺乳類天国>

哺乳類天国―恐竜絶滅以後、進化の主役たち  Beasts of Eden
デイヴィッド・R・ウォレス  David Rains Wallace
恐竜絶滅以後、多種多様な進化を遂げた哺乳類たち。著者はアメリカ・イェール大学のピーボディ自然史博物館に掲げられた壁画『哺乳類の時代』をキーとして、哺乳類たちの歴史を紐解いていく。
個人的には、本書は現在の地球が”哺乳類天国”となるまでの物語というよりも、古生物学者はじめこの分野に関わる学者たちの争いの物語であると思う。19世紀末、”化石ハンター”たちが地球上の僻地を巡り、新たな動物、新たな進化の証拠の発見を競う。癖のある学者たちが自説を証明するために冒険を繰り返し、ときにライバルを口汚く罵る。哺乳類の進化の謎と、ダーウィンやラマルクといった教科書上の人物をはじめとして、生物の進化の謎を追い続けた研究者たちの激しい人生が等価に描かれている。単なる哺乳類の進化を紹介した書物というよりは、哺乳類進化の研究自体の歴史書というに相応しい著作である。

初版2006/07 早川書房/ハードカバー

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OMRON962C Day4th

札幌も暑くて、寝苦しい夜が続く。浅い眠りでダラダラ布団の上に居る感じで、どうにもスッキリしない。そんな気分が乗らない日に、無理やり作業してもダメっすね。
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ポルシェのボディに塗料吹きつけ。なんだけど、クリアパーツのキズ消しに使ったコンパウンドが残っていたのか、塗料が乗らない部分があったり、このブルーが案外と隠ぺい力が低く、納得するまで吹きつけていると、マスキングしたホワイトの部分にミストが回ってしまったり。それをカバーしようとすると、ブルーが溶け出してしまったり。現用機だとタッチアップやなんかでごまかしも出来るんだけど、カーモデルはシビアだとつくづく実感。どうにも納得いかないので、リムーバーで引っぺがして吹き直します。
暑いだけならともかく、内地では強烈に雷鳴が轟いている様。どなた様も、お気をつけて。

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書評<オタク・イン・USA>

オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
パトリック・マシアス
昨今、アニメ・マンガが日本の誇る文化として、海外進出していることが何かと取り上げられるが、我々が幼い頃から見てきたアニメ・マンガは”オタク”なる言葉が生まれる前から北米などに輸出されてきた。が、アメリカは思いのほか”倫理的”な国だ。暴力シーンやエッチなシーンがカットされ、物語はズタズタにされ、アメリカ人の考える”子供に与えるモノ”にされていた。やがて、それに飽き足りない人たちが情報を求めて活動し始めた。それが一部でムーブメントとなっていく。
本書はそうした、アニメ・マンガがアメリカでどんな扱い方を巡るコラム集だ。著者はオタクの外人だが、編訳が町山智浩氏なので、文体のスタイルはよく似ている。1つ1つの作品・人物がほどほどに掘り下げられ、アメリカにおけるオタク文化の過去と現在を知ることができる。
本書を読んで感じるのは、アニメ作家たちの”罪深さ”だ。子供たちが見るアニメに、いかに多くのメタファーとメッセージを飲み込ませてきたことか。だからこそ、自分たちが夢中になったとも言えるが。そのアニメを昨今、ネタ切れ気味のハリウッドでリメイクするとかいうハナシが生まれては消えている。ハリウッドを通してしまうと、どんなものでも”分かりやすく”曲解されてしまう。アメリカでオタクが増殖しているのは、そんな”ハリウッド・フィルター”というか”アメリカン・フィルター”が当のアメリカでさえ、通用しなくなっている証左かも知れない。

初版2006/08 大田出版/単行本

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書評<”日本離れ”できない韓国>

“日本離れ”できない韓国
黒田 勝弘
2ちゃんねるの東亜板でもよく取り上げられる、産経新聞ソウル支局の黒田勝弘氏。氏が韓国にとって”反日”とは何かを検証する。韓国在住が長く、韓国文化への造詣も深い氏の分析なので、よくある”嫌韓流”ではなく、独特の視点も見られる。韓国が自ら日本の支配を脱したのではない歴史の歪み、「あるべき歴史」を追及するあまり、歪んでいく過去。そうしたことを切り口に、韓国人のメンタリティを分析している。
思うに「僕は、あの人に勝ちたい」と言ったアムロのごとく、民族のモーターをドライブさせるのに”日本”という敵が必要なんだな、と。あるいは、民族の優越性を誇り、イイ気分になりたいときに、”日本”という島国の民族が必要なんだと。まあ、隣国なんてのはどこもそんな関係なんではないかと。でも根本的に、なぜ”民族”としてあんなに激しくドライブしなければならないかが分からないんだよなあ。

初版2006/07 文藝春秋/文春新書

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本日の衝動買い 060810

仕事でストレスが溜まったらショッピングだ!というわけで、目的もなく某ホビーショップへ。そしてまた、ムダ遣い。
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上から先日、のろかめくんが完成させたレベル/マッチボックスの1/72スーパーマリン・ウォーラス。複葉飛行艇がゼロ戦と戦うけなげな姿に萌え。おじさんもジャケ買い。
中段はレベルの100周年記念復刻版X-15。"ExperimentalAircraft"というだけで萌え。X-15も"Black&White"が出来るんだよなあ。もう1個買って来ようかなあ。
下はGLENCOE MODELSという名も知らぬメーカーの1/48JupiterC。アメリカ陸軍のICBMより発展した初期の大型ロケット。その厚いテイル・フィンに萌え。まさに衝動買い。思い切ってビニールパックを破って中を見ると、なぜかフィギュアまで付属。その人物と比べると、初期のロケットはイメージより小さい。うーん、おもしろい。
いつか実験機の祭りやロケットの祭りもできるといいなあ、と妄想。地味だなあ(笑)。

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書評<進化の謎を探れ!>

徹底対談「生命40億年史」 進化の「謎」を探れ!
高間大介 田近伸和

NHKの科学番組プロデューサーとジャーナリストが生命の進化について、対談形式で最新学説を紹介する。最近放送されたNHKスペシャル「恐竜vs哺乳類」などの生命史に関する副読本といえる。
二人はまず、我々シロウトには一番人気の恐竜に関する最新学説を紹介する。先の番組にあったとおり、ティラノサウルスの若い個体には羽毛が存在しており、親子で集団狩猟をしていることが推測されるなど、学説は更新され続けている。対して、中生代には日陰者だった哺乳類はどんな進化を遂げたのかを説明する。
そして対談は地球誕生まで遡り、大雑把な生命史の流れを紹介する。そして我々人類は、いかにホモ・サピエンスに至ったかを紹介する。
専門書だと堅く、また偏りがちな進化論への説明を、対談形式にすることにより、なるべく簡単に、様々な学説を紹介している。ただ、”偶然”が進化に大きく作用するグールドの「平衝断続説」を中心に説明されているので、他にも様々な説があることに留意する必要がある。本書は「進化」に興味がある人の、入門書といえる。二人とも研究者ではないので、深く探求するには対談に登場する学者たちの著作を読む必要があるだろう。

初版2006/07 アスコム/単行本

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OMRON962C Day3rd

みなさんはプラカラーを混色してて「いつの間にかこんな量に」と思ったことはありませんか。
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ボディにパテは使いたくなかったのですが(しかもクリアーパーツ)、ヘッドライトパーツがBAELさんの指摘どおり、どうにも合わない。で、仕方なくパテ埋め。救いは目つきの悪いカバー仕様なので、多少はごまかせるところでしょうか。
その後、わざわざ計量カップでブルーのボディ色を混色したのですが、なかなかイメージどおりにならず、結局のところ目分量で調整。簡単にいくかと思ったハセガワ・ポルシェ962C、なかなか難しいです。

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千歳基地航空祭に行ってきた その2

千歳基地航空祭2006、昨日の航空機紹介編に続いて、個人的に気になった細々したモノを紹介。
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まずは基地防空の主役、ペトリオット・システム。昨今の北朝鮮の弾道ミサイル発射などを受けて注目を受けているせいか、展示も豪華。
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このミサイル本体の模型の他、デモテープも流していた。しかし、千歳にPAC-3が配備されるのかはチョイと疑問。
続いて、基地防衛の最後の手段VADS。
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スマート・ウェポン全盛の時代に役に立つのかはともかくとして、そのメカっぽさに萌え。
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20mm弾のリンクで”VADS”を表示。隊員もいろいろ考えて展示してるのね。
支援車両も移動天候調査セットとか移動通信車いろいろと展示されていたのですが、気になったのはこの車両。
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フツーのプレハブハウスが架装されてるみたいなこの車両、中はテレビデオなど装備のほぼ”移動ワンルームマンション”で、その名も<自活車>。自衛隊の任務は何にせよ”待機”がつきものとはいえ、なんか装備の方向がちょっと違うような。
最後に格納庫ほかあちこちにあったイイ男の展示。
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自衛隊に親しみを持ってもらうことは大切だと思うんですが、これはやりすぎでないの?”萌えイラスト”の反対方向への発展と思えば、まあ、いいか。

というわけで、今年も好天のうちに航空祭終了。札幌航空ページェントも、この好天が続くことを祈ろう。

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千歳基地航空祭に行ってきた その1

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今年も千歳基地航空祭に行ってきた。早朝、札幌を出るときは曇り空で、天気予報を信じるしかなかったのだが、基地に到着するとピーカン。日頃の行いの良さがものをいう。おかげでデモフライトはF-15J、アメリカ空軍のF-16CJ、ブルーインパルスとフルで実施。
ちなみに、2年前の基地航空祭の記事に牧師様にコメントもらったのがBlogModelers参加のきっかけで、自分的に「BlogModelersの日」であります。
というわけで、2回に分けて千歳基地航空祭レポート。今日はヒコーキ中心に紹介。まずは千歳の主役、F-15Jイーグル。
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F-1、T-2がいなくなり、千歳基地49周年という中途半端さで記念塗装機もなし、列線が寂しくなると基地の中の人も思ったのか、珍しい爆装のF-15J。
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曳航標的システムなども同時展示。ついでに今回はコクピットの見学にも並びました。
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ミョーな言い方ですが、”一番身近な戦闘機”なはずのF-15Jのコクピットを覗いたのは初めて。まず驚いたのが、コクピット後方スペース。カラーがハセガワ指定の”青竹色”じゃない!やっぱり資料ってのは大事ですね。コクピットはの雰囲気は”クラシック”と言ってもいいんじゃないでしょうか。デモフライトを見ても思うことですが、世代として一緒にされるF-15とF-16は、やっぱり違う世代の戦闘機ですね。
三沢からはF-2AとF-4EJ改。
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F-2は3空団のシャークティースに"ViperZero"のアニバーサリー機。
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機付長の名前が堂々と記入されていて、一般客の人が「専用機だぜ」と言っているのを耳にはさむ。記念塗装機の解説の看板が必要だな。それと、デモフライトが間延びするので、F-2の機動飛行もやってもらえないもんだろうか
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F-4EJ改はCOOP NORTH GUAM 2006参加機。インティーク・ベーンに描かれたミッション・マークがそのままですね。その隣は百里からRF-4EJ。
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このRF-4EJ、ぐんぐんと上昇していく気温に耐え切れず・・・
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翼端の燃料投棄口からJP-4をお漏らし。インテグラルタンクの中の燃料が膨張して漏れてくるそうで、隊員さんも「ギリギリ満タンにしたわけでもないんですが」と、ちょっと困った様子。
輸送機は、イラク派遣などで多忙と思われるC-130J。
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ブルーのC-130Jはやっぱり中東に出ずっぱりなんだろうか。
海自からはいつものようにP-3CとSH-60J。
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ハセガワのP-3Cの復刻生産版は買っておくべきなんだろうか。それと千歳では初めて見るUS-1。
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こうして見ると、つくづくシップですよね、飛行艇って。
アメリカ軍からはF-18Cが2機とEA-6B。
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本当なら大喜びのはずなんですが、つい先月、キティホークで触ったばっかりなんすよね。個人的にはここでAV-8Bハリアーとか、サプライズを期待したんですが。でも、海兵隊のカラー塗装機も珍しい。ちなみに、海兵隊のF-18CはIFFアンテナなど近代化改修済み。
そして締めはブルーインパルス。
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あんまり詳しくないんですが、第1区分でフルメニューのアクロが見れたんじゃないでしょうか。今回、パイロットの方にサインもらったりしたんですが、なんであんなにイイ男が多いんでしょうか。
今回、全体に感じたのは、自衛隊機の装備が端境期にあること。展示機のP-3C、C-1、US-1の後継機は開発中あるいは試験中。F-4EJの一部後継は選定中。それらの開発・試験が無事に進みますように。
それでは、地上装備品などの「その2」に続きます。

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OMRON962C Day2nd

ストレート組みが基本方針のウイングバックですが、ハセガワのキットがあまりにシンプルに感じるため、シートベルトを追加してみました。ヒコーキでもシートにベルト追加は基本ですし。
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モデラーズのグレードアップ・シリーズのレーシング・ハーネスを使用。資料がないため、カラーやロゴはテキトーなので、詳細をご存知の方はご指摘ください。
ホイールはごく普通にラッカーで塗装。ブレーキキャリパーが厚すぎるとか、こだわるとキリがなくなりそうなのでストレート基本で。タイヤ用デカールはダメになりかけでしたが、強引に使用。このへんはさすがに古いキットです。さて、そろそろボディのことを考えなければ。

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本日購入のムック本 060802

世界の傑作機 三菱F-1
この春に引退した三菱F-1の資料としては決定版ではないでしょうか。開発の経緯からアードア・ターボファンエンジン、搭載兵器のASM-1/2やGCS-1まで、詳細に解説されています。解説ページで、技術者がF-1を自画自賛しているのに対し、パイロットは不満たらたらなのは印象的。ハセガワさん、頼むから1/72を新金型で出してください。

世界のミリメシを実食する―兵士の給食・レーション
戦場の兵士たちを支える戦闘糧食(レーション)。アメリカ軍のレーションを中心に各国のレーションを詳しく紹介している。各国の事情が反映されたレーションをパラパラと見ているだけで、食文化が凝縮されていると実感。スイスのレーションは民間会社のパッケージそのものだし、オーストラリアのレーションにはヌードルがあったり、意外な発見も。当然のことながら自衛隊の糧食は詳細で、ハッキリ言ってここ2~3日のオレの3食より豪華なことが分かりました(泣)。
食品業界で働く人間としては、アメリカ軍のMREに放射線照射法による保存期間延長が採用されなかったのは気になるなあ。なにかヤバいことがあるのだろうか。

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本日のお買い物060801および水祭り参加表明

またまたBlogModelersの新しい祭り<水祭り>が始まる。既に濃すぎるエントリーが多数だが、祭りと聞けば参加せずにいられない。
とりあえず、この間パッケージを開けて始めたコレをエントリー。
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RODENの1/72ソッピース2F1キャメル。あんまり”水”の匂いがしない複葉機でありますが、空母創成期の艦載戦闘機ということで。
これだけでは面白くない。ドカ山氏が水祭りのヒントを得るために水族館に赴くという、優雅な休日の過ごし方に刺激され、ホビーショップへ。で、購入したのがコレ。
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ペンギンさんからEDSGとホワイトスキームのヒントをもらい、Spesialhobbyの1/72ホーカー・シーホークFB Mk.3を購入。元はMPMのキットで、これにレジンのコクピットやパイロンなどのレジンパーツと、エッチングをセットした"Hi-tech Kit"。パーツを見る限り、シャープなスジ彫りで、簡易インジェクションらしくないキットです。ボックスアートの割れたタンクがわざわざレジンパーツで付属しているのですが、有名なエピソードがあるのでしょうか。教えてエロい人!

ホントはマンタから一瞬、Mach2のYF2Y-1コンベア・シーダートへの挑戦が頭をよぎったのですが、トンデモないシロモノなまこランド様より)らしいので、パス(笑)。

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A-10A Complete

<ことみCON>参加作品、イタレリ/タミヤ1/72フェアチャイルドA-10AサンダーボルトⅡ、完成しました。
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A-10Aはベトナム戦争のCAS(近接航空支援)任務の際の教訓、冷戦当時のWTO(ワルシャワ条約機構)の陸上戦力のギャップの克服を背景に開発されたアメリカ空軍の攻撃機です。低空からの地上攻撃に特化しているため、分厚い直線翼、背中の上のポッド式ファンエンジンなど、ジェット機としては特異な外形をしています。
その機首にはメイン・ウェポンであるGAU-8/A 30mmガトリングガンを包み込むように形成され、コクピットはパイロットのサバイバリティを確保するため、チタンプレートを使用したスペースド・アーマーに囲まれています。背中のエンジンポッドもサバイバリティを確保するためで、アフターバーナーなしのノズルは2枚の垂直尾翼に囲まれて、IR誘導式の携行SAMの照準を困難にしています。
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低空では抜群の機動性を誇るA-10Aですが、いかんせん低速で、その後の対空兵器の発達もあり空軍は早めの引退を予定していました。それをひっくり返したのが湾岸戦争での活躍で、制空権が確保された戦場ならば、その搭載力とタフさを充分に発揮できることを実戦で証明しました。後のアフガン戦争でも、もっとも頼りになる攻撃機と評価されています。
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キットはイタレリ製で、タミヤのOEM。イタレリのキットは総じてダメというほどでもないけど、大味の印象が強いが、このA-10Aは傑作の部類。合いもいい全面スジ彫りのキットで、チャフ・フレアーディスペンサーなど細部の再現性も高い。一番大きな注意点は、テイルヘビーで大量のオモリがいること。製作時にそこそこに機首にオモリを入れたのですが、塗装後に脚を接着するとしりもちを着く。前脚収納部にオモリを追加し、扉を閉めてゴマかすことでようやく安定(泣)。まあ、キットのせいではないですが。
塗装はtwobobsの別売デカールでメリーランドANGの79-175号機を再現。上面クレオスH307、下面同じくH308のアメリカ空軍の標準的な制空迷彩です。フラット多めに添加してエアブラシ、ウォッシングもきつめにして、薄汚れた感じを強調。フォールス・キャノピーを忘れていたので、この後に塗装しています。

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航空機ミサイル搭載コンペ、ということでホントの主役はAGM-65マーベリック。画像IR誘導式の対地ミサイルで、シーカーの画像をコクピットの画面に表示し、FLIR代わりにも使うとか。その他自衛用のAIM-9L×2、GBU-16×2、Mk.20ROCKEYE×2、ECMポッドのALQ-131×1を搭載。これでもパイロンはまだ余ってます。

途中、エアブラシが故障するなどのトラブルなどにより、雑な仕上げになってしまいましたが、なんとか完成。またまた反省点の多い仕上げですが、これまた教訓にしていこう。
じゃ、次いきます。

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