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2006.12.21

書評<逆境戦隊バツ「×」〈2〉>

逆境戦隊バツ「×」〈2〉
坂本 康宏
先月発売の逆境戦隊バツ「×」〈1〉の続巻となり、完結編となる。
とある地方を舞台としたクリーチャーと戦隊ヒーローの戦いも、前作でなんとなく暗示された全体像が見えてくる。戦いのために愛を捨て、また愛のために戦い続ける逆境戦隊はクリーチャーの大ボスを倒すことができるのか。

事件の原因も一応、科学的に説明されたりして納得したりもするのですが、恥ずかしいくらいにストレートに愛を叫んでしまうとか、”熱い”セリフの応酬こそが本作品の真骨頂。これに感動するか、ギャグととるかで、かなり人間性が分かるかも。
成長していく主人公、敵にも味方にもなるヒロイン、「不様ね」と主人公を罵りながら、助けてくれるドS戦隊員。きっちりと戦隊モノのフォーマットに乗っ取りながらも、意外な人物が敵の協力者だったり、巧妙に伏線が張ってあったりします。
物語は一応完結し、戦隊も解散してますが、ドSの女性隊員の別エピソードとか、番外編も欲しい作品だ。

初版2006/11 早川書房/ハヤカワ文庫JA

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