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年末年始のご挨拶

というわけで、昨年同様にいろんなことをやりかけのまま、越年です。
今年の完成品はこんな感じ。
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今年は実機の方がF-14トムキャットやF-117Aナイトホークが引退し、F-35AライトニングⅡが初飛行するなど、それなりに時代の変わり目だったと思います。大好きだったり、歴史的意義の重要なヒコーキが歴史になっていく中、作りたいモデルの製作がまったく追いつかない(笑)。
それでも、秋になぜかテンションが猛烈に上がったおかげで、昨年より製作数が増えました。自分のベーシックはジェット戦闘機にあるわけですが、昨年は複葉機、今年はCカーと新たなジャンルの完成品が増えました。これも新しい出会いがあってこそのことです。
さて、来年は現用のジェット機の前に何が並んでいるのか。今から楽しみです。引き続きよろしくお願いします。

追記;書評もそれなりに読んでいただけているようでありがたいです。読書がれっきとした趣味といえるくらい、本を読む人が少なくなった昨今、こちらも時間が許す限り偏った書評をアップしていきたいと思います。
BAELさんや牧師さんにマネされたことが、ニヤリとするぐらい嬉しかった(笑)。

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F-18C/D Day1st

フィンランド祭りのエントリーを考えたり、アイテムを購入する中で、マレーシア空軍のホーネットのデカールを見つけて、どうしてもこのホーネットが作りたくなる。だが、フィンランド空軍のデカールも、年明けにはHannantsより届く予定。
なので、ホーネットのシングルシートとダブルシートを同時進行でいくことにします。マレーシア空軍のF-18Dが完成、フィンランド空軍のF-18Cがデカール手前まで完成したところでHannantsからの荷が届く、という予定ですが”とらぬ狸の皮算用”でしょう、間違いなく(笑)。
では、いつものパターンで始めます。

F-18ホーネットシリーズはF-14トムキャットが引退した今、名実ともにアメリカ海軍の主力戦闘機。発展型であるF-18E/Fスーパーホーネットの配備も好調の現在、F-18C/Dはレガシーホーネットと呼ばれています。LWF(LightWeightFighter)計画のライバルであったF-16ほどではないですが、そこそこに海外カスタマーとなった国があります。
マレーシア空軍(Tentera Udara Diraja Malaysia;TUDM)にはタフな商戦の末、F-18Dが20数機が引き渡されています。なのでTUDMにはF-18Dと並行して、Mig-29なんかも配備されています。購入価格は安かったのでしょうが、整備は大変そう。
フィンランド空軍(FinnishAirForce)にはMig-21bis、サーブJ35ドラケンに代わる主力戦闘機としてF-18C/Dが配備されています。本来、ホーネットはマルチロール・ファイターですが、フィンランド空軍では完全に制空戦闘機として使用されているとのことです。
今回はTUDMのF-18D、FAFのF-18Cをともに1/72のフジミのキットで製作。それにファインモールドのエッチングを奢ってやります。
例によって、コクピットを組んでから胴体、主翼から製作。
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ハセガワのホーネットはそれこそ小学生のころから腐るほど作っていますが、考えてみればフジミのホーネットは初めて。両者ともスジ彫りのベーシック・キット。ですが、ハセガワのキットは初期の試験機から金型に改修を加えつつ現在に至っているので、パーツの分割にやや難があり、フジミのホーネットもサイズの割には複雑な構成。プロポーションの個人的な好みを別にすると、結局似たりよったりかも。
さて、年始休暇の集中工作でどこまでいけるかな?


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KA-6D Day4th

すでに心がフィンランド祭りに移りつつあるが、KA-6Dを取りあえず完成させることにする。
塗装の基本は下面ホワイト/上面ガルグレーの標準塗装。レドームがクリーム色に指定されているんだけど、どうも実機写真を見るとホワイトのようなので、そうすることにする。
下面と動翼にクレオスのベースホワイトを吹いた後、H316のホワイトを吹く。その後、マスキングしてH315ガルグレーを吹く。
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画像で見るとそうでもないが、パーツそのままのグレー部分と、ベースホワイトがはみ出した部分のガルグレーの色調が少し変わってしまった。グレーは隠ぺい力高いと思っていたが、ベースホワイトの発色もなかなかのものらしい。教訓にしよう。
んで、マスキングをはがす。
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年末にマスキング大失敗してテンション下がり気味、にならなくてよかった。さらにスミ入れ。
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多少引き締まった、かな。
年始休暇はコイツとフィンランド祭りの並行作業でいきます。


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今日、こりゃダメだと思った本061224

どうにもマンガに関する支出が多い今月。うーん、なんか好みのマンガが単行本になるタイミングがまとまってしまっている。これはよくない。
そんな年末の本屋で「そりゃねーだろ」とタイトルだけでガッカリさせられる本をピックアップ。

世界秩序の崩壊 「自分さえよければ社会」への警鐘
この本、ちょいと前に東南アジア経済をぶっ潰したジョージ・ソロスが著者なんですわ。金持ちの金を増やすファンドで勝手に国家経済をガタガタにしといて、エゴへの警鐘はないと思うのだが。

外交敗北――日朝首脳会談の真実
外務省にいろいろ言いたいことはあるにしろ、外交が常に腰砕けに終わるのは「戦争」という最後の外交手段を封じられてるからだと思う。なので”敗北”と言ってしまうのはかわいそうだと思うのだが。

萌え萌えミリタリー階級事典
案外、ミリオタでも階級って分かってなかったりするからなあ。とはいえ、そこを”萌え”にするのはちょっと違うと思うのだが。

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KA-6D Day3rd

本日、大掃除と除雪を終えて西区の某ショップに早売りの模型誌を買いに行くと、クリスマスイブのサービスなのか、イチゴのショートケーキを貰う。ただでさえ寒い夜なのに、余計にむなしくなった。
なので進行中のKA-6Dは細かい部品をチョコチョコと仕上げるのみ。
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さて、個人的に”今年の銃撃戦№1”のマイアミ・バイスのDVDでも見ましょうかね。

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フィンランド祭りに備えるPart2

ついにお上フィン/お下フィン祭りのエントリー受付が開始された。
誰も作りそうにない、ジミなフィンランド空軍のホーネットのデカールを探していると、F-4DableModelsなる物好きなメーカーがあるらしい。しかし国内の目につく通販サイトをはじめ、頼みのHannantsもSoldOut。
んで、期待せずに某文教堂に行く。
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あったのはあったんだけど、1/48なんですわ。ウイングバックは1/72限定モデラーなのです。もっと言うと、靴箱に入るサイズのヒコーキのみ(笑)。塗装図代わりに購入して、コーションマークはキットから流用、国籍マークは手書きに挑戦してみるかと手に取ったわけですが、帰宅して気づきました。細かいコーションマークが当然のことながらフィンランド語なんですわ(笑)。こりゃ手書きは無理。1/48を購入するかどうか検討中。うーん、なぜか画像を集めたサイトを見つけちゃったしなあ。悩む。
ちなみに隣は同じくF-4DableModelsのマレーシア空軍の1/72F-18Dホーネット用デカール。うーん、ますますマイナー。でもそれが魅力的。
というわけで、当初エントリーは取りあえず先日購入したMig-21bisにしときます。フェイクは今から考えます。

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完全に裏目に出ました

ハセガワの直販にて、買い逃していた1/72のトムキャットのデカール替えバージョンを取り寄せたら、1月新春のニュースレーダーが同封されていました。
そこには秋以降に製作したキットの再販が!
まずは1/72のF-4J/SのVF-151/VF-161のロービジカラーバージョン。先月VF-151のCAG機を製作中、古く痛んだデカール貼りに失敗、現在はtoyさんからのデカール待ち。再販されるんだったらコレを購入してコレのデカールを使ったのに!ちなみにデカールはF-4Sが”NF100”(1982年)、”NF101”(1982年)、”NF205”(1986年)、VF-4Jが”NF122"(1981年)だそう。
2つ目はCカーから”デンソートヨタ88C”。89年のル・マンバージョンのカルトグラフに”バージョンアップ”するそう。今さらCカーの再販があるとは!あれだけデカールに苦労したのに、カルトグラフが付属してくるとは!
チキショー、こうなったら買い占めてやるぜ!

ちなみにF-4Sが1/9、デンソートヨタ88Cが1/30出荷予定になってました。

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書評<逆境戦隊バツ「×」〈2〉>

逆境戦隊バツ「×」〈2〉
坂本 康宏
先月発売の逆境戦隊バツ「×」〈1〉の続巻となり、完結編となる。
とある地方を舞台としたクリーチャーと戦隊ヒーローの戦いも、前作でなんとなく暗示された全体像が見えてくる。戦いのために愛を捨て、また愛のために戦い続ける逆境戦隊はクリーチャーの大ボスを倒すことができるのか。

事件の原因も一応、科学的に説明されたりして納得したりもするのですが、恥ずかしいくらいにストレートに愛を叫んでしまうとか、”熱い”セリフの応酬こそが本作品の真骨頂。これに感動するか、ギャグととるかで、かなり人間性が分かるかも。
成長していく主人公、敵にも味方にもなるヒロイン、「不様ね」と主人公を罵りながら、助けてくれるドS戦隊員。きっちりと戦隊モノのフォーマットに乗っ取りながらも、意外な人物が敵の協力者だったり、巧妙に伏線が張ってあったりします。
物語は一応完結し、戦隊も解散してますが、ドSの女性隊員の別エピソードとか、番外編も欲しい作品だ。

初版2006/11 早川書房/ハヤカワ文庫JA

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書評<神は沈黙せず>

神は沈黙せず〈上〉
神は沈黙せず〈下〉
山本 弘
幼い頃に土砂崩れで両親を失い、神の存在など信じないフリーライター、和久優歌。むろん宗教とも距離をおいているのにも関わらず、なぜか様々な超常現象を体験する。そして世界で頻発する超常現象は、神の存在と現出に繋がっていく。神と我々の関係が示されたとき、人類はどうするのか。

神の存在を真正面から扱ったSF作品の文庫化。自分としてはSF作家としてよりも”と学会”の会長としての山本氏の印象が強く、本作品も前半はUFOなどの超常現象を否定的に解釈する文章が連なるので、「小説の形を取った山本氏の知識の集大成か」などと勝手に思って読み進むと、やがて背筋がゾクゾクとくるような場面に何度も出くわす。特にそれまで否定的に解釈されてきた超常現象を、ラスト近くに逆に神の存在と意図の証明にするなど、小説としても一級の作品だ。
本書の読み解き方はいろいろあるとは思うが、自分が一番印象に残ったのは「神の意図を読んだと勘違いした人間の愚かさ」だと思う。自らが”特異点”となるべく、国家と国民を操ってきた男も、神が支配する地球全体の生態系あるいは人間社会全体においては、ほんの小さな不確定要素でしかないこと。神を信じる”弱さ”や信じない”強さ”よりも、神に媚びようとする”賢しさ”こそが軽蔑すべきものであることは、神を我々の日常レベルの何か、例えば権力者に例えても、あてはまることではないか。
モチーフとなったクラシックSFや進化論などへの興味へも繋がる、大作SFであることは間違いない。

初版2006/11  角川書店/角川文庫

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ソルティックH8 ラウンドフェイサー コーチマSPが届いたよ

人が内地へ遠征のときに限ってアマゾンからの荷物がいっぱいで、ペリカン便のおじさんに何回も不在通知を書かせてしまい、迷惑をかける。
その中の一つがリボルティックシリーズのラウンドフェイサーの限定版、コーチマSP。
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連邦第8軍最精鋭部隊の24部隊が使ったXネビュラ対応の改良型。映画版では、ゲリラの作った落とし穴に落ちた通常型のアタマ(コクピット)を引っ掛けて、このコーチマSPがこける場面で登場という扱い(笑)。やっぱTV版のDVD-BOXを買わなきゃな。
リボルティックのダグラムシリーズを並べてみると、ラウンドフェイサーの方がなんかカッコイイのね。あるばさんもおっしゃっているように、最低でもアイアンフット、最終的にブリザードガンナーまで揃えてほしいもの。リボルティック初の多脚型、ってことで結構ウリになると思うんだけどなあ。

ご興味のある方はコチラ。
リボルテック No.15 ソルティックH8 ラウンドフェイサー コーチマSP (フレンドショップ限定)

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書評<A君(17)の戦争>

新装版A君(17)の戦争1 まもるべきもの
豪屋 大介
BAESERGAさん推奨)
いじめられっ子だが、怨念増幅装置も併せ持つ小野寺剛士は、魔族と人族が大戦争を繰り広げるファンタジー世界へ飛ばされてしまう。本人にとっては不本意ながら、戦争の才を見込まれて魔族の総帥となり、人族からの侵攻に対抗していく。

てんでバラバラの感想をいくつか抱いたので箇条書きで。
①基本的には、中世ヨーロッパをベースとした剣と魔法の世界に、現代戦の戦術(空挺奇襲、ネットワークを中心とした戦いなど)を持ち込むとどうなるか、不利を覆せるかというシュミレーションであると思う。その戦術がハマッたときの描写は爽快。
②長期連載のマンガの絵柄が変わっていくことはままあるが、ライトノベルも長期刊行のうちに作風が変わっていくんだなあ、と今さら気づく。当初、主人公の成長と戦争が等価で描かれていくが、巻が進むに従い、戦術に関する注釈が増えていき、そこに重点が置かれるようになる。ライトノベルとしてのバランスは5巻までぐらいがベストではないでしょうか。
③オタクへの強烈な”同族嫌悪”が目につく。たまになら自虐ギャグにもなろうが、これも巻が進むごとにしつこくなる。読者に媚びる必要もないが、あんまりクドイのも、ねえ。
当たり前だが、ライトノベルにも完結すべきタイミングがあると感じるシリーズでした。

最新刊9巻初版2006/01 富士見書房/富士見ファンタジア文庫

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防衛弘済会からのDM

昨日、防衛弘済会からDMが届いた。住所の横にはこんなメッセージが添えられている。ちょっと長いが転載。

ちょっとお堅いイメージの財団法人防衛弘済会ですが・・・。
この度こんな本を発行します。
北朝鮮のミサイル発射に続く核実験が世界中に波紋を投げかけていますが、日本にとっては正に平成の黒船です。
文か武か、理想か現実か、その議論も多論の様相を呈していますが、果たして日本はその眠りから覚めるのでしょうか。
私たちは砂の中に頭をつっこむ駝鳥の平和を信じてよいのでしょうか。
今こそ戦後日本がとり続けた「事なかれ主義」の是非が問われているように思います。
「あたしたちがあのとき考えたことって、いったい何だったんだろう・・・」
と、迷い問いかける著者の思い。
どうぞご一読下さい。


かなり大上段に構えた国防論でも展開されるかと思ったら裏面はコレ。
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ええ、もちろん前回と同様、ネタにさせていただくため、注文させていただきますよ。ご興味のある方はこちらへ。
ひょっとして、日本の省庁の中でもっともネットの声に敏感なのは、防衛庁かも知れない。


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KA-6D Day2nd

日本国内で一番燃える試合は、Jの入れ替え戦だと思う今日この頃。福岡の怒涛の攻撃、すごかったけど・・・残念でした。
んで、KA-6Dは胴体のペーパー掛け。
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後部のジェットノズルやエアブレーキ付近が厳しく、パテ持って280番→400番→1000番のペーパーでヤスっていく。まあ、作る機体がどのタイプか考えず、削らなくてところにカッター入れたりした自分も悪いのですが。レドームやエアインティーク付近もイマイチ。この前のトムキャットもそうだけど、昔の記憶と違って、随分と合いが悪い。うーん、最近自分の記憶が信用できねえ(笑)。
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水洗いでカスを落として、スジ彫り復活させたら、ホワイト吹きましょうかね。

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フィンランド祭りに備える

気づくのが遅かったが、いよいよ次の祭りが準備されているらしい。
まずは、定番を押さえるため購入。
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フジミ1/72のMig-21bis。難しそうな色だな~。さらに現用のホーネットってどんなだっけ?とググってみる。
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地味だな~。これなら不器用モデラーのオレでも手書き、できるかも。

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書評<太陽の簒奪者>

太陽の簒奪者
野尻 抱介
西暦2006年、突如水星から隕石が吹き出し、太陽の光を遮るリングを形成し始める。徐々に、それは高度な知能と技術を持つ異星人によるミッションであることが明らかになっていく。日照量の低下による気候変動により、破滅の危機に直面する人類。わずかな可能性に賭け、リングの破壊ミッションが実行に移される。


その気になれば数時間で読み切れる文量、会話が中心の平易な文体でありながら、太陽系全体を舞台にした宇宙ミッションと、異星人とのコンタクトを描くハードSFの”匂い”を感じさせる不思議な作品。異星人とのコンタクトに関しては、やや古いSFを基本にはしているが、今現在の科学が反映されており、SFもまた進化している、と感じることができる。海外のハードSF作品と比べると、いかにもボリュームが不足して感はあるが(単純に本の厚さのことですが)、感じられるセンス・オブ・ワンダーは変わらないのではないのではないか。ライトノベルから一歩進み、SFへの入門に最適な1冊だと思う。

初版2005/03 早川書房/ハヤカワ文庫JA

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書評<超陸戦兵器 FUTURE COMBAT SYSTEMS>

超陸戦兵器 FUTURE COMBAT SYSTEMS―21世紀の戦場を支配する近未来兵器と米陸軍改革の全貌

現在、アメリカ陸軍はM1エイブラムスやM2ブラッドレーを中心とした機甲師団の後継車両を開発を中心とした、FCS(FutureCombatSystem)計画を進めている。計画が予定通り進行すれば、車両はじめ戦闘システム全体が更新されることとなる。本書は軍事研究で連載されたFCSの詳細な開発計画をまとめたものである。
FCSの特徴は何点かに集約される。まず、航空手段にて緊急展開できるよう、車両が軽量化されること。これはMBTや砲兵部隊も例外ではない。次に、無人機が大幅に導入され、それなしの戦闘は想定されていないこと。無人機のセンサーをフル活用することでFirstLook・FirstKillの基本を徹底して敵を殲滅することが要諦となる。そして現在進行形であるNCW、ネットワークを中心とした戦闘が徹底されること。無人・有人兵器含めて、詳細なデータのやり取りにより、常に戦闘を有利に進める。
このように、兵器自体の進化というよりは、陸戦自体に革命的な変化を起こそうとする計画であることは間違いない。もちろん、疑問点もある。現在のイラク戦では、機甲戦では無敵だったM1エイブラムスでさえ、市街戦でIED(即製の不審爆発物)で損傷している。アクティブな防御手段も開発中とはいえ、MBTの重量が半分になるのは、いかにも不安だ。さらに、電波妨害などで万が一、ネットワークが途切れてしまうと、スタンドアローンでは個々のFCS車両は現状の戦闘車両の能力とそう変わらないように思える。
そういった不安面が気になるのは、すでにオレも守旧派ということか。とにもかくにも、アメリカ陸軍の将来計画がいかなるものかの詳細な資料であることは間違いないです。


初版2006/11 アドリアネ企画/ムック

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書評<ギボギボ90分!―と学会レポート>

ギボギボ90分!―と学会レポート
と学会 編集

90年代初期にテレビのオカルト・バラエティ界に彗星のごとく現れた宜保愛子。個人的にはとんねるずの貴さんのパロディの方が印象が強いのだが、ともかく一世を風靡したことは確か。本書は、1本のVTRをと学会の面々が分析し、対談形式で宜保愛子の霊視がいかなるものであったかを検証する。昨今はびこる”スピリチュアルな人々”がどのような方法で霊視なるものを実践しているのか、参考になるものである。
あまり知られていることではなかったようだが、宜保愛子は英語が堪能なインテリであった。いかにも”おばちゃん”然とした風貌とのギャップを利用して出演者や視聴者を惑わし、会話や心理学のテクニックを駆使して”霊視”を行うことを検証していく。また、”霊視”の前にはその対象を綿密にリサーチしていることを、番組での宜保愛子の発言から推測し、証明していく。
優秀な占い師やカウンセラーといった人がいかに細やかな会話をしているか、我々やテレビの業界の人たちがいかに油断したままいい加減に会話し、情報を仕入れているか。と学会の本ということで、ノリは軽いが重要なことが示唆されていると思う。

初版2006/11 楽工社/ソフトカバー

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ついカッとなって買った 今は反省している

モデラーなら、誰もが心に引っかかったままのキットがあると思います。自分にとってその1つは、ハセガワ1/48F-15Aイーグルの豪華キット、コレクターハイグレードシリーズでした。そのキットにはさらに冷戦時代の狂気、スターウォーズ計画の一部であったASATミサイル(対衛星ミサイル)が付属していました。ホワイトメタルの脚柱やシート、エッチングを奢ったそのキットを、小学生のときにお年玉で買ったものの、完成させることができませんでした。
そのことを今でも悔やんでおり、ASAT付属のF-15A発売を待っていたのですが、ついぞ現れず。しかし、普段は気にかけない某店のダイキャストモデルが陳列されている棚で、見つけてしまいました。
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ドラゴンのウォーバーズシリーズのF-15A”ASAT”付属モデル。何も考えず衝動買い。ダイキャスト完成品でひたすら重い。
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肝心のASATミサイル。案外とショボイ(泣)。
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昨年製作のF-15Jと比較して見る。脚やジェットノズルなど細部の出来はいうに及ばず、機体全体のスジ彫りがいわゆる運河彫りで、シャープじゃない。コーションマークが不必要に大きくて濃くプリントされており、うざい感じ。垂直尾翼の取り付け穴も狭かったり広かったり、洗練されたパッケージほど、完成された感じがしない。
うーん、自分で組み立て、自分好みの仕上がりにできるプラモの方が、やっぱり性に合ってるかな。勉強になる衝動買いでした。

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KA-6D Day1st

昨日、デカール貼りに失敗したF-4Sは、toyさんが支援を申し出ていただきました。ありがとうございます。物資が届き次第、完成させます。

んでもって、ここのところモチベーションが途切れないので、次に進みます。お題はコレ。
H15
フジミの1/72グラマンKA-6Dイントルーダー。A-6Dのタンカー仕様で、艦載機を支える名脇役っすね。トムキャットを製作中に資料本見てると、ガルグレー/ホワイトのハイビジの機体がもの凄く作りたくなったので、コレをチョイス。
例によってコクピットを製作し、胴体を組む。
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アタマでっかちの印象が強いA-6ですが、全体的にはスマートな機体なのではないかと。フジミのキットはちょいと浅めのスジ彫りのスタンダードで、全体的には問題なし。パテが必要なのは、バリエーションのためか案外と複雑な面構成のためか、複数のパーツで構成される胴体下面、それとダウンにできる前縁スラットを閉じると、主翼下面にやや隙間ができるところぐらい。
と、ここまできて、でかいレドームに入れるオモリの在庫がないことに気づいた。釣具を買ったことのない釣具屋で(笑)、オモリを仕入れてきて、次回に続きます。

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F-4S Day5th

ワタシは、あきらめない。

F-4Sのウォッシング、デカール貼りと進めていたのですが・・・
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ヤバめのデカールが台紙から離れず、案の定ぐにゃっと逝ってしまい、必死の修復もここまで。ここ以外はなんともないので、とりあえず完成させて、近いうちにデカール手に入れて、なんとか修正しよう。

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