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書評<サッカー監督はつらいよ>

サッカー監督はつらいよ
平野 史
サッカー新聞のELGOLAZO連載のコラムをまとめたもの。
構成は主に2部に分かれ、前半はJ1リーグ監督、J氏(仮称)を設定してのサッカー監督の日常、後半はオフト以後の日本代表監督に関するコラムとなっている。代表監督のコラムは星の数ほどあるので、やはりメインは表題となる前半の「サッカー監督はつらいよ」であろう。
「サッカー監督はつらいよ」は、J氏が某チームのGMに監督就任を依頼されるところから始まる。その後は時間軸に沿って、チームの立ち上げからシーズンイン、シーズンの終盤に来て来期の構想に取り掛かるところまで、サッカー監督に1年がまとめられている。もちろん、サッカー監督とは権限があいまいな仕事なので、このJ氏が一般的、とはいえないだろう。それでも、Jリーグの監督の仕事とはどんなものかが把握できる。我々は斬新な戦術とか、選手の力をスカウトする能力とか、スポーツ監督として華やかな部分に目が向きがちだ。しかし実際には、まだまだプロとはいえないフロントとの関係、選手たちやコーチたちとのコミュニケーション、移籍のための根回しといった、我々サラリーマンの中堅管理職(経営陣との関係、部下との関係、人事異動の根回し)と似た仕事がいかに大事かよく分かる。
そういう意味では、少し夢がなくなるような1冊かな(笑)。

初版2006/12 駒草出版/ソフトカバー

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