書評<新・トンデモ超常現象60の真相>
新・トンデモ超常現象60の真相
皆神 龍太郎ほか
本書は「新・トンデモ超常現象56の真相」を増補・改定したもので、幽霊・UMA(未確認生物)・怪奇現象などのオカルト方面の”ウワサ”の真相を追究したものである。
最近のテレビ番組のデータ捏造が明らかにあったとき、ネットで意見の大勢をしめたのが「じゃあ、前世がどうとか、占いがどうとか言ってる番組なんて、内容が丸ごとデタラメじゃねーかよ」というものであった。まったく同意である。その根底にあるオカルトというものが、検証してみるといかにデタラメなものか、本書を読むとよく分かる。”と学会”の人たちはモノ好きなので現地まで行って聞き込みしたりしているが、マスコミのみなさんにも見習って欲しいものだ。
とはいえ、個人的にはUFOとUMAだけはまだ信じてます(笑)。
初版2007/02 楽工社/ソフトカバー
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Comments
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こんにちは。
面白そうな本ですね。
前世云々や占いはまったく信じまへん(笑)
最近のテレビはそんなものを
題材にしたものばかりですね。
細木○子が出てくると、気分が悪くなりまする。
……って、実は私も宇宙人だけは信じてマス(爆)
Posted by: 作左 | 2007.02.11 16:57
>作左さん
こんばんは。
と学会の本はハズレもありますが、これはいいです。
それにしても、なんで強欲なおばさんがテレビ界で幅をきかせてるのか、さっぱり分かりませんねえ。
でも、宇宙人はいますよね、絶対(笑)。
Posted by: ウイングバック | 2007.02.11 20:17