F-4EJ Completed
ハセガワ1/72F-4EJファントムⅡ”ACM MEET2006”、完成しました。
空自3代目の主力戦闘機であるF-4EJは、導入後30年を経てもなお3個飛行隊にて現役であり、アラート任務に就いています。さすがに導入当時のままでは時代についていけないので、FCSを中心に改修を受けたF-4EJ改が開発され、2007年現在、現役にあるF-4EJは飛行開発実験団の機体以外はすべてこの仕様です。
ハセガワの1/72F-4EJ改はシルクスクリーン印刷の良質なデカールが付属する限定版。ロングノーズがなんとなく扁平な気もしますが、フォルムを改造するウデはないので、ファインモールドのエッチングのシートベルトと、金属製の機首プローブ・アンテナ以外はストレートに組んでます。
塗装は那覇基地の302飛行隊の2006年戦技競技会の特別塗装。機首の勇ましいマークのセンスは褒められていいでしょう。
今回はウェザリングが最大のハイライト。ガイアの限定カラーで標準塗装を吹いた後に、パネルラインの継ぎ目をマスキングゾルでマスキング。そこにごく薄く溶いたフラットブラックを吹いて、マスキングゾルを取り、修正を加えて自衛隊機独特のパネルラインが浮き出た感じを再現しています。パネルライン付近のオイルを丁寧に拭き取る整備員さんたちのマメさゆえにこうなるとか。マニュアルはモデルアート別冊のウェザリングテクニック。マニュアルではマスキングゾルを剥がしたあとにさらにブラックを吹くのですが、すでにブラックを吹きすぎていたため、元のグレーを適当に吹くとちょうどよくなりました。。排気口近辺はコピックのオレンジとブラックでムラムラにすることにより、焼けた感じを出してやっています。
マニュアルがあったとはいえ、普段とは違う雰囲気に仕上がり、個人的には久々に満足のデキです。ずっとエアブラシが苦手だったのですが、その苦手意識が一段階ほど薄れた気がして、モチベーションになった気がします。もっと吹きたい、そんな感じです。
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